貸金業は、登録を受けなければ営めません。営業所が一つの都道府県にあれば知事、複数にまたがれば財務局の登録です。番号は「岡山県知事(1)第○○号」のように表示され、括弧の中の数字は更新の回数を示します。3年ごとの更新なので、(1)なら3年未満、(5)なら12年以上続いているという意味です。登録のない相手から借りれば、利息制限法も出資法も守られません。年109.5%を超える契約は貸金業法第42条により無効ですが、無効だから返さなくてよいという話には現実には収まりません。
登録番号の読み方があります
表示された番号は、登録した主体と更新の回数を示しています。数字を読めば、その業者がどれだけ続いているかが分かります。
| 前半 | 登録した主体です。都道府県知事か、財務局長。 |
|---|---|
| 括弧の中 | 更新の回数です。登録は3年ごとに更新します。 |
| 後半 | 登録の番号です。 |
(1)なら登録から3年に満たない業者です。それだけで問題があるわけではありませんが、実績の長さを見る材料にはなります。
番号が書かれていない、あるいは検索しても出てこない場合は、そこで止めてください。
知事登録と財務局登録の違い
どちらの登録を受けるかは、営業所の置き方で決まります。
| 知事登録 | 営業所が一つの都道府県内にある場合です。 |
|---|---|
| 財務局登録 | 営業所が二つ以上の都道府県にまたがる場合です。 |
| 規制の内容 | どちらも貸金業法の規制を受けます。内容に差はありません。 |
知事登録だから小さい、財務局登録だから安心、という単純な話ではありません。見るべきは登録の有無です。
相談や苦情を持ち込む先は、この区分で変わります。知事登録なら都道府県の担当課、財務局登録なら管轄の財務局です。
高齢の親が狙われる形
介護が始まると、親のもとに届く勧誘が増えることがあります。
| 訪問 | 不要な工事や高額な商品を売る話が入ります。 |
|---|---|
| 電話 | 資産の運用や、未払いがあるという連絡を装います。 |
| 郵便 | 融資の案内を装ったものが届きます。 |
本人の判断する力が弱っていれば、断るための構えも同じだけ弱まります。しかも子の側は離れて暮らしていることが多く、気づくまでに時間がかかります。
訪問による一定の取引には、契約後に申込みを撤回できる制度があります。期間が限られているので、気づいた時点で消費生活センターへ持ち込んでください。
親の郵便物や通帳を定期的に見ておくと、動きに早く気づけます。記録の残し方は岡山でお金を借りる方法に置きました。
先に金銭を求める相手
貸すと言いながら、貸す前に金を求める相手がいます。
保証料、手数料、信用調査費、振込先の登録料。名目はさまざまですが、共通しているのは貸付が実行される前に払わせる点です。
正規の業者は、貸付の前に金銭を求めません。利息は貸したあとに発生するものだからです。
急いでいるほど、この手口は効きます。介護の費用で追い詰められている人は、まさに標的にされる層です。夜間に届いた話にその場で答えないという原則は岡山の24時間対応にも書きました。
年金を担保に取ることはできません
年金を受け取る権利は、譲り渡すことも、担保に入れることも、差し押さえることもできません。法律が定めています。
| 年金証書を預かる | 正規の業者は行いません。 |
|---|---|
| 通帳とカードを預かる | 実質的に年金を担保に取る行為です。 |
| 代理で受け取る | 本人以外が受け取る形は認められません。 |
親の年金を当てにして親名義で借りる形も避けてください。返済が滞れば、請求は名義人である親に向かいます。
親の資産から払う必要があるなら、金融機関への代理人の届出か、後見の制度が筋です。
金利の線が三本あります
金利には、性質の違う三本の線が引かれています。
| 法律 | 線 | 越えた場合 |
|---|---|---|
| 利息制限法 | 元本により年15.0%から20.0% | 超えた部分は無効です |
| 出資法 | 年20.0% | 刑事罰の対象になります |
| 貸金業法第42条 | 年109.5% | 契約そのものが無効です |
利息制限法の上限は、元本10万円未満が年20.0%、10万円以上100万円未満が年18.0%、100万円以上が年15.0%です。
一本目を越えていれば民事の問題、二本目を越えていれば犯罪です。三本目まで行けば契約が成立していないことになります。
ただし無効であっても、渡された金をめぐる争いは残ります。関わらないのがいちばん安い解決です。
広告にも規制があります
貸金業法第15条は、広告に表示すべき事項を定めています。
商号、登録番号、貸付の利率。これらが書かれていない広告は、それ自体が規制に反しています。
逆に、書いてはいけないこともあります。誤解を生む表示や、資金需要を煽る表示は禁じられています。審査なしと掲げるものは、第13条の調査義務と両立しません。
広告の段階で線を越えている相手は、契約の段階でも越えます。照合の手順は正規の貸金業者に並べました。
岡山で確かめる方法
登録の有無は、金融庁が公開している登録貸金業者情報検索サービスで確認できます。商号と登録番号を入れて突き合わせてください。
県内に営業所だけを置く業者なら岡山県知事の登録です。全国に展開している大手は財務局の登録になります。
被害に遭った、あるいは疑わしいと感じた場合は、警察と消費生活センターの両方が窓口です。法律の手続きが要るなら法テラスがあります。
市内4区のどこからでも相談できます。借りる手段そのものをどう並べるかは岡山でお金を借りるに、期間を区切って使う考え方は岡山の消費者金融に置きました。
よくある質問
登録番号はどう読みますか?
知事登録と財務局登録は違いますか?
親あてに勧誘の話が届きます。
貸す前に手数料を求められました。
年金を担保に借りられますか?
金利の上限はいくつありますか?
岡山市の地図
社会福祉協議会は市内4区のすべてに置かれています。担当になるのは住民登録のある区で、介護保険の窓口は介護を受ける本人の住所地です。