完済時の年齢に上限がある商品では、返済の期間を長く取れません。期間が短くなれば、毎月の額はその分だけ大きくなります。50万円を年18.0%で返す場合、5年なら毎月12,696円で利息261,760円、3年なら毎月18,076円で利息150,736円。利息は111,024円少なくなりますが、毎月は5,380円重くなります。年齢の条件は金利ではなく、この毎月の額に効いてきます。そのうえで年金は2か月に1回しか入らないので、毎月の返済とは周期が噛み合いません。
期間を長く取れないことがあります
完済する時点の年齢に上限を置いている商品では、返し終わる時期から逆算して期間が決まります。自分で自由に選べる部分ではありません。
たとえば完済時に満75歳未満という条件であれば、71歳で契約する人が取れる期間は4年までということになります。5年で組みたくても、その時点で条件から外れます。
期間が短ければ、毎月返す額は大きくなります。金利が同じでも、家計に対する重さが変わるということです。
ここは借りる額のほうで調整できます。毎月出せる額から逆算して、借りる額を決める。順序をそちらにすれば、期間の制約とも合います。
3年と5年で111,024円の差
期間の違いを金額で並べます。
| 期間 | 毎月の返済 | 利息 |
|---|---|---|
| 5年(60回) | 12,696円 | 261,760円 |
| 3年(36回) | 18,076円 | 150,736円 |
50万円を年18.0%、元利均等で返した場合の概算です。実際の返済額は各社の定めによって決まります。
短いほうが利息は111,024円少なくなります。そのかわり毎月は5,380円重くなります。
どちらがよいかは、毎月の5,380円を出せるかどうかで決まります。出せるなら短いほうが得ですが、出せないまま組めば途中で行き詰まります。
年金の額から住居費と生活費を引いて、残りがいくらかを先に出してください。その範囲に収まる額と期間の組み合わせを探すことになります。数字は返済シミュレーションで試せます。
毎月の返済と2か月の収入
ここに、年金で暮らす人に特有の噛み合わなさがあります。
返済は毎月来ます。ところが年金は2か月に1回しか入りません。偶数月には振り込まれたばかりの残高がありますが、奇数月の返済は前の月の残りから出すことになります。
| 偶数月 | 15日に振り込まれます。返済に充てる額は手元にあります。 |
|---|---|
| 奇数月 | 入金がありません。前の月から残しておいた分で返します。 |
この構造を意識していないと、奇数月の返済日に残高が足りないという事態が起きます。使いすぎたわけではなく、周期がずれているだけです。
引き落としが落ちなければ遅延損害金がつき、記録にも残ります。金額としては小さくても、そこから先の扱いが変わります。遅れそうな場合にできることは返済が遅れた場合に置きました。
支給日に2か月分を取り分ける
対処は単純です。振り込まれた日に、返済2回分をまとめて確保しておきます。
毎月12,696円なら、2か月で25,392円です。この額を生活費とは別の場所に移しておけば、奇数月の返済日に慌てることがありません。
| 移す日 | 年金が振り込まれた日です。15日、休みなら直前の営業日になります。 |
|---|---|
| 移す額 | 返済2回分です。手数料のかからない経路で移してください。 |
| 効き方 | 残高を見て判断する必要がなくなります。使い込む余地も消えます。 |
意志の力に頼らない形にしておくのが要点です。口座に2か月分が見えていれば、1か月分だと考えるのは難しくなります。
同じ考え方で生活費そのものを分ける方法は北九州の少額融資にまとめました。
無利息の期間は初回だけです
初回の契約に限って一定期間の利息を取らない扱いがあります。
その期間内に返し切れば利息はかかりません。ただし完済して解約したあと、同じ会社と契約し直しても二度目には付かないのが通例です。
そして期間中も、約定の返済日は通常どおり来ます。利息がかからないことと、返さなくてよいことは別です。入金がなければ遅延として扱われます。
数か月かけて返すつもりなら、この条件より金利そのものを見るほうが効きます。
借り足せることの危うさ
カードローンは枠の範囲で繰り返し引き出せます。この点が、期間の計画を崩します。
3年で返し切る計画を立てても、途中で引き出せば残高が戻ります。戻れば完済の時期も後ろへ動き、完済時年齢の条件に近づきます。
枠が残っていることを備えと考えないでください。備えとして数えると、必要になった場面で引くことになります。
使わないと決めているなら、限度額を必要な額まで下げておく手もあります。下げるのは申し出るだけで済むことがほとんどです。
金利で選べる余地は最後に来ます
比べる順序を整理しておきます。
| 年齢の条件 | 満たさなければ、その商品は候補から消えます。金利は関係ありません。 |
|---|---|
| 収入の条件 | 年金を収入として認めるかどうか。ここでも候補が絞られます。 |
| 期間の制約 | 完済時の年齢から逆算されます。毎月の額がここで決まります。 |
| 金利 | 残った候補のあいだで比べます。 |
上の三つで候補が消えていくので、金利を見る段階では選択肢がかなり絞られています。最初から金利の一覧を眺めても、条件に合わない商品ばかりということが起こります。
法律で決まっている上限は、元本の額によって年15.0%から年20.0%までの三段です。数十万円の契約なら年18.0%が天井にあたり、広告に出ている低いほうの数字が当てはまることはまずありません。
だから比べるときは、各社が示している幅の高いほうどうしを並べてください。そのうえで差が出れば、そこが実際の選択になります。
銀行の商品との違いと、年齢の条件が逆を向く点は北九州の銀行カードローンで扱いました。
北九州で申し込む場合
金利も年齢の条件も全国共通で、市内7区による違いはありません。
県内で効いてくるのは、返済の経路をどう確保するかです。口座振替にしておけば、返済日にATMへ行く必要がありません。市域が広く移動に時間がかかる区では、この差が実際に効きます。
提携ATMを使う場合は、手数料が1回110円から220円かかります。毎月使えば年間で1,320円から2,640円です。口座振替なら、この分は生じません。
枠と年齢の条件、そして年金を担保にとる契約が禁じられていることは北九州でお金を借りるにまとめました。
よくある質問
返済の期間は自由に選べますか?
期間が短いと損ですか?
年金は2か月に1回なのに返済は毎月です。
どう備えればよいですか?
無利息の期間中は返さなくてよいのですか?
枠が残っていれば安心ですか?
北九州市の地図
社会福祉協議会は市内7区のすべてに置かれています。担当になるのは住民登録のある区で、年金を受け取っている世帯の相談も同じ窓口です。