会社を比べる前に、自分が対象になっていない先を外してください。年齢の上限は会社によって65歳から74歳まで幅があり、学生の可否、自営業の可否、収入の下限もそれぞれ違います。対象外の先に申し込んでも、条件を検討される前に断られます。それでも申込記録は6か月残る。比較の前に、ふるいを一段かけておく作業です。
対象条件で先にふるいをかける
どの会社にも申込対象の条件が定められています。ここを満たしていなければ、金利も返済方式も検討されません。
| 条件 | 見るべき点 |
|---|---|
| 年齢 | 下限と上限の両方。上限は会社ごとに大きく違います。 |
| 収入 | 安定した収入があること。金額の下限を置く会社もあります。 |
| 職業 | 学生、自営業、年金受給者の可否。 |
| 居住 | 国内に居住していること。地域の金融機関では営業区域の条件も。 |
条件の細目は会社ごとに異なります。商品ページに明記されています。
この4項目で候補が半分に絞られることがあります。絞ったうえで金利を比べれば、作業量そのものが減ります。
年齢の上限は会社ごとに違う
下限は満20歳としている会社が多く、差は小さくなっています。差が大きいのは上限です。
65歳までとする会社もあれば、69歳、74歳まで受け付ける会社もあります。この幅は返済期間の見込みに関わるためで、完済までに何年かかるかを逆算した結果として設定されています。
| 下限 | 満20歳以上とする会社が多数です。18歳から受け付ける会社は限られます。 |
|---|---|
| 上限 | 65歳から74歳まで幅があります。商品ページに明記されています。 |
| 年金受給者 | 年金以外の収入を求める会社と、年金のみで可とする会社に分かれます。 |
上限に近い年齢では、申し込む前に条件を確認することの効果が最も大きくなります。対象外の先を並べて比べても意味がありません。
成年年齢の引き下げと申込条件の関係は学生・主婦の借入で扱いました。
職業と収入の条件
雇用形態そのものを条件にしている会社は減っていますが、扱いに差は残ります。
| 正社員・契約社員 | ほぼすべての会社が対象としています。 |
|---|---|
| パート・アルバイト | 安定した収入があれば対象とする会社が多数です。 |
| 自営業・フリーランス | 対象ですが、確定申告書などの提出を求められやすくなります。 |
| 学生 | アルバイト収入があれば対象とする会社と、対象外とする会社に分かれます。 |
| 専業主婦・主夫 | 本人に収入がない場合、配偶者貸付を扱う会社に限られます。 |
最後の項目では候補が大きく絞られます。配偶者の収入を合算する仕組みを用意している会社はごく一部で、同意書や婚姻関係の証明も要るため、手続きの負担も上がります。
逆に、本人にアルバイトやパートの収入があるなら、候補は一気に広がります。金額の多寡より、継続して収入があるかどうかが見られるためです。働く時間から借入枠を逆算する方法は学生・主婦の借入に出しました。
対象外に申し込むと何が残るか
条件を満たしていない先に申し込んだ場合、審査は実質的に行われずに終わります。
ところが、申し込んだという事実は信用情報に記録されます。条件不適合による否決も、審査による否決も、記録の上では区別されません。6か月間、件数として残ります。
| 失うもの | 申込記録が1件。次の審査で件数として見られます。 |
|---|---|
| 得るもの | ありません。条件を読めば事前に分かる情報です。 |
件数が増えたときに通過率がどう動くかは審査基準で数字にしました。避けられる記録は避けておくほうが有利です。
条件はどこに書いてあるか
探す場所は決まっています。読み飛ばされやすい位置にあります。
商品ページの「お申込みいただける方」「ご利用条件」といった見出しの下です。多くの場合、申込ボタンの近くではなく、ページの中ほどか下部に置かれています。商品概要説明書にも同じ内容が記載されています。
確認するのは4項目だけです。年齢の下限と上限、収入の条件、職業の制限、居住の条件。この4つをメモに書き出しながら候補を並べれば、対象外の先は自然に落ちます。
3社を比べるなら、12項目を読むことになります。時間にして数分です。申込記録を1件減らせるなら、割に合う作業です。
ふるいの後に比べる項目
対象になる会社だけが残ったら、そこから条件の比較に入ります。
| 上限金利 | 下限ではなく上限で並べます。初回はほぼ上限が適用されます。 |
|---|---|
| 無利息期間 | 短期で返すなら効きます。起点が契約日か初回借入日かも確認します。 |
| 手数料 | ATM利用料と振込手数料。回数を重ねると金利差を上回ります。 |
| 返済方法 | 口座振替に対応しているか。手数料をゼロにできるかが決まります。 |
| 在籍確認 | 書類での確認に対応しているか。手続きの速さに直結します。 |
この5項目のうち、金額として最も大きく効くのは借入額と期間によって変わります。長期・高額なら金利、短期・少額なら手数料と無利息期間です。
順番としては、まず借りる額と返す期間を決めてください。そこが決まらないと、どの項目を重く見るべきかも決まりません。金利差0.5ポイントの価値は、10万円を12回で返すのか100万円を60回で返すのかでまったく変わります。返済回数と総額の関係は返済シミュレーションで確かめられます。
上限金利で並べる
広告の金利は幅で表示されます。下限を基準にすると比較が成り立ちません。
年3.0%から18.0%という表示であれば、初回の契約で適用されるのはほぼ18.0%です。下限は限度額が数百万円の区分に届いた場合の値で、初めての契約でそこに置かれることはありません。
上限どうしで並べると、会社ごとの差はわずかだと分かります。法律で天井が決まっているためで、年17.8%と年18.0%のような0.2ポイント程度の違いに収まります。金利だけで会社を選ぶ意味が小さいのはこのためです。
診断ツールの限界
「お借入診断」のような簡易ツールは、対象条件のふるいと混同されがちです。
診断が見ているのは年齢、年収、他社件数といった少数の項目で、信用情報は照会していません。したがって「可能」と出ても審査に通るとは限らず、逆に対象条件そのものを完全に反映しているとも限りません。
診断は目安として使い、対象条件は商品ページで自分の目で確認してください。この二つは別のものです。
なお、診断そのものは信用情報に記録されません。申込ではないためです。ただし診断の画面から流れるように申込へ進む導線が組まれていることがあり、そこを越えれば記録が残ります。どこからが申込なのかを意識して操作してください。
札幌で選ぶ場合
札幌では、道内の金融機関を候補に入れるかどうかで条件の読み方が変わります。
| 道内の金融機関 | 営業区域内の居住または勤務が条件になります。道外への転居予定があるなら注意が必要です。 |
|---|---|
| 全国展開の会社 | 居住地の条件はありません。オンラインで完結します。 |
| 来店の要否 | 積雪期は移動の負担が変わります。来店必須の商品は現実的に絞られます。 |
営業区域の条件は、対象条件の一部として明記されています。道内在住であれば満たしますが、勤務先が道外という場合は確認してください。
札幌で選べる手段の全体像は札幌でお金を借りるにあります。
よくある質問
会社を比べる前にすることはありますか?
年齢の上限はどれくらい違いますか?
対象外の会社に申し込むとどうなりますか?
条件はどこに書いてありますか?
診断ツールで確認できませんか?
札幌で注意する条件はありますか?
札幌市の地図
社会福祉協議会は市内10区のすべてに置かれています。冬季は窓口の混み具合が変わるため、事前の電話が有効です。