生活福祉資金の総合支援資金は、連帯保証人を立てれば無利子、立てなくても年1.5%で借りられる制度です。60万円を5年で返す場合、年1.5%なら利息は23,160円。同じ額を年18.0%で借りれば314,220円です。差は291,060円で、保証人を立てれば314,220円まで開きます。加えて、返し始めるまでの据置期間が置かれています。ここまで条件が違うのに使われていないのは、制度があること自体が知られていないためです。
保証人の有無で金利が変わります
連帯保証人を立てられれば無利子、立てられなくても年1.5%で借りられます。立てられないことを理由に断られる制度ではありません。
| 連帯保証人あり | 無利子です。 |
|---|---|
| 連帯保証人なし | 年1.5%です。申込そのものは可能です。 |
| 緊急小口資金 | 保証人を要さず、無利子です。少額を短期で借りる種類です。 |
生活福祉資金貸付制度の一般的な取扱いです。金利、貸付限度額、要件は制度の定めにより、変更されることがあります。
頼める相手がいないという理由で諦めている方がいます。制度の側は、それを前提に金利を分けています。
60万円で291,060円の差です
民間で借りた場合と並べます。
| 金利 | 毎月の返済 | 利息の合計 |
|---|---|---|
| 無利子(保証人あり) | 10,000円 | 0円 |
| 年1.5%(保証人なし) | 10,386円 | 23,160円 |
| 年18.0% | 15,237円 | 314,220円 |
600,000円を元利均等・60回で返済した場合の試算です。据置期間は考慮していません。実際の返済方法は制度の定めによります。
年1.5%と年18.0%の差は291,060円です。無利子と比べれば314,220円になります。
毎月の負担でも4,851円ちがいます。この額は、冬季の灯油代とほぼ同じ水準です。
据置期間があります
もうひとつ、民間にはない仕組みです。
借りてすぐに返し始めるのではなく、一定の期間を置いてから返済が始まります。その間は返済の義務が生じません。
生活を立て直す時間を確保するための仕組みです。収入が入る時期まで待てるなら、そこから返し始めることができます。
期間の長さは資金の種類によって定められています。申込のときに確かめてください。
資金の種類は目的で分かれます
生活福祉資金には、いくつかの種類があります。
| 緊急小口資金 | 緊急かつ一時的に生計の維持が困難になった場合の少額の貸付です。 |
|---|---|
| 総合支援資金 | 生活の再建までのあいだ、生活費や住居の費用を支えます。 |
| 福祉資金 | 療養や介護、住宅の改修などに使えます。 |
| 教育支援資金 | 就学に必要な経費と入学時に必要な資金です。 |
どれに当たるかは相談のなかで決まります。自分で選んで申し込む形ではありません。
迷ったら、状況をそのまま話してください。窓口が制度を選びます。
営農のための資金は別の窓口です
暮らしのための資金と、事業のための資金は分かれています。
農業の機械や施設に使う資金なら、日本政策金融公庫が扱う農業向けの資金や、国や県が利子を補う制度資金が対象になります。窓口は農業協同組合や県の農業普及の担当です。
| 生活福祉資金 | 暮らしのための資金です。事業資金には使えません。 |
|---|---|
| 農業向けの制度資金 | 営農に関わる使い道に限られます。計画書の提出が要ります。 |
混ぜて申し込むことはできません。どちらの窓口へ行くかは、使い道で決まります。
制度資金の中身は新潟の銀行カードローンでも触れました。
交付までの日数を見込む
公的な制度は、その日のうちに受け取れる仕組みではありません。
| 種類 | 目安 |
|---|---|
| 少額のもの | 1週間から2週間 |
| 数か月にわたって受け取るもの | 1か月ほど |
申込の状況と自治体により異なります。目安として示したものです。
明日が期限という場面には間に合いません。1か月先の支払いなら届きます。
だから、切迫する前に相談することが効きます。降雪期に入る前の秋に一度確かめておけば、冬に動けます。
急ぐ場面での順序は新潟で今すぐお金が必要に置きました。
断られることもあります
制度である以上、要件があります。
返済の見込みが立たない場合や、ほかの制度で対応すべき場合には、貸付にならないことがあります。ただしその場合も、別の支援につないでもらえます。
相談したこと自体が記録に残って不利になる、ということはありません。信用情報に登録される種類の手続きではないためです。
だから、当たってみる価値はあります。仮に貸付にならなくても、こちらが何かを失う場面ではありません。
新潟で申し込む場合
窓口は社会福祉協議会で、市内8区のすべてに置かれています。相談を受けるのは住民登録のある区の協議会です。
持っていくのは、本人確認の書類、収入の分かるもの、通帳です。自分で事業を営んでいるなら確定申告書の控えも用意してください。
すべてそろっていなくても相談はできます。足りないものはその場で聞けば分かります。申告書の準備については新潟での借入手続きにまとめました。
制度の全体像は生活福祉資金に、手段全体の並びは新潟でお金を借りるにまとめました。
よくある質問
保証人がいなくても借りられますか?
民間で借りるのとどれくらい違いますか?
すぐに返し始めますか?
どの種類を選べばよいですか?
農業の機械にも使えますか?
断られたら不利になりますか?
新潟市の地図
社会福祉協議会は市内8区のすべてに置かれています。担当になるのは住民登録のある区で、農地を持っているかどうかは関係ありません。