100万円を年9.0%で60回返す場合、元利均等なら毎月20,758円で一定、利息は245,501円です。元金均等を選ぶと初回は24,167円と重くなりますが、毎月下がり続けて最終回は16,792円。利息は228,750円で16,751円少なくなります。29回目からは月々の負担も元利均等より軽くなる。契約時に選べる項目です。
2つの返済方式で総額が変わる
フリーローンは証書貸付のため、返済方式を選べる商品があります。100万円を年9.0%・60回で比べます。
| 方式 | 初回 | 最終回 | 利息合計 |
|---|---|---|---|
| 元利均等返済 | 20,758円 | 20,758円 | 245,501円 |
| 元金均等返済 | 24,167円 | 16,792円 | 228,750円 |
年9.0%での試算です。取り扱う方式は金融機関により異なります。
元金均等のほうが利息は16,751円少なくなります。そのかわり初回の負担は3,408円重い。同じ金額を同じ金利で借りても、返し方の型で総額が変わります。
29回目に負担が逆転する
元金均等は毎月少しずつ返済額が下がります。どこで元利均等を下回るのかを見ると、判断しやすくなります。
| 1回目から28回目 | 元金均等のほうが重くなります。 |
|---|---|
| 29回目以降 | 元金均等のほうが軽くなります。 |
| 最終回 | 16,792円。元利均等より3,967円軽い水準です。 |
60回のうち、重いのは前半の28回だけです。折り返しを過ぎれば毎月の負担は元利均等より下がり続けます。
逆に言えば、最初の2年半を乗り切れるかが選択の基準になります。収入が安定していて序盤に余裕があるなら、元金均等のほうが総額で有利です。
なぜ元金均等のほうが利息が少ないのか
元本の減り方が違うためです。
元金均等では、毎月の元本充当額が一定です。100万円を60回なら、毎月16,667円ずつ確実に元本が減ります。元利均等では初回の元本充当が13,258円にとどまり、序盤ほど元本が減りません。
| 元金均等の初回 | 返済24,167円のうち、元本は16,667円(69%) |
|---|---|
| 元利均等の初回 | 返済20,758円のうち、元本は13,258円(64%) |
利息は残高に対してかかるため、残高が早く減るほど利息の総額は小さくなります。元金均等は最初から一定のペースで元本を削るぶん、残高が早く落ちていきます。
方式ごとの総額は返済シミュレーションで出せます。
どちらを選ぶべきか
総額だけを見れば元金均等ですが、実務では他の要素も関わります。
| 状況 | 向いている方式 |
|---|---|
| 収入が安定していて序盤に余裕がある | 元金均等。総額が少なく済みます。 |
| 毎月の額を一定にしたい | 元利均等。家計の管理がしやすくなります。 |
| 借入額が大きく序盤の差が響く | 元利均等。初回の負担を抑えられます。 |
| 数年後に収入が減る見込みがある | 元金均等。後半ほど軽くなります。 |
なお、元金均等を扱っていない商品もあります。カードローン型はほぼ元利均等か残高スライドで、元金均等は証書貸付に特有の選択肢です。
返済方式による差の大きさは大阪のカードローンにも実額で示しました。
フリーローンは借り足せない
返済方式のほかに、もう一つ構造的な違いがあります。借入が契約時の1回だけという点です。
| フリーローン | 契約時に金額と回数が確定し、そのとおりに返して終わります。 |
|---|---|
| カードローン | 枠の範囲で何度でも借りられます。終わりは自分で決めます。 |
足りなくなれば審査を受け直すことになります。不便に見えますが、この不便さが前の節の16,751円を守っています。元金均等が成り立つのは、残高が減る一方だと決まっているからです。枠から何度でも引き出せる契約では、支払いが毎月下がっていく設計そのものが組めません。
言い換えると、返済方式を選べることと借り足せないことは、別々の特徴ではなく同じ仕組みの表と裏です。カードローンで100万円を借りて途中で10万円を引き出せば、減っていたはずの残高はそこで戻ります。
金利の水準もフリーローンのほうが低く、年5.0%から10.0%台が中心です。金額も回数も契約時に確定し、途中で残高が増えないぶん、貸す側が先を読みやすいという事情によります。
使いみちの証明を求められる
使途自由をうたっていても、申込時に目的を聞かれることがあります。金融機関によっては見積書や請求書の提出を求められます。
| 提出を求められやすい | 教育費、リフォーム、医療費、冠婚葬祭など、金額が大きく資料の出やすい用途 |
|---|---|
| 求められにくい | 少額の場合や、使途自由型として設計されている商品 |
例外は事業向けの資金です。個人向けに設計された商品なので、ほとんどが商品説明の段階で対象外と書いています。事業に充てるなら、審査の枠組みそのものが別のものになります。
資料を出すこと自体は不利ではありません。金額と時期が資料から確定するため、回数を決めやすくなります。返済方式を選ぶには回数が先に決まっている必要があるので、むしろ噛み合っています。
他の借入をまとめるのが目的なら、おまとめ専用の商品のほうが条件が合う場合があります。判断の材料はおまとめの解説に置きました。
審査と手続きにかかる時間
カードローンより日数がかかります。扱う金額が大きく、集める書類も多いためです。返済方式まで選ぶ商品なら、そのぶん確認の項目も増えます。
| 工程 | 目安 |
|---|---|
| 仮審査 | 数時間から数日 |
| 書類の提出 | 本人確認書類、収入証明書、使途の資料 |
| 本審査 | 数日から1週間程度 |
| 契約・入金 | 契約後、数日 |
金融機関ごと、また窓口かオンラインかによって日数は前後します。
当日の入金には向きません。逆に言えば、この日数を許容できる場面でしか返済方式の選択は使えないということです。急いでいる場面での動き方は大阪の即日融資に工程ごとの所要時間まで出しました。
繰上返済の扱いを確認する
早く返したい場合の手続きにも差があります。
カードローンはもともと随時返済を織り込んだ設計で、アプリやATMから好きなときに上乗せできます。手数料は無料のことが多い。
証書貸付の形をとるフリーローンでは、繰上返済に手数料を置いている商品があります。一部の繰上げで数千円、全額の繰上げで数千円から1万円台という設定が目につきます。
この額を、前の節の16,751円と並べてください。元金均等を選んで60回かけて浮くのがその額です。全額繰上げに1万円の手数料がつく商品なら、方式の選択で得た分の6割がそこで戻ります。金利が低い商品ほど、手数料が削減分に対して重くなるということです。
| カードローン | 随時返済が容易。手数料は無料のことが多い。 |
|---|---|
| フリーローン | 手数料がかかる商品があります。契約前に確認してください。 |
繰り上げて返す前提があるなら、この項目は金利と同じくらい重要になります。
保証料が上乗せされる商品がある
表示されている金利のほかに、保証料がかかる商品があります。見落とすと実際の負担が変わります。
無担保のフリーローンでは保証会社が付くことが多く、その保証料の扱いは二通りです。金利に含まれている場合と、金利とは別に徴収される場合があります。
| 金利に含まれる | 表示された年率がそのまま負担です。比較しやすい形です。 |
|---|---|
| 金利と別に徴収 | 表示金利に上乗せされます。実質の負担は表示より重くなります。 |
後者の場合、契約時に一括で支払う型と、毎月の返済に上乗せされる型があります。年0.5%から2.0%程度が上乗せされる例が見られ、100万円を60回で返すなら数万円の差になります。
比べるときは、保証料を含めた実質年率で並べてください。商品説明の「保証料」「保証会社」という項目に記載があります。金利差がどの規模から実益になるかは借入先の比較に整理しました。
大阪で申し込む場合
商品性も審査の基準も全国で共通しており、地域によって有利不利は生じません。
一方でフリーローンには、地方銀行や信用金庫が地域の利用者向けに組んだ商品もあります。大阪府内に本店や営業基盤を持つ金融機関では、営業区域内に居住または勤務していることを条件とする商品が見られます。この場合、大阪市内に住んでいることが申込要件になります。
こうした商品には、大手のカードローンより低い金利が付いていることがあります。そのかわり窓口へ出向くことや口座を開くことが前提になっている場合が多く、手続きの日数はさらに延びます。返済方式を選べるかどうかも商品によって分かれるため、申込の前に確かめてください。
フリーローンは使途を問われない代わりに、審査に時間がかかります。急ぐ場合まで含めるなら大阪でお金を借りるから辿ってください。
よくある質問
元利均等と元金均等はどちらが得ですか?
元金均等はいつから軽くなりますか?
なぜ元金均等のほうが利息が少ないのですか?
フリーローンとカードローンの違いは何ですか?
使いみちの証明は必要ですか?
大阪ならではの商品はありますか?
大阪市の地図
社会福祉協議会は市内24区のすべてに置かれています。窓口へ行く前に受付の時間を確かめておくと確実です。