100万円を年9.0%で60回のフリーローンにしたとして、途中で30万円を繰上返済したとします。削れる利息は、12回目に期間短縮型で入れれば100,677円。36回目に返済額軽減型で入れれば38,733円。同じ30万円で2.6倍の差がつきます。決めるのは金額ではなく、いつ入れるかと、どちらの型を選ぶかです。
同じ30万円で削れる利息が2.6倍違う
100万円、年9.0%、60回払い。毎月の返済は20,758円で、繰上返済をしなければ利息は245,501円です。ここに30万円を投入する時期と型を変えて並べます。
| 実行する回 | 期間短縮型 | 返済額軽減型 |
|---|---|---|
| 12回目 | 100,677円 | 58,345円 |
| 24回目 | 68,492円 | 43,437円 |
| 36回目 | 38,733円 | 28,930円 |
数字は削減できる利息額です。元金100万円、実質年率9.0%、元利均等60回を前提とした試算です。
最も効くのは、早い時期に期間短縮型で入れることです。最も効かない組み合わせと比べて、削れる額は2.6倍になります。
期間短縮型と返済額軽減型
繰上返済には二つの型があり、申込時に選びます。同じ30万円を入れても、何が変わるかが違います。
| 期間短縮型 | 返済額軽減型 | |
|---|---|---|
| 毎月の返済額 | 20,758円のまま | 13,293円に下がる |
| 完済までの回数 | 41回目で完了 | 60回目のまま |
| 削れる利息 | 100,677円 | 58,345円 |
12回目に30万円を繰上返済した場合の比較です。
期間短縮型は残りの48回が29回になります。19回分、1年7か月早く終わります。返済額軽減型は回数を動かさず、毎月を7,465円軽くします。
利息は残高に対して毎月かかるものなので、残高が消えている期間が長いほど総額は減ります。回数を削るほうが有利になるのはこのためです。
早いほど効くのはなぜか
時期による差は、その30万円が「あと何回分の利息を背負っていたか」で決まります。
12回目の時点で残高は834,170円、残りは48回あります。ここで消した30万円は、48回分の利息を負担せずに済みます。36回目なら残高は454,383円で、残りは24回。同じ30万円が背負っていた利息は半分しかありません。
| 12回目に実行 | 残り48回分の利息が消えます。削減100,677円。 |
|---|---|
| 24回目に実行 | 残り36回分。削減68,492円。 |
| 36回目に実行 | 残り24回分。削減38,733円。 |
手元に資金が貯まるのを待って36回目に入れるより、少額でも早く入れるほうが効くという構造です。金額と時期を変えた場合の動きは返済シミュレーションで確かめられます。
どちらの型を選ぶか
総額だけを見れば期間短縮型ですが、常にそちらがよいとは限りません。
| 期間短縮型が向く | 毎月の20,758円を今後も無理なく払える場合。総額が最も減ります。 |
|---|---|
| 返済額軽減型が向く | 収入が下がる見込みがある場合。月々が7,465円軽くなり、家計の余裕になります。 |
毎月の支払いが苦しくなって滞れば、返済が遅れた場合の扱いとなり、削減した利息以上の損失が出ます。総額の有利さだけで決める話ではありません。
判断に迷う場合、まず軽減型で余裕を作り、家計が安定してから改めて期間短縮型で入れるという順序も取れます。
手数料と最低金額を先に確認する
繰上返済の条件は商品ごとに違います。効果を計算する前に、そもそも実行できるかを確かめてください。
| 確認する項目 | ありがちな条件 |
|---|---|
| 手数料 | 無料の商品もあれば、1回あたり数千円かかる商品もあります。 |
| 最低金額 | 1万円以上、あるいは1回分の返済額以上といった下限が設けられます。 |
| 受付方法 | 会員ページのみ、電話のみ、窓口のみと分かれます。 |
| 回数の制限 | 年間の実行回数に上限がある場合があります。 |
手数料が1回5,000円で、削減できる利息が8,000円であれば、実質の効果は3,000円です。少額を何度も入れる使い方は、手数料が無料の商品でなければ成立しません。
反映日で利息が変わる
申し込んだ日と、返済が反映される日は同じではありません。
多くの商品では、申込から実行まで数営業日を要します。その間も利息は日割りで発生します。月末に申し込んで翌月初の反映になれば、1か月分の利息を余分に払う形になります。
| 確認すること | 申込から何営業日で反映されるか。 |
|---|---|
| 約定日との関係 | 約定返済日の直前に重ねると、処理が翌月に回ることがあります。 |
約定日から少し離れた時期に、余裕をもって申し込むのが安全です。
全額を繰上返済する場合
残高すべてを一括で返す場合、扱いが一部変わります。
一部繰上返済とは手続きが別で、完済日までの日割り利息を含めた金額が提示されます。この金額には有効期限があり、指定日を過ぎると再計算になります。
| 手順 | 会社に完済額を照会し、提示された金額を指定日までに入金します。 |
|---|---|
| 完済後 | 契約書などの書面が返却されます。受け取りを確認してください。 |
複数の借入がある場合、どれから完済するかで総額が変わります。金利の高いものから消すのが原則です。手段ごとの金利水準は借入方法の比較にまとめています。
手元に資金がない場合の代替
繰上返済には現金が要ります。30万円を用意できないときに、同じ方向の効果を出す手段が借り換えです。
24回目の時点で残高は652,784円、残りは36回。このまま年9.0%で払い切ると利息は94,517円です。同じ残高を年5.0%で借り換えて36回で返すと、利息は51,539円になります。
| 毎月 | 残り36回の利息 | |
|---|---|---|
| そのまま年9.0% | 20,758円 | 94,517円 |
| 年5.0%へ借り換え | 19,565円 | 51,539円 |
借り換え時の事務手数料や保証料は含めていません。
削減額は42,978円。24回目に30万円を繰上返済した場合の68,492円には届きませんが、手元資金なしで実行できます。毎月も1,193円軽くなります。
ただし借り換えは新規の契約であり、審査を通る必要があります。審査で見られる点は審査基準にまとめてあります。
名古屋で申し込む場合
名古屋で扱われているフリーローンは、地域の金融機関のものと全国展開する銀行のものに分かれます。
| 地域の金融機関 | 来店を求められる場合があります。繰上返済も窓口扱いのことがあります。 |
|---|---|
| 全国展開の銀行 | オンラインで完結する商品が多く、繰上返済も会員ページから実行できます。 |
繰上返済を前提に組むなら、受付方法と手数料を契約前に比べてください。金利が0.5%低くても、繰上返済のたびに手数料がかかる商品では逆転することがあります。
銀行系の条件は名古屋の銀行カードローン、名古屋全体の選択肢は名古屋でお金を借りるで確認できます。
よくある質問
繰上返済で利息はどれだけ減りますか?
期間短縮型と返済額軽減型はどう違いますか?
資金が貯まるまで待ったほうがよいですか?
繰上返済に手数料はかかりますか?
申し込んだ日にすぐ反映されますか?
名古屋ではどこで扱っていますか?
名古屋市の地図
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