3社の残高60万円を1本にまとめても、元の3社の契約は自動的には終わりません。枠が残ったままなので、いつでも借りられる状態が続きます。まとめてから半年、月2万円ずつ使ってしまうと残高は681,588円。解約していれば556,997円ですから、124,591円の差です。まとめる前の60万円より多い。解約するかどうかが、まとめの効果を決めます。
半年で残高が元より増える
3社の残高60万円を年14.0%・60回でまとめた場合の、半年後を並べます。
| 解約した場合 | 解約しなかった場合 | |
|---|---|---|
| まとめ先の残高 | 556,997円 | 556,997円 |
| 元の3社の残高 | 0円 | 124,591円 |
| 合計 | 556,997円 | 681,588円 |
まとめ先は毎月13,961円を返済、元の3社では月2万円ずつ新たに借りた前提での概算です。
解約しなければ、半年後の残高はまとめる前の60万円を超えます。差は124,591円です。
完済と解約は別の手続き
残高がゼロになっても、契約はそのまま残ります。
カードローンのような極度方式の契約は、限度額の範囲で繰り返し借りられる仕組みです。完済したからといって自動的に終わるものではなく、解約の申し出をして初めて契約が終了します。
まとめる手続きでは、元の会社へ返済が行われて残高が0になります。そこで完了したと感じやすい部分ですが、契約と枠は残ったままです。
カードや会員ページも使える状態が続くため、必要になったときにすぐ引き出せます。それがこの構造の便利さであり、同時に落とし穴でもあります。
解約を先延ばしにする理由の多くは、必要になるかもしれないという不安です。ただし枠を残すことと、実際に使うことは別の判断のはずでした。半年で124,591円という数字は、その2つが実際には分かれていないことを示しています。
残った枠は信用情報にも残る
解約しないと、契約中の記録として残ります。
他社が照会したとき、残高が0でも契約が存在していることは見えます。限度額の合計が大きければ、いつでも借りられる状態として評価される余地があります。
まとめたのに次の審査で通りにくい、という状況が起きる場合、この点が影響していることがあります。残高を減らしたつもりでも、枠としては残っているためです。
枠と実際に借りられる額の関係は神戸のカードローンで扱いました。
解約の手順
手続きそのものは簡単ですが、こちらから動く必要があります。
| 連絡 | 電話または会員ページから解約を申し出ます。 |
|---|---|
| 残高の確認 | 1円でも残っていれば解約できません。利息の端数にも注意が要ります。 |
| カードの処分 | 返送を求められる場合と、自分で裁断する場合があります。 |
| 記録 | 解約した日付は記録に残ります。契約終了から5年です。 |
電話でしか受け付けていない会社もあります。まとめる手続きと同じ日にまとめて済ませておくと、後回しになりません。
解約の申し出には期限がありません。まとめた直後でなくても、思い立った時点で手続きできます。ただし時間が経つほど、残った枠を使ってしまう機会も増えます。半年という数字は、その積み重ねが表れる長さです。
残しておく判断もある
すべて解約するのが最善とは限りません。
収入が不安定で、急な支出に備える必要がある場合、枠が1つ残っていること自体が保険になります。使わなければ費用はかかりません。
ただし残すなら1つに絞ってください。3つ残せば、それだけ引き出せる額も増えます。半年で124,591円という数字は、複数の枠が同時に使える状態から出ています。
残す枠を選ぶ基準は、金利の低さと手数料のかからない返済経路があるかどうかです。
まとめ先の返済が始まってからも、毎月の明細で残高の減り方を見ておいてください。予定どおり減っているなら問題ありませんが、減り方が鈍いなら別の借入が増えている可能性があります。明細のどこを見るかは元本に届く割合で扱っています。
まとめる前に確かめること
解約の話は、まとめる前から検討に入れておく項目です。
まとめ先の審査では、既存の契約をどうするかを聞かれることがあります。解約を条件とする商品もあり、その場合は選択の余地がありません。
また、まとめ先の金利が既存の加重平均を下回っているかも先に確かめてください。下回っていなければ、まとめる意味は管理が楽になることだけになります。
効果を金利と返し方に分けた計算はおまとめの効果の内訳に置きました。
解約したことで枠が減り、後から必要になったときに困るのではないか。その懸念はもっともですが、必要になった時点で新たに申し込むこともできます。申込の記録は残るものの、使わない枠を抱え続けることとの比較になります。
まとめないほうがよい場合
件数が少なく残高も小さいなら、手間に見合わないことがあります。
2社で合計20万円といった規模では、金利差から出る効果より、申込と審査にかかる手間のほうが大きくなります。この場合は、金利の高いほうから順に返していくほうが早く終わります。
返済が回らなくなっている段階も別です。借換えでは月々の負担が下がるだけで、総額はむしろ増えることがあります。その場合は別の枠組みを検討する場面になります。
回数を延ばしたときに逆転する境目はおまとめの効果の内訳で日数にしました。
まとめる前の3社と、まとめ先の1社。返済先の数が減ることそのものにも効果があります。引落日が1つになれば残高不足の起きる場面が減り、うっかりの延滞を避けられます。延滞は信用情報に残るため、この効果は金額に出ない部分で効いてきます。
条件が改善しないと通らない
おまとめには、通常の借入とは別の要件があります。
年収の3分の1という枠を超えていても契約できる場合がありますが、それは返済の負担が軽くなることが前提だからです。金利が下がらない、あるいは総額が増える内容では、この例外に当たりません。
新たな借入ができない設計になっていることも一般的です。まとめ先で追加の引き出しはできず、返すだけの契約になります。
枠の数え方と例外の位置づけは総量規制に整理してあります。
神戸でまとめる場合
神戸で扱っている先は3つに分かれます。
| 銀行・信用金庫 | 金利が低く回数を長く取れます。審査に日数がかかります。 |
|---|---|
| 消費者金融の専用商品 | 例外の仕組みを前提とした設計です。用途が限られます。 |
| 既存の取引先での増額 | 新規の申込ではないため、手続きが軽く済みます。 |
いずれの場合も、元の契約を解約するかどうかは自分で決めることになります。まとめ先が指定してこない限り、手続きは残ったままです。
返す側に回る前の選択肢は神戸でお金を借りるにまとめてあります。
よくある質問
まとめたら元の契約は終わりますか?
解約しないと何が起きますか?
解約はどうやりますか?
全部解約すべきですか?
まとめないほうがよい場合はありますか?
枠を超えていても契約できますか?
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