3社に合計150万円あり、毎月45,000円を返しているとします。年18.0%から14.5%へまとめて、返済額をそのまま維持すれば利息は163,819円減ります。ところが同じ借換えで毎月25,000円に下げると、金利が下がったのに利息は592,059円増えます。おまとめの成否を決めているのは金利ではなく、返済額を下げるかどうかです。
返済額を維持した場合と下げた場合
3社合計150万円、年18.0%、毎月45,000円という状態を起点にします。ここから年14.5%へ借り換えた場合を、返済額の設定別に並べます。
| 状態 | 金利 | 毎月 | 完済回数 | 利息合計 |
|---|---|---|---|---|
| 現状のまま | 18.0% | 45,000円 | 47回 | 595,081円 |
| おまとめ・額を維持 | 14.5% | 45,000円 | 43回 | 431,262円 |
| おまとめ・額を下げる | 14.5% | 35,000円 | 61回 | 625,859円 |
| おまとめ・さらに下げる | 14.5% | 25,000円 | 108回 | 1,187,140円 |
元利均等での試算です。借換えの手数料は考慮していません。
返済額を維持すれば163,819円減り、25,000円まで下げると592,059円増えます。同じ借換えです。違うのは毎月いくら払うかだけです。
なぜ金利が下がって総額が増えるのか
利息は、残高に対して、借りている期間だけかかります。金利を下げると1か月あたりの利息は減りますが、期間が延びればその回数が増えます。
返済額を45,000円から25,000円に下げると、完済は43回から108回へ。65回、5年以上長くなります。1回あたりの利息が小さくなっても、回数が2.5倍になれば総額は増えます。
| 金利を下げる効果 | 1か月あたりの利息が減ります。 |
|---|---|
| 期間が延びる効果 | 利息のかかる回数が増えます。こちらのほうが大きくなりがちです。 |
おまとめの広告では毎月の負担が軽くなる点が強調されます。それ自体は事実ですが、総額は別の話です。両方を見てから判断してください。
自分の残高での試算は返済シミュレーションでできます。
それでも下げる意味があるとき
総額が増えると分かったうえで、返済額を下げるべき場面はあります。
毎月の返済が生活を圧迫していて、延滞が現実的になっている場合です。延滞すれば信用情報に記録が残り、5年間影響します。総額が増えても、確実に払い続けられる水準にするほうが結果は良くなります。
| 余裕がある | 返済額を維持します。総額が最も小さくなります。 |
|---|---|
| ぎりぎり払えている | 少し下げて、余裕分を繰上返済に回す方法があります。 |
| 延滞しそう | 確実に払える額まで下げます。総額より継続を優先します。 |
中間の選択肢として、返済額は下げつつ、余裕のある月に繰上返済を入れるという運用もあります。契約上の負担は軽く、実質的には短い期間で終えられます。
総量規制の例外になる
貸金業者からの借入には年収の3分の1という天井がありますが、返済負担を軽くする目的の借換えは、その計算から外されています。
貸金業法施行規則により、借換えによって利用者に一方的に有利となる貸付は、総量規制の例外として扱われます。すでに年収の3分の1に達していても、おまとめであれば契約できる場合があるのはこのためです。
| 条件1 | 返済の負担が軽減されることが要件です。 |
|---|---|
| 条件2 | 新たな借入ができない設計になっていることが一般的です。 |
| 条件3 | 返済のみの契約となり、追加の借入枠は付きません。 |
枠の計算そのものは横浜の審査基準に整理しました。
おまとめ後に元の枠を使わない
おまとめで失敗する典型が、これです。
3社の残高をゼロにしても、契約自体は残ります。枠が空いた状態になるため、また借りられる。ここで使ってしまうと、おまとめ分と合わせて借入は元より増えます。
防ぐには、完済した契約を解約するか、限度額をゼロに近づけることです。会員サイトか電話で手続きできます。
使っていない枠は、住宅ローンなど他の審査でも不利に働くことがあります。この点は横浜のカードローンに実額で示しました。
おまとめの審査で見られる点
まとめる目的の審査は、新規の借入とは見る角度が異なります。
| 項目 | 見られ方 |
|---|---|
| 返済の履歴 | 延滞の記録がないことが重視されます。 |
| 借入の総額 | 年収に対して過大でないか。まとめても返せるかを見ます。 |
| 件数 | 件数が多いほど、整理する意味は大きいと判断されます。 |
| 勤続年数と収入の安定性 | 長期の返済になるため、通常より重く見られます。 |
すでに延滞している状態では通りにくくなります。おまとめは延滞前に動くほうが選択肢が広い。返済が遅れている場合の対応は返済が遅れた場合にまとめました。
まとめない選択肢との比較
おまとめ以外にも、負担を減らす方法はあります。
| 金利の高い順に返す | 複数社のうち、金利が最も高い1社に集中して返します。手続きは不要です。 |
|---|---|
| 残高の小さい順に返す | 件数を減らすことを優先します。管理が楽になります。 |
| おまとめ | 金利を下げ、管理を1本にします。審査が必要です。 |
金利の高い順に返す方法は、総額を減らす効果としては最も確実です。おまとめの審査に通らない場合でも、今日から実行できます。
件数が2社程度で残高も大きくないなら、まとめる手間に見合わないこともあります。判断は件数と金額次第です。
手数料と諸費用
借換えには費用がかかる場合があります。試算に入れておいてください。
| 繰上返済の手数料 | 既存の契約側で発生することがあります。1件あたり数百円から数千円です。 |
|---|---|
| 振込手数料 | 各社への返済を自分で行う場合にかかります。 |
| 契約時の費用 | 無担保のカードローン型では通常かかりません。 |
金額としては大きくありませんが、削減額が小さい場合には比率として無視できなくなります。3社で合計1万円の手数料がかかり、削減額が2万円であれば、実質的な効果は半分です。
会社ごとの手数料の扱いは横浜の融資会社の選び方に整理しました。
返済日が1本になる効果
金額の話とは別に、管理そのものが軽くなる利点があります。
3社に借入があれば、返済日は月に3回あります。5日、15日、27日といった具合で、それぞれ別の口座から引き落とされていることもある。どれか1つで残高が足りなければ、そこだけ延滞になります。
まとめれば引き落としは月1回です。給料日の直後に設定しておけば、残高不足による延滞はほぼ防げます。延滞は61日以上または3か月以上で信用情報に記録され、5年間影響するため、この差は金額以上に効いてくることがあります。
横浜で相談する場合
商品も審査も全国共通で、横浜だから条件が変わることはありません。
ただし、返済が立ち行かない段階まで来ている場合は、借換えではなく別の枠組みが必要になることがあります。公的な相談窓口があり、費用はかかりません。
| 横浜市の多重債務相談 | 各区の相談窓口で受け付けています。 |
|---|---|
| 日本貸金業協会 | 相談と紛争解決のための専用窓口があります。 |
| 神奈川県金融課 | 県知事登録業者に関する相談に対応しています。 |
| 法テラス | 収入等の条件を満たせば無料法律相談が利用できます。 |
おまとめで解決するのか、別の手続きが必要なのかは、状況によります。まず整理するだけでも次の手が見えてきます。おまとめは既存の契約の組み替えです。新規で借りる側まで含めるなら横浜でお金を借りるから辿ってください。
よくある質問
おまとめで総額は必ず減りますか?
なぜ金利が下がって総額が増えるのですか?
返済額を下げるべき場面はありますか?
年収の3分の1を超えていても借りられますか?
おまとめ後に気をつけることは?
おまとめ以外に方法はありますか?
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