医療的ケアが必要な子のいる世帯が使える制度は、医療費、手当、用具、貸付の四つに分かれます。窓口も申請の時期も別々で、要件が合えば重ねて使えます。知らないまま自費で払っている例が実際に多く、逆に言えば一度まとめて確かめるだけで毎月の負担が変わります。申請しなければ始まらないという点は、どの制度も同じです。
このページの内容
要件が合えば重ねられる
制度ごとに、窓口も申請の時期も違います。
| 医療費 | 保健所と市の窓口に分かれます。 |
|---|---|
| 手当 | 市の窓口が受け付けます。 |
| 用具 | 障がい福祉の担当です。 |
| 貸付 | 社会福祉協議会が扱います。 |
一つの窓口で全部は分かりません。順に回ることになります。
小児慢性特定疾病の助成
対象の疾病であれば使えます。
| 対象 | 国が定める疾病と、その状態の基準に当てはまる場合です。 |
|---|---|
| 効果 | 医療費の自己負担に、月ごとの上限が設けられます。 |
| 上限 | 世帯の所得に応じて、段階的に決まります。 |
| 申請 | 医師の意見書を添えて、保健所に申請します。 |
年度ごとの更新が要ります。期限を切らさないでください。
自立支援医療という入口
身体の障害の治療に使う制度です。
| 育成医療 | 児童の身体の障害の治療が対象です。 |
|---|---|
| 効果 | 自己負担の割合が下がり、上限も設けられます。 |
| 指定 | 指定された医療機関での治療が対象です。 |
| 併用 | ほかの助成と、どちらが有利かは状況で変わります。 |
同じ治療でも制度によって負担が違います。窓口で比べてもらってください。
自治体の医療費助成
市や県の独自の制度です。
| 子ども医療費 | 年齢の範囲内で、自己負担が助成されます。 |
|---|---|
| 重度心身障害者医療費 | 手帳の等級に応じて助成されます。 |
| 所得 | 制限が設けられていることがあります。 |
| 方式 | 窓口で無料になる形と、後から戻る形があります。 |
後から戻る形なら、いったん立て替えが要ります。
特別児童扶養手当
養育する人に支給されます。
| 対象 | 一定の障害がある20歳未満の児童を養育する人です。 |
|---|---|
| 等級 | 障害の程度によって、1級と2級に分かれます。 |
| 所得 | 本人と扶養義務者の所得に制限があります。 |
| 支給 | 年に数回に分けて支給されます。 |
診断書を添えて申請します。認定までに日数がかかります。
障害児福祉手当
児童本人に支給されます。
| 対象 | 重度の障害があり、日常生活で常時の介護を要する児童です。 |
|---|---|
| 年齢 | 20歳未満が対象です。 |
| 所得 | こちらにも所得の制限があります。 |
| 併給 | 特別児童扶養手当と、あわせて受けられる場合があります。 |
両方の対象になることがあります。片方だけで止めないでください。
用具と補装具の給付
買う前に相談する制度です。
| 日常生活用具 | 市が定める品目に給付が出ます。 |
|---|---|
| 補装具 | 車いすや座位保持装置が対象です。 |
| 基準額 | 品目ごとに上限があり、超えた分は自己負担です。 |
| 事前申請 | 買ってからでは、対象にならないのが通常です。 |
立て替えの扱いは青森の消費者金融にまとめています。
無利子に近い貸付
それでも足りない場合の受け皿です。
| 生活福祉資金 | 社会福祉協議会が扱い、無利子または低い利率です。 |
|---|---|
| 療養の資金 | 療養や介護に使える区分があります。 |
| 要件 | 低所得の世帯であることなどが定められています。 |
| 日数 | 決定まで時間がかかるため、早く相談します。 |
民間から借りる前に、ここを当たってください。
申請を進める順番
同時に進めるほど、早く整います。
| 保健所 | 医療費の助成の対象かを確かめます。 |
|---|---|
| 市の窓口 | 手当と用具の給付を申請します。 |
| 社会福祉協議会 | 無利子または低い利率の貸付を相談します。 |
| 最後に | 残った不足分だけを、期間を決めて借ります。 |
窓口の並びは青森のローンサービスにまとめています。不足する分の試算は借金の金利計算でできます。当たる順番は青森でお金を借りるで扱います。
民間で使途を決めずに借りる形は青森のフリーローンに並べています。
よくある質問
制度は重ねて使えますか?
要件が合えば併用できます。医療費、手当、用具、貸付はそれぞれ別の制度で、窓口も申請の時期も違います。
医療費の上限はどう決まりますか?
小児慢性特定疾病なら、世帯の所得に応じて段階的に決まります。医師の意見書を添えて保健所に申請します。
自立支援医療とどちらが有利ですか?
状況によります。同じ治療でも制度によって負担が違うので、窓口で比べてもらってください。
自治体の助成もありますか?
子ども医療費と重度心身障害者医療費があります。窓口で無料になる形と、後から戻る形があります。
手当は誰に支給されますか?
特別児童扶養手当は養育する人に、障害児福祉手当は児童本人にです。両方の対象になることがあります。
器具は給付されますか?
日常生活用具と補装具の給付があります。品目ごとに基準額が決まっており、購入した後の申請は対象外です。
無利子で借りられますか?
社会福祉協議会の生活福祉資金に、療養や介護に使える区分があります。世帯についての要件が決められています。
どの順番で回りますか?
保健所、市の窓口、社会福祉協議会の順です。残った不足分だけを最後に借ります。
本ページの制度の要件と金額は一般的な定めをまとめたもので、対象の疾病や所得の基準、自治体の助成の内容は異なります。各窓口で確かめてください。
青森市の地図
青森市は中核市で区がありません。小児慢性特定疾病の申請は青森市保健所、手当と日常生活用具の給付は市の障がい福祉の窓口、生活福祉資金の貸付は市の社会福祉協議会が受け付けます。