在籍確認の電話で確かめられるのは、その人がいま在籍しているかどうかだけです。勤続年数も、役職も、年収も、借入の目的も聞かれません。だから転職して1週間でも、在籍していれば電話は通ります。逆に、退職済みの会社を書いてしまえば、そこで話が止まります。恐れる対象と、実際に確認される内容が食い違っている工程です。
確認されるのは在籍の事実だけです
目的は、申告された勤務先に本人が実際にいるかを確かめることに尽きます。
| 電話で確認されること | 確認されないこと |
|---|---|
| 本人が在籍しているか | 勤続年数 |
| 役職や部署での立場 | |
| 年収や給与の額 | |
| 勤務の態度や評価 | |
| 借入の目的や金額 |
一般的な運用にもとづく整理です。確認の方法は各社によって異なります。
右の列は、電話を受けた人が答えようのない内容でもあります。総務の担当者に年収を尋ねても、その場で答えられる立場にありません。仮に尋ねたとしても、個人情報として断られるだけです。
左の列だけが目的なので、通話は1分に満たないのが通常です。担当者は会社名を名乗らず、個人名で本人の在籍だけを尋ねます。
転職して間もない場合
在籍していれば、期間の長さは電話の成否に関係しません。
入社1週間でも、名簿に載っていれば「おります」と答えられます。試用期間中でも同じで、雇用されている事実があれば在籍です。
ただし入社直後は、社内で名前が行き渡っていないことがあります。小さな部署ならすぐ分かりますが、大きな組織では取り次ぎに手間取る場合があります。所属部署の直通番号を書いておくと、この摩擦が減ります。代表番号しか分からないなら、部署名を添えるだけでも取り次ぎが速くなります。
勤続年数そのものは、審査の別の場面で見られます。電話で聞かれないことと、審査で考慮されないことは別です。年数がどう効くかは仙台の審査基準にまとめました。
退職済みの会社を書くとどうなりますか?
その時点で確認が取れず、手続きは止まります。
電話を受けた側は「すでに退職しています」と答えます。申告と事実が食い違っているため、会社は内容を確かめ直すことになり、多くの場合は否決に至ります。
| 在職中に申し込んだ | 退職前であれば、その勤務先で確認が取れます。 |
|---|---|
| 退職後、次が決まっている | 新しい勤務先の入社日以降に申し込むのが確実です。 |
| 退職後、次が未定 | 収入の証明ができないため、申込そのものが難しくなります。 |
2行目については、入社日より前に申し込むと在籍が確認できません。内定の段階では、まだ在籍していないからです。内定通知を示しても、在籍の証明にはなりません。
3行目の場合、公的な制度のほうに相談の余地が残ります。個人ではなく世帯の状況で判断されるためです。資金の区分ごとの要件は生活福祉資金で扱っています。
電話はどうかかってきますか?
会社名は名乗りません。担当者の個人名だけで、本人あてに取り次ぎを求めます。
本人が出れば、そこで確認は終わります。不在であっても「席を外しております」という応答が返れば、それ自体が在籍している証拠になり、多くの場合はそこで足ります。
用件を尋ねられても、借入に関することは伝えません。第三者に借入の事実を知らせる行為は貸金業法第21条で禁じられているためです。
取立ての場面も含めた禁止行為は仙台の正規貸金業者で整理しました。
同僚に知られる心配はありますか?
電話を取り次ぐ人には、誰からの電話かは分かりません。名乗るのは担当者の個人名だけだからです。
取引先からの連絡なのか、知人からなのか、区別のつかない形で入ります。会社によっては個人あての電話が日常的にかかってくるので、特別に目立つものでもありません。
| 取り次ぐ人に分かること | 個人名の相手から、本人あてに電話があったという事実だけです。 |
|---|---|
| 分からないこと | 相手が金融機関であること、借入の申込があること。 |
| 本人が席にいる場合 | そのまま代われば、通話の内容も本人しか聞きません。 |
それでも心配であれば、申込のときに事前連絡を頼んでおく方法があります。電話をかける前に携帯へ一報を入れてもらえれば、自分で受話器を取る段取りが組めます。受け付けるかどうかは会社によりますが、頼んで断られても失うものはありません。
派遣や業務委託の場合
どこへ電話をかけるかが変わります。
| 派遣社員 | 雇用しているのは派遣元です。派遣先ではなく派遣元に連絡が入ります。 |
|---|---|
| 業務委託 | 雇用関係がないため、在籍という考え方が当てはまりません。書類での確認が中心になります。 |
| 日雇いや短期 | 登録先が窓口になります。契約が切れていれば確認が取れません。 |
2行目は自営業に近い扱いです。契約書、入金の記録、開業届の控えなどで事業の実在を示すことになります。必要な書類は仙台の審査基準で整理しました。
書類で代えられる場合
電話以外の方法を認めている会社があります。
| 健康保険証 | 勤務先名の記載があるものです。従来の保険証は新規発行が終了しています。 |
|---|---|
| 直近の給与明細 | 勤務先名と支給額が読み取れるものを、1か月分から3か月分。 |
| 社員証 | 氏名と勤務先が確認できるもの。単独では足りない場合があります。 |
転職直後は、この方法に注意が要ります。給与明細がまだ1枚も出ていない、保険証が届いていない、社員証が発行されていない。どれも入社から数週間は起こりうる状態です。
書類が揃わない時期は、むしろ電話のほうが確実になります。在籍していれば通るからです。書類を待って申込そのものを遅らせるより、電話で進めたほうが早く終わる場面があります。
つながらなかったとき
1回で取れなければ、時間帯を変えて再度かけられます。
それでも取れず、勤務先が休業日であれば翌営業日に回ります。この場合、審査に通っていても入金は翌日以降です。何度もかけ直されることはなく、常識的な回数で打ち切られます。
昼休みや終業後の時間帯は、席にいる人そのものが減ります。時刻を選べる状況なら、午前中か午後の早いうちに出しておくほうが確実です。
曜日ごとの成否と、年間で取れない日数は仙台の即日融資で数えました。
仙台での実務
勤務先の所在地は問われません。市内5区に住んでいて職場が県外にあっても、確認は電話番号にかけるものなので距離は関係しません。
逆に、勤務先が仙台市内でも本人が県外に住んでいる場合も同じです。見られているのは在籍の事実だけで、地理は判断の材料になりません。転勤で住まいが変わったばかりでも、勤務先が正しく書かれていれば問題は生じません。
電話を避けたい事情があるなら、書類での代替を明示している会社を選んでください。金利がわずかに高くても、確実に進むほうが結果的に軽く済む場面があります。1日遅れることの費用と、金利差の実額を並べて比べれば判断がつきます。
会社ごとの条件の見方は仙台の融資会社の選び方にまとめました。
よくある質問
電話では何を聞かれますか?
転職したばかりでも通りますか?
前の勤務先を書いてしまったら?
内定が出ていれば申し込めますか?
会社名を名乗られますか?
本人が出られない場合は?
仙台市の地図
社会福祉協議会は市内5区のすべてにあります。東北財務局もこの市内に置かれています。