フリーローンは契約時に金額と回数と金利を決めて、そのとおりに返し終わる商品です。50万円を年12.0%・36回なら毎月16,607円で、3年間この額が動きません。予測できることは利点です。同時に、調整できないということでもあります。この16,607円は繁忙期の月収21万円なら7.9%ですが、閑散期の14万円では11.9%を占めます。収入が動く働き方では、動かない返済額をどう評価するかが分かれ目になります。
動かないことは利点であり制約です
フリーローンの返済額は契約時に固定され、完済まで変わりません。この性質は、収入の形によって評価が逆になります。
毎月同じ額が入ってくる人にとっては、ほぼ利点しかありません。家計に組み込んでしまえば、あとは終わるまで考えなくて済みます。何回目で終わるかも契約時に分かっています。
収入が月ごとに動く人には、別の意味が加わります。楽な月にも苦しい月にも、同じ額を出すことになるからです。楽な月に多く払って早く終わらせることも、苦しい月に少なくすることも、契約の枠組みの中ではできません。
できるのは繰上返済だけで、それも手数料の設定によっては使いにくくなります。
同じ16,607円が7.9%と11.9%になります
50万円を年12.0%・36回で借りた場合の返済額を、月ごとの収入に当ててみます。
| その月の収入 | 返済額 | 収入に占める割合 |
|---|---|---|
| 210,000円(繁忙期) | 16,607円 | 7.9% |
| 140,000円(閑散期) | 16,607円 | 11.9% |
50万円を年12.0%・元利均等・36回で返済した場合の試算です。返済総額は597,852円、利息は97,852円になります。
4ポイントの差です。繁忙期に7.9%なら無理はありませんが、閑散期の11.9%が3年間、毎年繰り返されます。
契約するかどうかを判断するとき、多くの人は平均月収に対する比率で考えます。17万5千円に対する16,607円は9.5%で、これなら大丈夫だという結論になりがちです。ところが実際に払えなくなるのは、平均の月ではなく最も低い月です。
判断の基準を平均から最低の月に移す考え方は京都でお金を借りるにまとめました。
カードローンとどちらが向くか
返済額が動くか動かないかで、性格がはっきり分かれます。
| フリーローン | 契約時に固定。金額も回数も決まっており、借り足せません。金利は低めです。 |
|---|---|
| カードローン | 残高に応じて毎月の額が変わります。枠の範囲で何度でも引き出せます。金利は高めです。 |
収入に波がある場合、一長一短です。カードローンなら閑散期に毎月の額が下がることがありますが、それは残高が減っている場合に限られます。閑散期に引き出せば残高は増えるので、下がるどころか上がります。
逆にフリーローンは、閑散期に引き出す余地がありません。借り足せないという制約が、使いすぎを防ぐ仕組みとして働きます。
つまり選択は、金利の低さと固定の安心を取るか、必要なときに引き出せる余地を残すかという形になります。前者を選ぶなら、閑散期に別の手段を持っておく必要があります。
回数を長めに取るという選択
閑散期の11.9%が重いなら、回数を延ばして毎月を下げる方法があります。ただし代償があります。
50万円を年12.0%で60回にすれば毎月は11,122円まで下がり、閑散期でも収入の7.9%に収まります。そのかわり利息は167,320円になり、36回のときの97,852円より69,468円増えます。
| 回数 | 毎月 | 閑散期の割合 | 利息 |
|---|---|---|---|
| 36回 | 16,607円 | 11.9% | 97,852円 |
| 60回 | 11,122円 | 7.9% | 167,320円 |
50万円を年12.0%・元利均等で返済した場合の試算です。
69,468円で、閑散期の負担を4ポイント下げることになります。高いと見るか、確実に払い切れる形を買ったと見るかは、閑散期の余裕がどれだけあるかによります。
途中で払えなくなれば遅延損害金がかかり、記録も残ります。そちらの費用と比べたうえで決めてください。
借り足せないので見積もりが効きます
フリーローンは契約時の1回きりです。足りなくなっても、同じ契約から追加で引き出すことはできません。
そのため、必要額を少なく見積もると高くつきます。50万円で足りるつもりが足りず、あとから別に借りることになれば、2本目には別の金利がかかります。金利の低さを理由にフリーローンを選んだ意味が薄れます。
かといって多めに借りれば、使わない分にも利息がかかります。しかも固定なので、余った分を早く返して毎月を軽くするという調整もできません。
見積もりの精度がそのまま費用に反映される商品だということです。必要額の出し方は京都で今すぐお金が必要に、少額で足りる場合の考え方は京都の少額融資に分けました。
繰上返済の扱いを先に確かめます
調整の余地が繰上返済しかない以上、その条件は契約前に見ておく必要があります。
| 手数料の有無 | 一部を繰り上げる場合と全額の場合で、額が違うことがあります。 |
|---|---|
| 受付の方法 | 窓口のみ、電話のみという商品もあります。手間が違います。 |
| 減る対象 | 期間が短くなるのか、毎月の額が下がるのか。商品により扱いが分かれます。 |
三つ目が収入に波がある人には効いてきます。繁忙期にまとめて入れたとき、期間が縮むだけで毎月の額が変わらなければ、閑散期の負担は軽くなりません。毎月の額が下がる方式なら、翌年の閑散期が楽になります。
どちらの方式かは商品説明に書かれています。金利の数字より先に、ここを見ておく価値があります。繰り上げる原資をどう作るかまで含めて考えるなら、繁忙期に取り分ける額を先に決めておくことになります。回数と毎月の組み合わせは返済シミュレーションで動かしながら決められます。
京都で申し込む場合
商品性も審査の基準も全国で共通です。11区のどこから申し込んでも同じ扱いになります。
ただし府内に営業基盤を持つ地方銀行や信用金庫には、営業区域内に住んでいるか勤めていることを条件にした商品があります。条件がある代わりに金利が低く設定されていることがあり、比較サイトには載りにくいので見落とされます。
この種の商品は窓口での手続きが前提になっていることが多く、そのぶん日数を見ておく必要があります。金額が大きく、しかも期限に余裕がある場面でだけ現実的な候補になるということです。銀行そのものを候補にするかどうかの判断は京都の銀行カードローンに整理しました。
審査には時間がかかります。仮審査から契約まで1週間程度を見ておく必要があり、当日中の入金には向きません。閑散期に入ってから動くのではなく、繁忙期のうちに手続きを終えておくほうが条件も通りやすさも安定します。
よくある質問
フリーローンの返済額は途中で変わりますか?
収入に波がある場合はどう見ればよいですか?
毎月を軽くするには回数を延ばせばよいですか?
カードローンとどちらが向いていますか?
必要額を少なめに借りてもよいですか?
繰上返済で何が変わりますか?
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