おまとめで毎月が軽くなることと、払う総額が減ることは別のことです。3社合計90万円を年18.0%・36回で返していれば毎月32,537円、利息は271,332円。これを年15.0%にまとめても、回数を84回に伸ばせば毎月17,367円まで下がる代わりに利息は558,828円になります。月々は15,170円軽くなり、総額は287,496円増える。同じ36回のままなら利息は223,200円で、48,132円減ります。金利ではなく回数が、結果を決めています。
軽くなることと減ることは別です
おまとめの案内は毎月の額で書かれています。総額がどうなるかは、そこには出てきません。金利が下がっても、期間が伸びれば総額は増えます。
毎月の返済が苦しいときに、額が半分近くになるという提案は魅力的に映ります。実際、家計としては呼吸ができるようになります。
ただ、その軽さは期間を伸ばして作られています。返す月数が倍以上になれば、利息のかかる月数も倍以上です。
金利が3ポイント下がっても、月数が2倍を超えれば足りません。ここが逆転する点です。
月15,170円と総額287,496円
数字で並べます。
| 条件 | 毎月の返済 | 利息 |
|---|---|---|
| 年18.0%、36回のまま | 32,537円 | 271,332円 |
| 年15.0%、84回に伸ばす | 17,367円 | 558,828円 |
90万円を元利均等で計算した概算です。実際の適用金利と回数は商品と審査により決まります。
毎月は15,170円軽くなります。年間で182,040円、家計に残る現金が増えるということです。
その代わり、利息は287,496円増えます。7年かけて返すあいだに、この差が積み上がります。
どちらも本当のことです。案内に書かれているのは前者だけで、後者は返済表を最後まで見ないと出てきません。隠されているわけではなく、目立つ場所に置かれていないというだけです。
回数を変えなければ減ります
期間を伸ばさなければ、おまとめは素直に効きます。
| 条件 | 毎月の返済 | 利息 |
|---|---|---|
| 年18.0%、36回 | 32,537円 | 271,332円 |
| 年15.0%、36回 | 31,200円 | 223,200円 |
同じ90万円を同じ回数で返した場合の比較です。
利息は48,132円減ります。毎月の負担もわずかに軽くなります。
つまり、おまとめの効果は金利差から出ています。回数を伸ばした瞬間に、その効果を打ち消して余りある額が乗るということです。
返済額の出し方は返済シミュレーションで確かめられます。
どちらを選ぶかの分かれ目
期間を伸ばすのが常に間違いというわけではありません。
| 毎月が払えている | 回数を変えずにまとめてください。総額が減ります。 |
|---|---|
| 毎月が払えていない | 期間を伸ばす価値があります。延滞して記録が残るより先に手を打てます。 |
下の場合、比べるべきは総額ではありません。延滞が3か月続けば信用情報に登録され、5年のあいだ残ります。287,496円と引き換えに、その5年を避けるという判断です。
すでに遅れが出ている場合にできることは返済が遅れた場合にまとめました。
完済までの月数を先に決めます
申し込む前に、自分で数字を置いておいてください。
いま毎月いくらなら無理なく出せるか。その額で90万円を返すには何回かかるか。この二つを先に出しておけば、提示された条件が自分の想定より長いかどうかがすぐ分かります。
提示のほうが長ければ、短くできないかを聞けます。回数は商品の枠内で選べることが多く、言われた回数をそのまま受け入れる必要はありません。
逆に、自分で置いた月数が短すぎて払えなければ、それも申し込む前に分かります。
繰上返済には二つの型があります
まとめたあと、余裕が出たときの入れ方でも結果が変わります。
| 期間を短くする型 | 毎月の額はそのままで、完済が早まります。利息は大きく減ります。 |
|---|---|
| 毎月を軽くする型 | 完済の時期は変わらず、月々の額が下がります。利息の減り方は小さくなります。 |
総額を減らしたいなら上です。月々を楽にしたいなら下になります。
どちらを選べるかは商品によります。一方しか用意していない場合もあるので、まとめる前に確かめておいてください。
手数料がかかる商品もあります。少額を何度も入れるより、まとまった額を一度に入れるほうが有利になります。
1社だけでも借り換えられます
おまとめという言葉から、複数社を前提に読んでしまいがちです。
実際には、1社からの借入を別の1社へ移す形でも同じ仕組みが使えます。金利の低い商品へ移せば、それだけで利息は減ります。
とくに、限度額が100万円の帯に届く場合は効きます。上限金利の段そのものが下がるためです。仕組みはさいたまのカードローンに書きました。
1社だけなら、比べる相手も少なくて済みます。まとめるほどの規模ではないと思っている段階でも、借り換えなら選べます。残高が大きいほど、動かす価値も大きくなります。
まとめる前に残高を確定させます
いくらをまとめるのかは、思っているより曖昧になりがちです。
3社から借りていれば、それぞれの残高が毎月動いています。合計を記憶で出せば、実際とはずれます。まとめる額が足りなければ、元の契約に端数が残ります。
| 各社の残高 | 会員サイトで当日の数字を確認します。 |
|---|---|
| 経過している利息 | 返済日から今日までの分が乗ります。 |
| 手数料の有無 | 一括で返す際にかかる場合があります。 |
三つを足したものが、実際に必要な額です。切りのよい数字で申し込むと、端数が残って契約が三つとも生き続けることになります。
各社に完済に必要な額を問い合わせれば、日付を指定した数字を出してもらえます。その数字で申し込むのが確実です。
さいたまで相談する場合
おまとめの仕組みも計算も全国共通で、市内10区による違いはありません。
返済が続けられない状態に近いなら、借り換える前に相談できる先があります。市の消費生活総合センターや法テラスでは、契約や返済についての相談を受けています。いずれも平日の日中が中心なので、電話で受けている枠を先に使ってください。
都内へ通勤していると、窓口へ行くこと自体に半日を要します。電話で聞ける範囲を先に聞いておけば、行く回数を減らせます。
枠の数え方と、まとめた場合の扱いは総量規制の解説に、手段全体の並びはさいたまでお金を借りるに置きました。
よくある質問
おまとめで総額は減りますか?
回数を変えなければどうなりますか?
期間を伸ばすのは間違いですか?
申し込む前に決めておくことはありますか?
繰上返済はどう選びますか?
1社しかない場合も使えますか?
さいたま市の地図
社会福祉協議会は市内10区のすべてに置かれています。担当になるのは住民登録のある区で、勤務先が都内であっても変わりません。