40万円を24回で返す場合、年14.0%なら利息は60,920円、年18.0%なら79,280円です。差は18,360円あり、銀行を選ぶ理由としては十分に見えます。ただしこの18,360円は通った場合の話です。銀行は返済能力の安定性を重く見るため、収入が月ごとに動く働き方では届かないことがあります。試して落ちれば、5営業日と6か月残る記録だけが手元に残ります。
18,360円は通った場合の数字です
金利差の比較は、両方に通る前提で成り立っています。収入に波があると、その前提が崩れることがあります。
まず差そのものを出します。40万円を元利均等・24回で返す場合です。
| 金利 | 毎月の返済 | 返済総額 | 利息 |
|---|---|---|---|
| 年14.0% | 19,205円 | 460,920円 | 60,920円 |
| 年18.0% | 19,970円 | 479,280円 | 79,280円 |
40万円を元利均等・24回で返済した場合の試算です。実際の適用金利は審査により決まり、表示された下限が適用されるとは限りません。
18,360円の差です。毎月で見れば765円で、大きくは感じません。総額で見れば2年ぶんの携帯料金ほどにはなります。
この数字を見て銀行を選ぶのは合理的です。問題は、選べるかどうかが自分の側で決まらない点にあります。
銀行が見ているのは額ではなく形です
年収が同じでも、その中身の見え方が違えば判断が変わります。
| 毎月17万5千円ずつ | 年収210万円。同じ額が同じ日に入っています。 |
|---|---|
| 21万円と14万円を行き来 | 年収210万円。合計は同じで、月ごとの幅があります。 |
合計は1円も違いません。それでも、長い期間にわたって毎月一定額を引き落とす契約を結ぶ側から見れば、この二つは同じではありません。銀行のカードローンは返済期間が長くなりがちで、そのぶん先の安定を見る比重が上がります。
消費者金融が甘いという話ではありません。見る角度が違うということです。期間が短く金額が小さい借入では、先々の安定より直近の返済能力のほうが効いてきます。
つまり収入の形によって、有利な借入先が入れ替わります。金利の数字だけを並べても、この入れ替わりは見えません。
試して落ちたときに失うもの
とりあえず銀行に出してみる、という判断には費用がかかっています。
| 時間 | 銀行の審査には最低1営業日、通常は数営業日かかります。その間は次に進めません。 |
|---|---|
| 記録 | 申し込んだ事実が6か月残ります。借りたかどうかは関係ありません。 |
| 次の審査への影響 | 短い期間に申込が並ぶと、資金繰りが詰まっていると読まれます。 |
18,360円を取りにいって外れた場合、失うのはその18,360円ではなく、上の三つです。急いでいない場面なら時間は払えますが、記録のほうは選べません。
順序として現実的なのは、期限に余裕があるときだけ銀行を先に試すことです。余裕がないなら、最初から届く見込みのある側で組んだほうが、結果として早く安く終わります。
先に確かめられることがあります
落ちるかどうかは事前には分かりませんが、明らかに届かない条件なら先に分かります。
| 申込資格 | 年齢の上限、安定した収入があること、勤続年数の目安。商品説明に書かれています。 |
|---|---|
| 口座の要否 | その銀行の口座を条件にする商品があります。開設から始めると日数が増えます。 |
| 保証会社 | 判断しているのは銀行ではなく保証会社です。同じ保証会社に過去落ちていれば結果は変わりにくくなります。 |
| 他社の残高 | 銀行は総量規制の直接の対象外ですが、各行が自主的な上限を置いています。 |
三つ目は見落とされがちです。銀行名が違っても背後の保証会社が同じことがあり、その場合は独立した判断になりません。商品説明のどこかに保証会社の名前が書かれているので、複数行を検討するなら先に見ておいてください。
自分の残高が枠に対してどうなっているかは総量規制の解説に、審査で見られる項目は審査基準にまとめてあります。
総量規制の外にいることの意味
銀行は銀行法にもとづくため、年収の3分の1という枠が法律としてかかる相手ではありません。ここを有利と受け取る人がいますが、実際には二つの読み方があります。
一つは、枠を超えて借りられる可能性があるという読み方です。もう一つは、法律の歯止めがない代わりに各行が自分で線を引いているという読み方です。2017年以降は後者が実態に近く、自主的な上限は年収の3分の1前後に置かれていることが多くあります。
収入に波がある場合、この自主的な上限は年収の合計で計算されます。閑散期に払えるかどうかまでは見てくれないので、上限まで借りれば自分で組んだ返済計画のほうが先に破れます。枠の広さと返せる額は別に数えてください。
当日には届きません
期限が今日なら、銀行は最初から候補に入りません。
2018年以降、銀行がカードローンを審査する際には警察庁のデータベースへ照会することになっており、この工程に最低1営業日かかります。受取方法を工夫しても縮まりません。金曜に申し込めば、結果は早くて月曜以降です。
逆に言えば、2週間の猶予があるなら金利の低い側を狙う時間があります。期限がいつかで候補の幅が決まる点は京都で今すぐお金が必要に、当日中に終わらせる条件は京都の即日融資に分けました。
返済期間が延びるともう一つ効いてきます
銀行の金利が低いことには、副作用があります。毎月が軽くなるぶん、返す期間を長めに設定しやすくなる点です。
40万円の例では24回で組みました。同じ40万円を年14.0%のまま48回に延ばせば毎月は10,931円まで下がりますが、利息は124,688円になります。24回のときの60,920円と比べて63,768円の増加です。年18.0%の24回で払う79,280円より、年14.0%の48回のほうが高くつくということです。
| 条件 | 毎月の返済 | 利息 |
|---|---|---|
| 年14.0%・24回 | 19,205円 | 60,920円 |
| 年18.0%・24回 | 19,970円 | 79,280円 |
| 年14.0%・48回 | 10,931円 | 124,688円 |
40万円を元利均等で返済した場合の試算です。
低い金利を選んだつもりで、総額では高いほうを選んでいることになります。比べるときは金利だけでなく回数をそろえてください。そろえないかぎり、どちらが安いかは出ません。
収入に波がある働き方では、毎月を軽くしたい動機が強く働きます。閑散期でも払える額に落としたい、という理由は正当ですが、そのために回数を倍にすれば利息も倍以上になります。落としどころは返済シミュレーションで回数を動かしながら探すのが確実です。
京都の地域金融機関という選択肢
大手だけが銀行ではありません。府内に営業基盤を持つ地方銀行や信用金庫にも、個人向けの商品があります。
こうした商品には、営業区域内に住んでいるか勤めていることを条件にするものがあります。条件がある反面、金利が大手より低く設定されている場合があり、比較サイトには載りにくいので見落とされます。
ただし窓口へ出向くことや口座を開くことが前提になっていることが多く、手続きの日数は延びます。急がない借入で金額が大きいときにだけ効いてくる選択肢です。
もうひとつ、地域の金融機関は相談の窓口としても使えます。借りられるかどうかを聞きに行くだけなら費用はかかりません。手段全体のなかでの位置づけは京都でお金を借りるから辿ってください。
よくある質問
銀行と消費者金融で利息はどれくらい違いますか?
収入に波があると銀行は不利ですか?
とりあえず銀行に申し込んでみてもよいですか?
複数の銀行に出せば通る確率は上がりますか?
銀行なら年収の3分の1を超えて借りられますか?
期限が今日でも銀行を検討できますか?
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