99万円を年18.0%・36回で借りると総額は1,288,471円。100万円を年15.0%・36回なら1,247,952円です。1万円多く借りるほうが、40,519円安く終わる。毎月の返済額も35,791円から34,665円へ下がります。利息制限法の上限が100万円を境に3ポイント下がるため、境目の手前だけこの逆転が起きます。
1万円多く借りるほうが安くなる
36回で返す前提で、99万円と100万円を並べます。
| 99万円・年18.0% | 100万円・年15.0% | 差 | |
|---|---|---|---|
| 毎月の返済額 | 35,791円 | 34,665円 | 1,126円 |
| 総支払額 | 1,288,471円 | 1,247,952円 | 40,519円 |
| 利息 | 298,471円 | 247,952円 | 50,519円 |
元利均等での概算です。実際に適用される金利は審査によって決まります。
元本を1万円増やすと、総額は40,519円下がります。借りる額が多いほど高くつくという前提が、この区間だけ成り立ちません。
逆転が始まるのは95.9万円から
どの金額から100万円のほうが安くなるかを出すと、958,867円という数字が出ます。
958,000円を年18.0%・36回で借りた総額は1,246,824円で、100万円を年15.0%で借りた1,247,952円をわずかに下回ります。959,000円になると1,248,125円となり、逆転します。
| 95.8万円まで | 必要額をそのまま借りるほうが総額は安く済みます。 |
|---|---|
| 95.9万円から99.9万円 | 100万円まで借り上げたほうが総額は下がります。 |
幅としては4万円ほどの区間です。この帯に必要額が入っている場合だけ、借入額を増やす検討に意味が出ます。
回数が長いほど差が開く
逆転の大きさは、返済回数によって変わります。
| 回数 | 99万円・年18.0% | 100万円・年15.0% | 差 |
|---|---|---|---|
| 12回 | 1,089,158円 | 1,083,100円 | 6,059円 |
| 24回 | 1,186,197円 | 1,163,680円 | 22,517円 |
| 36回 | 1,288,471円 | 1,247,952円 | 40,520円 |
| 60回 | 1,508,370円 | 1,427,396円 | 80,974円 |
12回では6,059円ですが、60回では80,974円。13倍に開きます。金利差は期間に比例して効くため、長く借りるほど段の高さが実額として表れます。
短期で返すなら差は小さく、判断材料としての重みも下がります。自分の条件で並べ直したい場合は返済シミュレーションが使えます。
なぜ100万円で段が変わるのか
利息制限法が、元本の額で上限金利を三段階に定めているためです。
| 元本 | 上限金利 |
|---|---|
| 10万円未満 | 年20.0% |
| 10万円以上100万円未満 | 年18.0% |
| 100万円以上 | 年15.0% |
100万円ちょうどから年15.0%の段に入ります。99万9千円までは年18.0%の段のままです。1,000円の差で許される金利が3ポイント動く、という作りになっています。
段そのものは法律上の上限であって、実際にその金利が適用されるとは限りません。ただし上限に近い設定が多い帯では、段の位置がそのまま負担の差になります。
実際に100万円を借りられるか
計算上は安くなっても、借りられなければ意味がありません。条件が2つ加わります。
ひとつは年収です。貸金業者からの借入は年収の3分の1までなので、100万円を借りるには年収300万円以上が要ります。他社に残高があれば、その分も差し引かれます。
もうひとつは書類です。1社で50万円を超える借入には収入を示す書類が必要で、100万円ならまず求められます。源泉徴収票や課税証明書を用意する工程が加わります。
枠の数え方と、支払能力から出る別の天井との関係は2つの天井に整理しました。
段をまたぐという判断をする前に、返せるかどうかを確かめてください。100万円を36回で返すなら毎月34,665円です。総額が下がっても、この額を毎月払えなければ意味がありません。月々に回せる額から先に決めるという順序は変わりません。
借りすぎとの線引き
この計算は、必要額が95.9万円を超えている場合にだけ当てはまります。
50万円しか要らないのに100万円を借りれば、当然ながら総額は増えます。段をまたぐことに意味があるのは、もともと境目のすぐ手前にいるときだけです。
また、余分に借りた1万円は使わずに置いておくか、早い段階で元金へ入れるのが前提になります。使ってしまえば返す原資がその分減り、計算の前提が崩れます。
必要額そのものを固める手順は神戸の少額融資と月額から逆算する方法に置きました。
10万円の段にも同じ構造がある
段は100万円だけではありません。10万円のところにも境目があります。
9万円までは年20.0%、10万円からは年18.0%。差は2ポイントで、100万円の段の3ポイントより小さくなります。金額そのものも小さいため、実額としての逆転はごくわずかです。
9万円を年20.0%で30日借りた利息は1,479円。10万円を年18.0%で30日借りても1,479円です。9万円×20.0%も10万円×18.0%も年18,000円で、ちょうど釣り合います。
この段が効いてくるのは、長期で返す場合に限られます。
限度額と適用金利の関係
実務では、金利を決めているのは借入額ではなく限度額です。
限度額100万円で契約し、実際には10万円しか引き出していない場合でも、適用されるのは年15.0%の側になることがあります。逆に限度額が50万円なら、いくら借りても年18.0%の帯です。
つまり段をまたぐかどうかは、借りる額ではなく契約時に設定される限度額で決まります。申込の段階で希望額をどう伝えるかが、ここに効いてきます。
限度額と返済額の関係は元本に届く割合で計算しました。
会社によっては、段の境目を意識した限度額の刻みを設けていないことがあります。希望額を100万円と伝えても、審査の結果として90万円で提示される場合があり、そのときは年18.0%の帯に戻ります。提示された限度額と金利をセットで確かめてください。
神戸の消費者金融
神戸には、全国規模の会社の拠点と、県内に登録を置く会社の両方があります。
| 兵庫県知事登録 | 営業所が県内だけの会社です。 |
|---|---|
| 近畿財務局長登録 | 2府4県にまたがる会社です。 |
| 関東財務局長登録 | 全国規模の会社に多く見られます。 |
登録の区分と上限金利は無関係です。どの区分でも利息制限法の段は同じように適用されます。自動契約機は三宮や元町の周辺に集まっています。
神戸で選べる手段の全体像は神戸でお金を借りるにあります。
よくある質問
多く借りたほうが安くなることがありますか?
いくらから逆転しますか?
返済回数によって差は変わりますか?
なぜ100万円で金利が下がるのですか?
誰でも100万円を借りられますか?
実際の金利は借入額で決まりますか?
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