フリーローンとカードローンの違いは、金利ではなく構造にあります。100万円を年9.0%のフリーローンで60回返すと利息は245,501円。カードローンで借り、2年後に50万円を追加すると、完済は102回に延びて利息は898,337円になります。差は652,836円。追加で借りられるという便利さが、そのまま値段になっています。
2つの商品の設計が違う
名前が似ているため混同されますが、契約の形が別のものです。
| フリーローン | カードローン | |
|---|---|---|
| 借入の回数 | 契約時の1回のみ | 枠の範囲で何度でも |
| 金利の水準 | 年5.0%から10.0%台が中心 | 年14.0%から18.0%が中心 |
| 返済の終わり | 回数が決まっており、必ず終わります | 借り直せるため、終わりは自分で決めます |
| 使いみち | 証明を求められることがあります | 自由なことがほとんどです |
フリーローンは証書貸付と呼ばれる形式です。契約時に金額と回数が確定し、そのとおりに返して終わります。追加で借りたければ、あらためて審査を受け直すことになります。
この「追加できない」という点が、不便であると同時に、最大の利点でもあります。
追加で借りるとどうなるか
100万円を借りる場面で、3つの経路を比べます。カードローンは毎月の返済額を据え置いたまま、25回目に50万円を追加した場合です。
| 経路 | 毎月 | 完済回数 | 利息合計 |
|---|---|---|---|
| フリーローン 年9.0% | 20,758円 | 60回 | 245,501円 |
| カードローン 年14.5%・追加なし | 23,528円 | 60回 | 411,697円 |
| カードローン 年14.5%・25回目に50万円追加 | 23,528円 | 102回 | 898,337円 |
元利均等での試算です。追加借入の分を含めた借入合計150万円に対する利息を示しています。
追加で50万円を借りると、完済が60回から102回に延びます。3年半余分にかかる計算です。利息の差はフリーローンとの比較で652,836円になります。
なぜ完済が42回も延びるのか
毎月の返済額を変えていないことが原因です。
25回目の時点で残高は約56万円まで減っています。ここに50万円を足すと、残高は約106万円。ほぼ最初の水準に戻ります。ところが毎月の返済額は23,528円のままなので、そこから改めて4年以上かけて返すことになります。
| 24回目終了時 | 残高は約56万円。あと3年で終わる位置にいます。 |
|---|---|
| 50万円を追加した直後 | 残高は約106万円。開始時点とほぼ同じに戻ります。 |
カードローンが悪いのではなく、返済額を据え置いたまま借り直すとこうなる、という話です。追加のたびに返済額も引き上げれば、期間は延びません。
自分の残高と返済額での見通しは返済シミュレーションで確認できます。
フリーローンの金利が低い理由
貸す側から見ると、フリーローンはリスクが読みやすい商品です。
金額も期間も契約時に確定しており、途中で残高が増えることがありません。審査の時点で最後まで見通せるため、そのぶん金利を低く設定できます。
カードローンは逆です。いつ、いくら借りるかが利用者側の裁量にあり、貸す側は上限まで使われる前提で構えることになります。この不確実性が金利に反映されています。
なお、いずれの商品でも限度額が大きいほど上限金利は下がります。利息制限法により、100万円以上は年15.0%が上限です。この仕組みは横浜のカードローンに整理しました。
使いみちの証明を求められる
フリーローンは使途自由をうたっていても、申込時に目的を聞かれることがあります。金融機関によっては、見積書や請求書の提出を求められます。
| 提出を求められやすい | 教育費、リフォーム、医療費、冠婚葬祭など、金額が大きく資料の出やすい用途 |
|---|---|
| 求められにくい | 少額の場合や、使途自由型として設計されている商品 |
事業資金には使えません。これはほとんどの商品で明記されています。個人向けの商品であるためで、事業に充てる資金は別の枠組みになります。
また、他の借入の返済に充てる目的で申し込む場合は、おまとめ専用の商品のほうが条件が合うことがあります。その場合の考え方はおまとめの解説に整理しています。
審査と手続きにかかる時間
カードローンより時間がかかります。金額が大きく、書類も多いためです。
| 工程 | 目安 |
|---|---|
| 仮審査 | 数時間から数日 |
| 書類の提出 | 本人確認書類、収入証明書、使途の資料 |
| 本審査 | 数日から1週間程度 |
| 契約・入金 | 契約後、数日 |
金融機関と申込方法により異なります。
当日中の入金には向きません。急いでいる場面での選択肢は横浜の即日融資に整理しました。
収入証明書は、金額が50万円を超えるとほぼ確実に必要になります。源泉徴収票か直近の給与明細を先に用意しておくと、往復が減ります。
どちらを選ぶかの判断
金額と、借り直す可能性で決まります。
| 状況 | 向いている商品 |
|---|---|
| まとまった額を一度だけ | フリーローン。金利が低く、期間も確定します。 |
| 数万円を短期で | カードローン。手続きが速く、少額に対応します。 |
| いつ必要になるか読めない | カードローン。枠として持てます。 |
| 借り直してしまいそう | フリーローン。構造的に追加ができません。 |
最後の行が実務では大きい。意思の強さに頼らず、仕組みで防げるのがフリーローンの利点です。
何が判断材料になるかは審査基準にまとめてあります。
繰上返済の扱いが違う
早く返したい場合の手続きにも差があります。
カードローンは随時返済が前提の設計で、アプリやATMからいつでも追加入金できます。手数料は無料のことが多い。
フリーローンは証書貸付のため、繰上返済に手数料がかかる商品があります。一部繰上返済で数千円、全額繰上返済で数千円から1万円台という設定が見られます。金利が低いぶん、この手数料が削減分を上回る場合もあります。
| カードローン | 随時返済が容易。手数料は無料のことが多い。 |
|---|---|
| フリーローン | 手数料がかかる商品があります。契約前に確認してください。 |
繰り上げて返す前提があるなら、この項目は金利と同じくらい重要です。銀行商品での扱いは横浜の銀行カードローンにも書きました。
横浜で申し込む場合
商品も審査も全国共通で、横浜だから条件が変わることはありません。
ただしフリーローンは、地方銀行や信用金庫が地域向けに設計している商品があります。神奈川県内に本店や営業基盤を持つ金融機関では、営業区域内に居住または勤務していることを条件とする商品が見られます。この場合、横浜市内に住んでいることが申込要件になります。
こうした商品は、大手のカードローンより金利が低く設定されていることがあります。そのかわり来店が必要だったり、口座の開設が前提だったりする。急がない借入であれば、地元の金融機関を候補に入れる価値はあります。
フリーローンは一度きりの借入に向きます。繰り返し使う場合の選択肢は横浜でお金を借りるから辿ってください。
よくある質問
フリーローンとカードローンはどう違いますか?
途中で追加すると総額はどれだけ変わりますか?
なぜ完済がそこまで延びるのですか?
フリーローンはなぜ金利が低いのですか?
使いみちを示す書類は要りますか?
横浜ならではの商品はありますか?
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