銀行の年14.0%と消費者金融の年18.0%。50万円を36回で返すと、利息の差は35,546円です。一方、審査を待っている間に支払いが遅れる代償を年14.6%とすれば1日200円。割ると178日。つまり、銀行を待つのが損になるのは待ち時間が178日を超えたときだけで、実際の審査は1週間から2週間です。待てる状況なら、ほぼ常に銀行が有利になります。
金利差4%は36回でいくらか
50万円を36回、元利均等で返す前提で並べます。
| 年14.0% | 年18.0% | 差 | |
|---|---|---|---|
| 毎月の返済額 | 17,089円 | 18,076円 | 987円 |
| 総支払額 | 615,197円 | 650,743円 | 35,546円 |
| 利息 | 115,197円 | 150,743円 | 35,546円 |
実質年率での概算です。実際の適用金利は審査によって決まります。
月々では987円の差ですが、3年で35,546円になります。毎月の額だけを見ていると、この差は小さく見えます。
待つ価値がある日数は178日
銀行の弱点は速度です。審査に日数がかかる分、その間に何かが遅れます。
遅れの代償を年14.6%とすると、50万円に対して1日あたり200円です。利息差の35,546円を200円で割ると177.7日。約半年になります。
| 利息の差 | 35,546円(50万円・36回・金利差4.0%) |
|---|---|
| 1日待つ代償 | 200円(50万円・年14.6%) |
| 分岐点 | 178日。これを超えて待つなら損になります。 |
銀行の審査は1週間から2週間が目安です。14日と178日では、12倍以上の開きがあります。急ぎでないかぎり、待つほうが有利だという結論になります。
金額が変わっても分岐点は動かない
この178日という数字は、借入額を変えても変わりません。
| 借入額 | 利息の差 | 1日の代償 | 分岐点 |
|---|---|---|---|
| 10万円 | 7,109円 | 40円 | 178日 |
| 30万円 | 21,328円 | 120円 | 178日 |
| 50万円 | 35,546円 | 200円 | 178日 |
| 100万円 | 71,092円 | 400円 | 178日 |
利息の差も1日の代償も、どちらも借入額に比例して増えます。割り算をすると比例分が消えるため、分岐点だけが残ります。
言い換えると、金額が大きいから急ぐ、小さいから待てるという判断には根拠がありません。判断すべきなのは金額ではなく、遅れが何日で問題になるかのほうです。
なぜ銀行は即日にできないのか
速度の差は、事務の効率ではなく手続きの構造から来ています。
2018年1月から、銀行はカードローンの審査にあたって警察庁のデータベースへ照会を行っています。反社会的勢力との関係を確認するための手続きで、この回答が返るまで契約に進めません。照会は銀行の判断で省けるものではないため、申込当日の融資が制度上むずかしくなりました。
これは特定の銀行の運用ではなく、業界として揃えた仕組みです。「即日融資に対応した銀行を探す」という発想では解決しません。
速度が要る場面と、金利が要る場面。分けて考えたほうが早く片づきます。当日の入金が必要な場合の工程は福岡の即日融資にまとめました。
照会のほかに、指定信用情報機関への確認も入ります。こちらは貸金業者と同じ手順で、他社の借入残高と過去の入金状況が返ります。銀行だから見ない項目がある、という違いはありません。
審査しているのは保証会社
銀行のカードローンには保証人が要りません。代わりに保証会社が付きます。
返済が滞ったとき、保証会社が銀行へ残額を立て替えます。これを代位弁済といい、その後の請求は保証会社から来ます。銀行は貸し倒れを負わない構造になっているため、実質的な審査の主体は保証会社の側です。
ここに落とし穴があります。保証会社は消費者金融やクレジットカード会社が務めていることが多く、過去にその会社と取引があって問題が残っていれば、銀行の窓口で申し込んでも通りません。銀行だから別枠、とはならないということです。
| 銀行の役割 | 資金の提供と契約の窓口。 |
|---|---|
| 保証会社の役割 | 審査と保証。滞納時の立替えも行います。 |
| 申込前に見る | 商品説明に保証会社の名称が記載されています。 |
対象外という言葉の中身
銀行は貸金業者ではないため、年収の3分の1という規制の直接の対象ではありません。ただし、いくらでも借りられるという意味ではありません。
過剰な貸付が問題になったのを受けて、銀行は自主的な基準を設けています。年収に対する割合の目安を置き、他社の借入も含めて判断する運用が一般的です。結果として、貸金業者とそれほど変わらない範囲に収まります。
規制の側の数え方と除外の扱いは総量規制に整理してあります。銀行の自主基準はここに含まれませんが、考え方は同じ方向を向いています。
「対象外だから通りやすい」という理解は、実態と合いません。
向く場合と向かない場合
ここまでの条件をまとめると、選び分けの基準が出ます。
| 銀行が向く | 1週間から2週間待てる。金額が大きい。長く使う見込みがある。 |
|---|---|
| 銀行が向かない | 今日中に必要。少額を短期で返す。無利息期間を使いたい。 |
少額を数日で返す場合、金利差はほとんど効きません。5万円を10日なら、年14.0%と年18.0%の差は55円です。この差のために2週間待つ意味はありません。
短期・少額の考え方は福岡の少額融資に置いてあります。
申込前に確かめる項目
商品説明の中で、先に見ておく箇所です。
| 金利の下限と上限 | 下限は限度額が大きい場合の数字です。初回は上限に近い設定になりやすい部分です。 |
|---|---|
| 保証会社 | 名称が記載されています。過去の取引がある会社かを確かめてください。 |
| 口座の要否 | その銀行の口座が必要な商品と、不要な商品があります。 |
| 返済方式 | 残高によって返済額が変わる方式が一般的です。 |
口座が必要な商品で口座を持っていない場合、開設の日数が審査とは別に加わります。急ぐ場合はここも見ておいてください。
限度額と金利は連動しています。上限に近い金利が提示されるのは限度額が小さいときで、限度額が上がると下限側の金利に近づきます。契約したあとに増額して金利が下がることもあり、その場合は残高の扱いを確認しておく必要があります。区分の刻みがどう効くかは限度額と金利の関係で数字にしました。
福岡の銀行と信用金庫
福岡には、県内に本店を置く地方銀行と、地域ごとの信用金庫があります。
| 都市銀行 | 全国共通の商品です。オンラインで申込が完結します。 |
|---|---|
| 地方銀行 | 県内に営業基盤があります。地域の事情を踏まえた商品を扱います。 |
| 信用金庫 | 営業地区に住むか勤めていることが条件です。会員になる形をとります。 |
信用金庫は営業地区の制限がある代わりに、条件が柔軟な場合があります。福岡市内であれば複数の金庫が営業地区を持っています。
福岡で選べる手段の全体像は福岡でお金を借りるにあります。
よくある質問
銀行と消費者金融で利息はどれだけ違いますか?
銀行の審査を待つ価値はありますか?
借入額が小さいと待つ意味は薄れますか?
なぜ銀行は即日融資ができないのですか?
銀行なら審査に通りやすいですか?
福岡ではどこに申し込めますか?
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