銀行カードローンの金利は変動制です。100万円を60回で返す契約中に年14.5%から15.5%へ1ポイント上がると、利息は31,495円増えます。ただしこれは契約直後に上がった場合の数字で、30回目に同じ1ポイント上がったときの増加は10,455円。3分の1です。同じ上げ幅でも、いつ上がるかで影響がまったく違います。
1ポイント上がると利息はいくら増えるか
100万円を年14.5%・60回で返す契約を起点に、金利だけを動かした場合の総額です。
| 年利 | 毎月の返済 | 利息合計 | 当初との差 |
|---|---|---|---|
| 14.5% | 23,528円 | 411,697円 | — |
| 15.0% | 23,790円 | 427,396円 | 15,699円 |
| 15.5% | 24,053円 | 443,191円 | 31,495円 |
| 16.5% | 24,585円 | 475,071円 | 63,374円 |
契約時点から記載の金利が適用された場合の元利均等試算です。
1ポイントで31,495円、2ポイントで63,374円増えます。毎月の返済額でいえば525円と1,057円。月々では小さく見えますが、5年分を足すとこの規模になります。
上がる時期で影響が3倍違う
ただし右端の数字は、契約と同時に上がった場合のものです。実際には、返済がある程度進んでから見直されることのほうが多くなります。
30回目、つまり折り返し地点で年14.5%から15.5%へ上がった場合を計算すると、利息の増加は10,455円にとどまります。契約直後に上がった場合の31,495円に対して3分の1です。
| 契約直後に1ポイント上昇 | 利息は31,495円増えます。 |
|---|---|
| 30回目に1ポイント上昇 | 10,455円。完済は61回になります。 |
理由は残高です。利息は残高に対してかかるため、残高が減ってから金利が上がっても、かかる対象が小さくなっています。
裏を返せば、序盤に繰上返済で残高を減らしておくと、その後の金利変動に強くなります。効果は返済シミュレーションで自分の条件を入れて確認できます。
金利はいつ見直されるのか
銀行カードローンの多くは変動金利型で、短期プライムレートなどを基準に見直されます。頻度は年に1回から2回が一般的です。
見直しの結果は書面か会員サイトで通知されます。ただし毎月の返済額が変わらない設計の商品もあり、その場合は金額ではなく完済までの回数のほうが動きます。気づきにくい部分です。
| 返済額が変わる型 | 通知で気づけます。月々の負担が動きます。 |
|---|---|
| 返済額が変わらない型 | 回数が延びます。明細を見ないと気づきません。 |
契約書面の「金利の見直し」「利率の変更」という項目に記載があります。どちらの型かを一度確認しておくと、通知が来たときの読み方が変わります。
その日のうちには届かない仕組み
金利が低いことの代償が、ここに出ています。
2018年1月を境に、銀行のカードローン審査には警察庁データベースの参照が組み込まれました。この照会に最低1営業日かかるため、銀行を選び直しても、申し込んだその日に振り込まれることはありません。
「最短即日」という表示が指しているのは、審査の回答が届くまでの時間です。当日中に現金が必要なら大阪の即日融資を見てください。
逆に急がない借入であれば、この1営業日は問題になりません。金利が低く返済期間も長く取れるぶん、条件では有利になります。
審査しているのは銀行だけではない
表からは見えにくい構造があります。銀行のカードローンでは、保証会社が審査に加わります。
無担保・無保証人という条件を成り立たせているのが、保証会社の存在です。返済が止まった時点で保証会社が銀行へ立て替え、以後は保証会社が請求する側に回る。引き受けているのは、多くの場合が消費者金融系またはカード系の会社です。
申込先は銀行でも、可否を判断しているのは保証会社の側という構図です。銀行という看板から審査の中身まで違うと考えると、見込みを外します。
どの項目が見られるのかは審査基準に並べました。
法律の枠はないが天井はある
銀行は銀行法にもとづくため、貸金業法上の総量規制は適用されません。年収の3分の1という制限が法律として及ぶ相手ではありません。
2017年の申し合わせ以降、各行は法律とは別に自主的な枠を持つようになりました。3分の1を基準にする行と2分の1を基準にする行があり、いずれにせよ天井は存在します。
| 年収400万円 | 3分の1基準なら約133万円、2分の1基準なら約200万円 |
|---|---|
| 年収600万円 | 3分の1基準なら約200万円、2分の1基準なら約300万円 |
線の引き方は銀行ごとに違い、外部に示されていない場合もあります。貸金業者側の枠の計算は総量規制の解説に表で示しました。
口座の有無が日数を分ける
手続きの速さで差が出るのが、口座の有無です。
口座を持っていない銀行だと、開設という工程がひとつ増えます。給与の振込先にしている銀行があれば、そこを最初の候補にすると手数が減ります。
すでに口座を持っていれば、返済も引き落としだけで済みます。ATMで入金すると1回あたり110円から220円。毎月となれば年に数千円が乗ります。
返済日は給料日の2日から3日後に設定してください。月の初めは家賃や公共料金の引落しが集中し、終わりは給料日前で残高が細ります。延滞は信用情報に残るため、設定で防げるなら契約時に確認しておく価値があります。
変動を前提にした返し方
金利が動く商品である以上、動いても困らない状態にしておくのが現実的です。
| やること | 効果 |
|---|---|
| 序盤に繰上返済を入れる | 残高が早く減り、その後の変動の影響が小さくなります。 |
| 返済額に余裕を持たせる | 金利が上がっても回数が延びにくくなります。 |
| 通知を確認する | 返済額が変わらない型では、明細を見ないと変化に気づけません。 |
| 完済予定を把握しておく | 回数が延びていないかを比べる基準になります。 |
とくに一つ目が効きます。折り返しを過ぎてからの1ポイントは10,455円ですが、契約直後なら31,495円。早く減らしておくほど、後の変動は小さく収まります。
繰上返済に手数料がかかる商品もあるため、契約前に確認してください。無料でアプリから操作できる会社もあれば、書面のやり取りが必要な会社もあります。
大阪で申し込む場合
商品性も審査の基準も全国で共通しており、大阪だから有利不利が生じることはありません。来店を求めない商品であれば、24区のどこから申し込んでも扱いは同じです。
府内の地方銀行や信用金庫にも、地域限定のカードローンがあります。区域内に住むか働いていることが条件になる一方、金利が抑えられている例が見られます。ただし口座の開設や窓口での手続きを求められることが多く、急ぐ場面には向きません。
すでに給与振込で使っている銀行があれば、そこから検討するのが最短です。口座があれば開設の手間がなく、返済も口座振替で完結します。
時間の制約から手段を選ぶ場合の見取り図は大阪でお金を借りるに、返済方式による差はカードローンの解説にまとめています。
よくある質問
金利が1ポイント上がるといくら増えますか?
返済の途中で上がった場合も同じですか?
金利はいつ見直されますか?
銀行カードローンで当日中に振り込んでもらえますか?
審査は銀行が行っているのですか?
金利の変動に備える方法はありますか?
大阪市の地図
社会福祉協議会は市内24区のすべてに置かれています。窓口へ行く前に受付の時間を確かめておくと確実です。