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福岡の審査基準|どちらの天井で止まっているか

制度の枠と支払能力の枠。原因が違えば、打つ手も逆になります。

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福岡の審査基準

審査には天井が2つあります。年収の3分の1という制度上の枠と、毎月払える額から出る枠です。低いほうが実際の上限になりますが、この2つは別の変数で動きます。残高が大きければ制度の枠が先に効き、月々の返済額が大きければ支払能力の枠が先に効く。どちらで止まっているかによって、打つ手が正反対になります。

2つの天井を並べる

年収300万円として、既存の借入の状態を変えながら2つの枠を出します。

既存の残高既存の月返済制度の枠支払能力の枠実際の上限
20万円10,000円800,000円691,517円691,517円
40万円25,000円600,000円276,607円276,607円
60万円20,000円400,000円414,910円400,000円
80万円20,000円200,000円414,910円200,000円

支払能力の枠は、月々に回せる額を35,000円とし、年18.0%・36回で逆算した概算です。

同じ年収でも、どちらが先に効くかは既存の借入の形で変わります。残高が80万円なら制度の枠、月々が25,000円なら支払能力の枠が上限を決めています。

残高と返済額は別に動く

この2つが連動しないことが、ここでの要点です。

長い期間で借りていれば、残高が大きくても月々の返済は小さくなります。短い期間なら逆に、残高が小さくても月々は大きい。同じ「借金がある」状態でも、2つの天井への効き方が違います。

長期の借入残高が大きく、月々が小さい。制度の枠を圧迫します。
短期の借入残高が小さく、月々が大きい。支払能力の枠を圧迫します。

だから「他社の借入が○件ある」という数え方では、どちらの天井に当たっているかが分かりません。残高の合計と、月々の返済額の合計。この2つを別々に出してください。

止まっている側で打つ手が変わる

2つの天井には、それぞれ別の対処があります。しかも互いに効きません。

制度の枠で止まっている残高を減らします。繰上返済が効きます。
支払能力の枠で止まっている月々の返済額を下げます。期間を延ばすか、まとめる形になります。

繰上返済をしても、月々の約定返済額は下がりません。逆に期間を延ばしても、残高は減りません。片方の手をもう片方に使っても、天井は動かないということです。

残高80万円で月20,000円の例では、繰上返済で残高を60万円まで落とせば枠は40万円に広がります。ここで期間を延ばしても、枠は20万円のままです。

返済先をまとめた場合に何が変わるかは返済先が複数あるときに置きました。

支払能力の枠を自分で出す

制度の枠は年収を3で割るだけですが、支払能力の枠は自分で計算する必要があります。

手取りから固定費と変動費を引き、残った額の7割を上限とします。そこから既存の返済額を引いた残りが、新しい借入に回せる月額です。この月額に、返済回数に応じた係数を掛ければ借入可能額が出ます。

年18.0%・36回月額の27.7倍が借入可能額です。
年18.0%・24回月額の20.0倍になります。
年18.0%・60回月額の39.4倍まで伸びます。

回数を延ばせば枠は広がりますが、利息も増えます。回数と総額の関係は返済シミュレーションで確かめられます。

制度の枠に入らないもの

年収の3分の1という枠は、すべての借入を数えるわけではありません。

住宅ローンや自動車ローンは対象外です。クレジットカードの買い物の分割払いも、別の法律で扱われるため入りません。一方、カードのキャッシング枠から借りた分は数えられます。

同じカード1枚の中でも、買い物の分と現金を引き出した分で扱いが分かれます。自分の残高を数えるときは、この区別が要ります。

除外と例外の一覧は総量規制にあります。

2つの枠のどちらにも入っていないのに希望額を通したい場合、方法は限られます。金額そのものを下げるか、収入を示す書類を追加して支払能力の見積もりを修正してもらうか。前者はすぐにできますが、後者は書類が揃うかどうかによります。

2つの天井の外にある条件

枠の中に収まっていても、別の理由で通らないことがあります。

延滞の記録枠とは関係なく判断に影響します。
申込の件数短期間に多いと不利に働きます。6か月保持されます。
勤続年数収入の安定性として見られます。
入力と書類の食い違い確認が入り、内容によっては見送りになります。

枠の計算で余裕があるのに通らない場合、この4つのどれかに当たっている可能性があります。順に確かめてください。

申込時に自分で示せること

審査は相手が決めるものですが、材料をどう出すかは自分で決められます。

希望額に根拠があること。返済の原資が説明できること。この2つは書類ではなく、申込内容の一貫性として伝わります。必要額を計算して出した数字と、収入から逆算した返済額が噛み合っていれば、無理のない申込に見えます。

逆に、枠いっぱいの額を希望すると、必要額が把握できていないと受け取られます。使う予定のない分まで申し込む理由はありません。

必要額の出し方は福岡の少額融資に書きました。

収入が複数ある場合、合算できるかは会社によって違います。給与のほかに事業の収入や年金がある場合、申告の書類で示せるものは材料になります。示せないものは、あっても数えられません。

通らなかったときの読み方

理由は開示されません。ただし、自分で計算しておけば見当はつきます。

2つの枠を出しておき、希望額がどちらかを超えていたなら、そこが原因である可能性が高くなります。両方に余裕があったなら、枠以外の条件を疑う順番になります。

そのまま別の会社へ申し込んでも、見られる情報は共通です。原因を潰さずに件数だけ増やすと、以後の審査でさらに不利になります。

社数を増やした場合の効き目は福岡の借入サービスで計算しました。

契約したあとも、この枠は見直されます。極度方式の契約では定期的に返済能力の調査が行われ、状況が変わっていれば限度額が下げられることもあります。契約時に通ったから安泰、という仕組みではありません。

福岡で申し込む場合

制度の枠は全国共通で、福岡だから変わるということはありません。

変わらないもの年収の3分の1という枠、信用情報の扱い、必要書類。
会社ごとに変わるもの支払能力の見方、勤続年数の重み、在籍確認の方法。

銀行はこの枠の直接の対象ではありませんが、自主的な基準で同等の制限を置いています。対象外だから通りやすいということにはなりません。

銀行側の条件は福岡の銀行ローンに整理してあります。

よくある質問

借りられる額はどう決まりますか?
2つの天井のうち低いほうです。年収の3分の1から既存残高を引いた制度上の枠と、月々に回せる額から逆算した支払能力の枠。年収300万円で残高80万円なら前者が20万円、後者が414,910円で、上限は20万円になります。
どちらの天井で止まっているか分かりますか?
既存の残高の合計と、月々の返済額の合計を別々に出せば分かります。残高が大きければ制度の枠、月々が大きければ支払能力の枠が先に効きます。件数を数えるだけでは判別できません。
枠を広げるにはどうしますか?
止まっている側によって手が変わります。制度の枠なら繰上返済で残高を減らし、支払能力の枠なら期間を延ばすかまとめて月々を下げます。繰上返済しても月々は下がらず、期間を延ばしても残高は減りません。
支払能力の枠はどう計算しますか?
手取りから固定費と変動費を引き、残りの7割から既存の返済額を引きます。その月額に係数を掛けます。年18.0%なら24回で20.0倍、36回で27.7倍、60回で39.4倍です。
すべての借入が枠に数えられますか?
数えられません。住宅ローンや自動車ローンは対象外で、クレジットカードの買い物の分割払いも別の法律で扱われます。ただしカードのキャッシング枠から借りた分は数えられます。
枠に余裕があるのに通りません。
枠以外の条件を確かめてください。延滞の記録、短期間に多い申込件数、勤続年数、入力と書類の食い違いの4つが主な要因です。原因を潰さずに件数だけ増やすと、さらに不利になります。
本ページの試算は年収300万円、月々に回せる額35,000円、年18.0%・36回という前提での概算です。支払能力の見方は会社ごとに異なり、実際の借入可能額は審査によって決まります。

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