住宅ローンの金利には、取引の内容に応じた引き下げが用意されていることがあります。給与振込、公共料金の口座振替、そしてカードローンの契約。この三つ目が条件に入っている銀行では、枠を作るだけで住宅ローンの金利が下がります。3,000万円を35年で借りる場合、年0.6%と年0.5%の差は毎月1,344円、総額で564,480円。使わずに置いておく枠であれば利息はかかりません。ただし枠は、持っているだけで他の借入の審査に出てきます。得るものと引き換えるものを、先に並べておく話です。
契約そのものが優遇の条件になります
住宅ローンの金利引き下げは、取引の項目をいくつ満たすかで決まる形が多く、その項目にカードローンの契約が含まれることがあります。借りることではなく、契約していることが条件です。
| 給与振込の指定 | その銀行の口座を給与の受取先にします。 |
|---|---|
| 公共料金の口座振替 | 電気やガスの引き落としをまとめます。 |
| カードローンの契約 | 枠を作るだけで条件を満たす扱いにしている銀行があります。 |
いくつ満たすと何ポイント下がるかは銀行ごとに違います。住宅ローンの商品説明に、取引項目と引き下げ幅の一覧が載っています。
すでに住宅ローンを組んでいる人は、いま何項目を満たしているかを確かめてみてください。あと一つで下がる位置にいることがあります。
0.1ポイントで564,480円動きます
住宅ローンは額が大きく期間も長いので、わずかな差が総額に出ます。
| 金利 | 毎月の返済 | 総返済額 |
|---|---|---|
| 年0.5% | 77,878円 | 32,708,760円 |
| 年0.6% | 79,222円 | 33,273,240円 |
3,000万円を元利均等・420回で返済した場合の試算です。引き下げの条件と幅は金融機関により異なります。
毎月の差は1,344円です。35年で積み上げると564,480円になります。
カードローンの枠を使わずに置いておくだけでこの差が得られるなら、判断としては分かりやすい部類です。ただし条件はそれだけではありません。
枠を持つことには別の効果があります
作った枠は、他の場面で見られます。
信用情報には、借入の残高だけでなく契約している枠も登録されます。他社に申し込むとき、この枠は使っていなくても記録として出てきます。
| 残高0円の枠 | 総量規制の計算には入りません。借りていないためです。 |
|---|---|
| 審査での扱い | いつでも使える状態として見られます。判断の材料になります。 |
| 将来の住宅ローン | これから組む場合は、年間返済額の見積もりに影響することがあります。 |
一つ目と二つ目は矛盾していません。法律上の枠の計算と、各社が行う判断は別々に動きます。
すでに住宅ローンを組み終えていて、これから他に借りる予定もないなら、三つ目は問題になりません。逆に、まだ組んでいない段階なら順序を考えてください。仕組みは千葉でお金を借りるにまとめました。
使わなければ利息はかかりません
カードローンは、借りた分にだけ利息がかかります。
枠を100万円で契約しても、引き出していなければ利息は0円です。年会費や維持の費用を取る商品も、通常はありません。
つまり金銭的な負担なしに、住宅ローンの引き下げ条件を一つ満たせることになります。ここが、この組み合わせが成り立つ理由です。
逆に言えば、引き出した瞬間に話が変わります。年14.0%前後で借りることになるので、住宅ローンの年0.5%とは桁が違います。優遇のために作った枠を生活費に使い始めると、得たものより払うものが大きくなります。
どちらに向けるといくら変わるかは返済シミュレーションで確かめられます。
保証会社は住宅ローンとは別です
同じ銀行で契約しても、審査する主体は商品ごとに違います。
住宅ローンには住宅ローン専門の保証会社が付き、カードローンには別の保証会社が付きます。後者は消費者金融やクレジット会社であることがほとんどです。
だから住宅ローンが通ったからといって、同じ銀行のカードローンが自動的に通るわけではありません。判断する相手が違うためです。
逆に、カードローンで断られても住宅ローンの契約に影響することはありません。別々の審査として扱われます。
見られる項目そのものは審査基準に並べました。
解約すると優遇も外れます
条件として使っている以上、契約を続けている必要があります。
カードローンを解約すれば、その項目は満たさなくなります。引き下げの幅が減り、住宅ローンの金利が上がる形になります。
どのタイミングで見直されるかは商品によります。年に一度の見直しで判定する形もあれば、契約の変更があった時点で反映する形もあります。
だから、使わないから解約しようと思ったときには、先に優遇の条件を確かめてください。月1,344円の差は、解約の手間より大きく効きます。
枠を持ち続けることの意味と、そうでない場合の扱いを比べたうえで決める話になります。
枠の額は小さく設定できます
優遇の条件を満たすだけなら、枠は大きい必要がありません。
条件に書かれているのは契約の有無であって、限度額ではないのが通例です。10万円の枠でも100万円の枠でも、項目としては同じ一つに数えられます。
| 小さい枠 | 他社の審査で見られる額も小さくなります。使いすぎる余地もありません。 |
|---|---|
| 大きい枠 | いざというときに使えますが、そのぶん記録に残る額も大きくなります。 |
使う予定がないなら、小さいほうを選んでおくのが筋の通った選び方です。あとから増やすことはできますし、その時点で必要な額を申し出れば足ります。
ただし条件に限度額の指定がある商品も一部にあります。商品説明の但し書きを読んでから決めてください。
千葉で選ぶ場合
優遇の仕組みも審査の考え方も全国共通で、市内6区による違いはありません。
県内には千葉に本店を置く銀行と、各地域の信用金庫があります。地域に基盤を置く金融機関は住宅ローンの取引先になっていることが多く、カードローンの条件もそこで確かめられます。
銀行のカードローンは、審査の途中で警察庁のデータベースへ照会する取り扱いになっています。この工程があるため、申し込んだその日に借りることはできません。優遇のために枠を作るだけなら急ぐ理由もないので、この日数は問題になりません。
手続きの順序と住居の欄の書き方は千葉での借入手続きに、手段ごとの違いは借入先の違いを比較にまとめました。
よくある質問
カードローンで住宅ローンの金利が下がりますか?
どれくらいの差になりますか?
枠を作るだけで費用はかかりますか?
使わない枠でも影響はありますか?
住宅ローンが通ればカードローンも通りますか?
あとで解約してもよいですか?
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