住宅ローンの借り換えに合わせて、カードローンの残高を一本にまとめる商品があります。数字だけを見れば有利です。残高300万円を年15.0%・5年で返せば毎月71,370円、利息1,282,200円。これを住宅ローンに乗せて年1.0%・25年にすれば毎月11,305円、利息391,500円で、890,700円減ります。ただし二つの変化が伴います。無担保だった300万円が住まいを担保にした債務になること、そして5年で終わるはずの返済が25年続くことです。
住宅ローンに乗せるという選択肢
住宅ローンの借り換えと同時に、他の借入をまとめて一本にする商品があります。金利は住宅ローンの水準まで下がります。
扱っているのは金融機関で、審査は住宅ローンとして行われます。物件の担保としての評価と、返済能力の両方が見られるので、通常の借り換えより通りにくくなります。
まとめられるのは、カードローンや自動車ローンなど無担保の借入です。まとめた分だけ住宅ローンの残高が増え、その残高に対して抵当権が設定し直されます。
成立すれば、毎月の支払いは住宅ローンの一本だけになります。引き落としの日も一つになるので、残高不足で片方が落ちないという形も起きません。
利息は890,700円減ります
金額で並べます。
| 返し方 | 毎月の返済 | 利息 |
|---|---|---|
| 年15.0%、5年で返す | 71,370円 | 1,282,200円 |
| 年1.0%、25年で返す | 11,305円 | 391,500円 |
300万円を元利均等で計算した概算です。金利と期間は水準の例で、実際の条件は商品と審査により決まります。
毎月は60,065円軽くなり、利息は890,700円減ります。期間が5倍に伸びても総額が減るのは、金利差が14ポイントあるためです。
期間を伸ばすと総額が増えるのが通例ですが、ここまで金利差が開くと逆転します。桁の違う金利どうしを比べているためです。年15.0%と年1.0%では、1年あたりの負担が15倍違います。
無担保が有担保に変わります
ここからが数字に出てこない部分です。
カードローンは無担保です。返せなくなれば督促を受け、法的な手続きに進むこともありますが、住まいがその契約の担保になっているわけではありません。
住宅ローンに乗せると、その300万円も抵当権の対象に入ります。返せなくなったときに失うものが変わるということです。
| 無担保のまま | 返済が滞れば記録が残り、請求が続きます。住まいは契約の担保ではありません。 |
|---|---|
| 住宅ローンに乗せる | 金利は下がりますが、返せなければ住まいを手放す手続きに進みます。 |
この違いを、890,700円という数字と並べて考えることになります。金額として比べられるものではないので、答えは人によって変わります。返せる見込みが十分にあるなら気にならず、心もとないなら重く効きます。
担保に関する権利の種類そのものは千葉の正規貸金業者で扱いました。
25年抱えるということ
もう一つは時間です。
5年で終わるはずだった300万円が、25年の返済に組み込まれます。20年ぶん長く、その債務を抱えることになります。
途中で繰上返済すれば短くできますが、住宅ローンの繰上返済は手数料がかかる場合があり、まとめた分だけを狙って返すこともできません。全体の残高に対して入れる形になります。まとめた300万円だけを先に消す、という返し方は取れないということです。
子どもの進学や自分の退職といった予定が、その25年のあいだに入ります。返し終わる時期がいつになるかを、暦の上で確かめてください。退職後にまで残る形なら、そのときの収入で払える額かを考えることになります。
借り換えの費用が別にかかります
利息の削減額だけを見て決めると、抜けるものがあります。
| 事務手数料 | 定額の商品と、借入額の2.2%程度を取る商品があります。 |
|---|---|
| 保証料 | 金利に含める形と、一括で払う形があります。 |
| 登記の費用 | 抵当権の設定と、前の抵当権の抹消にかかります。 |
残債3,000万円に300万円を乗せて3,300万円を借り換える場合、事務手数料が2.2%なら726,000円です。ここに保証料と登記の費用が加わります。
利息の削減が890,700円でも、費用が70万円を超えれば残るのは20万円ほどです。25年と担保を引き換えにする額としては、見え方が変わります。
費用は商品によって大きく違います。必ず見積もりを取って、削減額から引いてから判断してください。金利だけを並べた比較では、この部分が抜け落ちます。
通常のおまとめとの違い
住宅ローンを使わない、無担保のままのおまとめもあります。
複数の借入を一本にまとめ、金利を下げる商品です。年15.0%から年12.0%へ、といった幅で動きます。住宅ローンほどは下がりませんが、担保も要りません。
期間の置き方で総額が変わる点は同じです。金利が下がっても回数を伸ばせば、利息は増える方向に働きます。
無担保でまとめる形の中身はおまとめローンのほうに置いてあります。まずそちらで足りるかを見てから、住宅ローンを使う形を考える順序になります。
判断が分かれる線
どちらを選ぶかは、いまの返済が続けられるかどうかで分かれます。
| 毎月71,370円が払えている | 無担保のまま5年で終えるほうが、後に残るものが少なくなります。 |
|---|---|
| 払えていない | 月々を60,065円下げる意味があります。延滞して記録が残る前に手を打てます。 |
下の場合でも、住宅ローンに乗せる以外の道があります。返済条件の変更に応じる会社なら、期間を区切って額を下げられることがあり、担保を差し出す必要もありません。
遅れが出ている段階でできることは返済が遅れた場合に置きました。手を打つのは早いほど選べる幅が広くなります。
千葉で相談する場合
商品の仕組みも審査の考え方も全国共通で、市内6区による違いはありません。
県内には千葉に本店を置く金融機関があり、住宅ローンの借り換えを扱っています。いま借りている金融機関にも、条件の見直しを相談できます。
返済そのものが苦しい状態なら、借り換える前にいまの金融機関へ連絡してください。返済期間の延長や一時的な減額に応じる仕組みがあり、費用もかかりません。
費用のかからない相談先としては、市の消費生活センターや法テラスがあります。契約する前に第三者の目を通すほうが、後から取り消すより手間がかかりません。返済額の置き方は千葉の消費者金融に、枠の考え方は千葉でお金を借りるに置きました。
よくある質問
住宅ローンにまとめられますか?
どれくらい安くなりますか?
何が変わりますか?
費用はかかりますか?
担保を使わないおまとめもありますか?
いまの返済が苦しい場合は?
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