年収として数えられるのは、日本で得て書類で示せる収入です。母国で得ている収入も、母国から送られてくるお金も、ここには入りません。世帯として見れば入ってくるお金でも、契約は一人ずつなので、枠は申し込む本人の年収で決まります。収入証明書が求められるのは、1社から50万円を超えるとき、または他社と合わせて100万円を超えるときです。その手前なら、書類なしで進む場合があります。
年収に入るのは日本での収入
日本で得て、源泉徴収票や課税証明書で示せる収入だけが年収です。
| 給与 | 税や保険料を引く前の額面が年収です。手取りではありません。 |
|---|---|
| 事業の収入 | 自営なら、確定申告の控えに載る金額で見ます。 |
| 母国の収入 | 母国で働いて得ている収入は、日本の年収には足せません。 |
| 資産 | 預金の残高は収入ではありません。年収の計算には入りません。 |
手取りを年収として申告すると、書類と食い違います。給与明細の総支給額を見てください。上限の計算そのものは借金の限度額にまとめています。
母国からの送金の扱い
母国の家族から送られてくるお金は、収入として数えません。
| 仕送り | 家族からの援助は、年収の計算に入りません。 |
|---|---|
| 留学生の場合 | 学費や生活費の援助があっても、本人の年収にはなりません。 |
| 贈与 | まとまった額を受け取った場合、税の扱いは別に確かめてください。 |
| 通帳の入金 | 入金の記録があっても、収入の証明にはなりません。 |
通帳に毎月入金があるから借りられる、とはなりません。収入として認められるのは、働いて得たと書類で示せるものです。収入のない場合の借入は那覇の学生・主婦の借入で扱います。
収入を示す書類
どれか一つを出せば足りる場合がほとんどです。
| 源泉徴収票 | 勤め先が年末に交付します。前の年の額面の年収が載ります。 |
|---|---|
| 課税証明書 | 市の窓口で取れます。前の年の収入が載ります。 |
| 給与明細 | 直近の数か月分で、これからの見込みを示します。 |
| 確定申告の控え | 自営の場合に使います。受付の記録が付いたものが要ります。 |
課税証明書は、住民登録のある市で取ります。年の途中で引っ越した場合、1月1日に住んでいた市が発行する点に注意してください。課税証明書を取る窓口は那覇のローンサービスで扱います。
書類が要る境目
金額の線を超えると、提出が求められます。
| 1社から | その会社からの借入が50万円を超えるときです。 |
|---|---|
| 合計で | 他社と合わせた借入が100万円を超えるときです。 |
| 手前の場合 | この線の手前なら、書類なしで進むことがあります。 |
| 会社の判断 | 線の手前でも、確かめるために提出を求める会社はあります。 |
書類なしで借りられることと、審査がないことは別です。信用情報の照会も在籍の確認も行われます。書類なしの範囲は収入証明書不要の借入にまとめています。
働き始めて間もない場合
日本で働き始めた年は、前の年の書類に収入が載りません。
| 課税証明書 | 前の年に収入がなければ、金額が載らないか発行されません。 |
|---|---|
| 給与明細 | 直近の数か月分で、月額から年収の見込みを示します。 |
| 雇用の契約書 | 月給や時給と勤務の時間が書かれていれば、見込みの材料になります。 |
| 見込みの計算 | 月額に12を掛けた額で申告するのが一般的です。 |
賞与を含めて多く申告すると、書類と合わなくなります。確実に入る分だけで計算してください。
掛け持ちで働く場合
複数の勤め先があるなら、合計で見ます。
| 合算 | それぞれの収入を足した額が年収です。 |
|---|---|
| 書類 | 勤め先ごとの書類が要ります。片方だけでは足りません。 |
| 主な勤務先 | 在籍確認は、申告した主な勤め先に行われます。 |
| 資格外活動 | 許可の範囲で働く場合、すべての勤め先の時間を合計します。 |
確定申告をしていれば、その控えで合計を示せます。していないなら、勤め先ごとの源泉徴収票をそろえてください。
非課税の給付の扱い
税のかからない給付は、書類に載りません。
| 載らないもの | 雇用保険の給付や一部の手当は、源泉徴収票に出てきません。 |
|---|---|
| 年収との関係 | 給与ではないため、年収として数えられないのが通常です。 |
| 家計としては | 入ってくるお金なので、返済の原資にはなります。 |
| 申告 | 審査で聞かれたら、収入とは別に説明して差し支えありません。 |
枠の計算には入らなくても、返せるかどうかの判断では材料になります。隠さずに伝えてください。
書類がそろわないとき
なくした書類は、たいてい再発行できます。
| 源泉徴収票 | 勤め先に頼めば再発行されます。 |
|---|---|
| 課税証明書 | 市の窓口で、その都度取れます。 |
| 確定申告の控え | 税務署で内容を確かめる手続きがあります。 |
| 時間 | 取り寄せに数日かかるので、急ぐなら先に手を付けます。 |
書類がないことを理由に額を下げて申し込むより、取り寄せてから出すほうが結果は良くなります。手続きの実費は那覇の少額融資で扱います。
世帯の収入との違い
世帯で見る制度と、本人で見る借入は別の考え方です。
| 公的な制度 | 世帯の所得で判定するものが多くあります。 |
|---|---|
| 借入の枠 | 申し込む本人の年収で決まります。 |
| 配偶者貸付 | 夫婦の収入を合わせて計算できる例外の仕組みがあります。 |
| 使い分け | 収入のある側が借りて、家計の中で分けるほうが枠は取れます。 |
同じ世帯でも、名義が違えば別の契約です。誰の名前で借りるかを先に決めてください。配偶者の枠の扱いは配偶者貸付にまとめています。
よくある質問
年収は手取りですか、額面ですか?
母国で得ている収入は足せますか?
家族からの仕送りは収入になりますか?
収入証明はいつ求められますか?
今年から働き始めました。何を出しますか?
掛け持ちの収入はどう示しますか?
非課税の給付は年収に入りますか?
配偶者の収入で借りられますか?
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