「お借入診断」で可能と出たのに、申し込んだら通らなかった。よくある話です。診断が見ているのは年齢・年収・他社件数の3項目だけで、信用情報は照会していません。実際の審査は申告内容5項目に加えて信用情報の4分野を見ます。見ている情報の量が違うのだから、結果が食い違うのは当然です。
診断と審査で見ている情報が違う
簡易診断と実際の審査では、判断に使う材料の量が違います。並べると差がはっきりします。
| 段階 | 見ている情報 |
|---|---|
| 簡易診断 | 年齢、年収、他社の借入件数。入力された自己申告のみ。 |
| 本審査 | 年収、他社借入、雇用形態、勤続年数、居住形態に加え、信用情報の照会結果。 |
診断の項目数は各社により異なります。信用情報を照会しない点は共通です。
診断は自己申告の3項目、審査は申告5項目と信用情報の照会です。診断が見ていないものが多すぎるため、結果が一致しないのは仕組み上そうなるということです。
診断で「可能」と出ても通らない理由
診断が見落としている情報のうち、審査で重く扱われるものを挙げます。
| 返済の履歴 | 過去の延滞が記録されていれば影響します。診断では分かりません。 |
|---|---|
| 申込の件数 | 直近6か月の申込記録が並んでいると不利に働きます。 |
| 他社の実際の残高 | 申告額と信用情報が食い違えば、そこで問題になります。 |
| 債務整理の記録 | 5年から10年残ります。診断の入力項目にはありません。 |
逆に言えば、診断で「難しい」と出ても実際には通ることがあります。どちらの方向にもずれるということです。
診断の結果は、あくまで目安として扱ってください。判断材料になるのは信用情報のほうです。
サービスの型と残る記録
借入サービスと呼ばれるものにはいくつか型があり、記録の残り方が違います。
| 型 | 信用情報への記録 |
|---|---|
| 比較サイト(情報の一覧) | 残りません。閲覧しただけです。 |
| 簡易診断ツール | 残りません。信用情報を照会していないためです。 |
| 一括仮審査サービス | 情報が渡った社数だけ申込記録が残ります。 |
| 直接の申込 | 1件の申込記録が残ります。 |
注意が要るのは三つ目です。1回の入力でも5社に渡れば5件の記録になります。自分では1回のつもりでも、信用情報上は5回申し込んだ扱いです。
送信先を選べる設計のサービスもあります。使う場合は、渡る先が何社かを送信前に確認してください。
先に自分の信用情報を見る
診断に頼るより確実な方法があります。審査で照会されるのと同じ情報を、自分で取り寄せることです。
指定信用情報機関は本人からの開示請求に応じています。JICCとCICが該当し、どちらも手数料は1,000円程度です。
| 申込の記録 | 直近6か月分。何社に何日に申し込んだかが分かります。 |
|---|---|
| 契約と残高 | 契約中の借入と残高。申告する数字の根拠になります。 |
| 返済の状況 | 延滞の有無。心当たりの確認ができます。 |
心当たりがある場合はもちろん、ない場合でも一度見ておく価値があります。記憶と記録が食い違っていることは珍しくありません。
開示請求の手順と費用
手続きは難しくありません。インターネット、郵送、窓口から選べます。
| 方法 | 目安 |
|---|---|
| インターネット | 最も早く、即日から数日で結果が見られます。 |
| 郵送 | 書類の往復で1週間から10日程度かかります。 |
| 窓口 | 機関により対応が異なります。事前に確認してください。 |
手数料は1,000円程度です。方法と機関により異なります。
開示請求そのものは信用情報に記録されません。何度請求しても審査に影響しないため、申し込む前の確認として使えます。
記録される内容と保存期間は審査基準に整理しました。
実質年率に含まれないもの
サービス上で並ぶ「実質年率」は、比較の軸として便利ですが、すべての費用を含んでいるわけではありません。
| 含まれる | 利息、保証料、事務手数料など、契約に伴う費用。 |
|---|---|
| 含まれない | ATMの利用手数料、振込手数料、繰上返済の手数料。 |
少額・短期の借入では、この含まれない部分が大きな比率を占めます。1万円を30日借りた場合、利息は164円ですがATM手数料は往復で330円。実質の負担は年率60.1%に達します。
金額別の内訳は大阪の少額融資に出しました。表示年率だけで比べると、実際の負担を見誤ることがあります。
掲載順は条件の順ではない
多くの比較サービスは広告収入で運営されており、掲載や順位に費用が関わっている場合があります。
仕組みとして違法でも不当でもありませんが、掲載順を条件の優劣と読むと判断を誤ります。上位に出ている会社が自分にとって最良とは限りません。
見るべきは順位ではなく、各社の条件そのものです。上限金利、限度額、無利息期間の有無、返済方式、繰上返済の手数料。この5つを自分で並べれば、順序は自分で決められます。
条件の読み方は大阪の消費者金融にも整理しました。
申し込む前に固める3項目
診断やサービスを使う前に、自分の側で確定させておく項目があります。
| いくら必要か | 金利の帯と、収入証明書の要否が決まります。 |
|---|---|
| いつまでに返すか | 手数料と金利のどちらが主役かが決まります。 |
| 毎月いくら返せるか | 完済までの回数と総額が決まります。 |
この3つが決まっていれば、各社の条件を同じ土俵に載せられます。決めないまま比べ始めると、条件の優劣ではなく印象で選ぶことになります。
あわせて、申込は1社ずつにしてください。記録は6か月残り、1か月に3社以上並ぶと審査で不利に働きます。返済総額の見通しは返済シミュレーションで確認できます。
仮審査に通っても本審査で落ちることがある
診断とは別に、仮審査という段階を設けている会社があります。これも最終判断ではありません。
仮審査では信用情報の照会と申告内容の確認までを行い、本審査で書類の突き合わせと在籍確認に進みます。したがって仮審査の通過は「書面上は条件を満たしている」という意味にとどまります。
| 段階 | 行われること |
|---|---|
| 仮審査 | 信用情報の照会、申告内容による判定。 |
| 本審査 | 提出書類の確認、申告との突き合わせ、在籍確認。 |
本審査で落ちる典型は、申告した年収や他社借入が書類と食い違う場合と、在籍確認が取れない場合です。前者は正確に申告することで、後者は書類での確認に代えられるかを相談することで避けられます。
在籍確認の方法と代替手段は在籍確認の解説にまとめました。仮審査に通った時点で安心せず、書類の準備を進めておくと手続きが止まりません。
大阪から利用する場合
オンラインのサービスに地域差はありません。掲載されている会社も全国共通です。
ただし比較サービスに載っていない選択肢もあります。大阪府内に営業基盤を持つ地方銀行や信用金庫のフリーローンは、広告費をかけた掲載を行っていないことが多く、一覧には出てきません。営業区域に住むか勤めていることが条件になる代わり、金利が低く抑えられた商品があります。
急がない借入で金額が大きいなら、一覧に加えて地元の金融機関も候補に入れる価値があります。その商品性は大阪のフリーローンに整理しました。
サービスの違いを見る前に、どの種類を選ぶかが決まっている必要があります。種類ごとの違いは大阪でお金を借りるから辿ってください。
よくある質問
お借入診断で可能と出れば借りられますか?
診断で難しいと出たら諦めるべきですか?
診断を使うと記録が残りますか?
自分の信用情報は見られますか?
実質年率にはすべての費用が含まれますか?
大阪だけの選択肢はありますか?
大阪市の地図
社会福祉協議会は市内24区のすべてに置かれています。窓口へ行く前に受付の時間を確かめておくと確実です。