建物を取り壊すので出てほしい。契約を更新しないと言われた。高齢の単身者にとって、この連絡は費用の問題である前に手続きの問題です。次の部屋を決めようとしても、保証の段階で止まることがあるからです。住宅セーフティネット法には、高齢者などの入居を拒まない賃貸住宅を登録する制度があります。探し方を変えれば、決まる部屋はあります。まずそこから当たってください。
退去を求められたときの立場
言われたその日に出る必要はありません。手続きと期間の決まりがあります。
| 更新しない場合 | 貸主から更新を断るには、正当な事由と期間を置いた通知が要ります。 |
|---|---|
| 正当な事由 | 建物の老朽化など、貸主側の事情だけで当然に認められるわけではありません。 |
| 話し合い | 立ち退きの時期や費用の負担は、話し合いで決まることが多くあります。 |
| 書面 | 受け取った通知は、日付の分かる形で保管してください。 |
慌てて出ると、交渉できたはずの費用も失います。まず通知の内容を確かめ、いつまでに出る話なのかを固めてください。
入居を拒まない住宅の制度
高齢者などの入居を断らない賃貸住宅を登録する仕組みがあります。
| 制度の名前 | 住宅セーフティネット法にもとづく、登録された賃貸住宅です。 |
|---|---|
| 対象 | 高齢者、障害のある人、低額所得者などが、入居を拒まれない対象とされています。 |
| 探し方 | 登録された住宅の情報は、公開されている仕組みで調べられます。 |
| 居住支援法人 | 入居の相談や見守りを担う法人が、都道府県の指定を受けています。 |
一般の物件を断られ続けるより、この仕組みから当たるほうが早く決まります。市の住宅の担当に聞けば、案内を受けられます。窓口は秋田のローンサービスにまとめています。
保証をどう用意するか
連帯保証人か保証会社のどちらかを求められます。
| 連帯保証人 | 家賃の支払いを保証する人です。収入のある親族が求められます。 |
|---|---|
| 保証会社 | 料金を払って保証を受ける仕組みです。初回と更新の料金がかかります。 |
| 緊急の連絡先 | 保証会社を使う場合も、親族などの連絡先を求められます。 |
| 公的な保険 | 家賃の債務保証を支える公的な保険の仕組みもあります。 |
親族に頼めるかどうかを、探し始める前に確かめてください。決まってから頼むと、断られたときに一からやり直しになります。
身寄りがない場合
連絡先になる親族がいない場合も、道はあります。
| 居住支援法人 | 入居後の見守りや相談を担い、貸主の不安を和らげる役割があります。 |
|---|---|
| 残置物の取り決め | 亡くなった後の家財の処理を、あらかじめ委任する契約の仕組みがあります。 |
| モデルの契約条項 | 国が示した契約の条項があり、これを使う物件が増えています。 |
| 相談 | 地域包括支援センターに、住まいの相談として持ち込めます。 |
貸主が心配しているのは、家賃よりも亡くなった後の始末です。そこに手当てがあると分かれば、話は進みます。
42万円を30回で返す場合
初期の費用と引っ越し代をまとめて借りる場合の目安です。
| 条件 | 42万円を年15%で30回に分けて返す場合です。 |
|---|---|
| 毎月の返済 | 16,875円です。 |
| 総返済額 | 506,250円で、利息は86,250円です。 |
| 年齢 | 30回なら2年半です。完済時の年齢が上限に収まるかを確かめます。 |
年金からこの額を2年半払い続けられるかを、先に確かめてください。家賃が下がる分で賄えるなら、移ること自体が家計の改善になります。回数を変えた場合の額は借金の金利計算で試せます。
公営の住宅という選択
所得が低い世帯向けの住宅があります。
| 家賃 | 収入に応じて決まり、民間より低く抑えられます。 |
|---|---|
| 初期の費用 | 礼金や仲介の手数料がかからないのが通常です。 |
| 募集の時期 | 定期の募集があり、応募が多ければ抽選になります。 |
| 単身の高齢者 | 単身でも申し込める住宅があります。条件は募集の案内で確かめます。 |
すぐに入れるとは限らないので、退去の期限が近い場合は並行して民間も探してください。募集の情報は市の住宅の担当が扱っています。
立ち退きの費用
貸主の都合で出る場合、費用の負担を求められることがあります。
| 立退料 | 法律で額が決まっているわけではなく、話し合いで決まります。 |
|---|---|
| 含まれるもの | 引っ越し代、初期の費用、家賃の差額などが考慮されます。 |
| 書面 | 合意した内容は、必ず書面に残します。 |
| 相談 | 額に納得できない場合は、法律の相談を受けられます。 |
提示された額をその場で受け入れる必要はありません。実際にかかる費用を書き出してから話してください。無料の法律相談は秋田のおまとめローンでも触れています。
相談できる窓口
住まいの問題は、一人で抱えると長引きます。
| 地域包括支援センター | 高齢者の暮らし全般の窓口で、住まいの相談も受け付けます。 |
|---|---|
| 市の住宅の担当 | 公営住宅の募集と、登録された住宅の情報を扱います。 |
| 居住支援法人 | 物件探しから入居後の見守りまで支えます。 |
| 社会福祉協議会 | 初期の費用に充てられる貸付の相談ができます。 |
費用の相談と住まいの相談を、別々の窓口でする必要はありません。事情をまとめて話せば、順番を示してもらえます。
動く順番
期限から逆算すると、やることの順が決まります。
| 一つ目 | いつまでに出る話なのかを、通知で確かめます。 |
|---|---|
| 二つ目 | 保証を誰に頼めるかを確かめます。 |
| 三つ目 | 公営と登録された住宅を当たり、並行して民間も見ます。 |
| 四つ目 | 必要な費用を書き出し、足りない分を借りるか相談します。 |
費用の心配から先に始めると、部屋が決まらないまま時間だけが過ぎます。決まる見込みが立ってから、お金の話をしてください。初期の費用の内訳は秋田の少額融資にまとめています。
住まいが決まった後の家計の組み方は秋田でお金を借りるで扱います。
よくある質問
出てほしいと言われたらすぐ出ますか?
高齢だと部屋を借りられませんか?
連帯保証人がいません。
身寄りがまったくない場合はどうしますか?
42万円を借りるといくら返しますか?
公営住宅にはすぐ入れますか?
立退料はいくらもらえますか?
どこから相談すればよいですか?
秋田市の地図
秋田市は区のない中核市です。介護保険と高齢福祉の手続きは市の窓口、年金の相談は年金事務所、住まいの相談は市と居住支援の窓口が受け付けます。