銀行3行に申し込んでも、保証会社が2社しかなければ独立した判断は2回しか行われません。申込の記録は3件残ります。記録は申込先の数で増え、判断は保証会社の数でしか増えない。銀行のカードローンを比べるとき、行名より先に見るべきなのは商品説明の隅に書かれた保証会社の名前です。
記録は3件、判断は2回
3行に申し込んだ場合を、保証会社の重なり方ごとに並べます。
| 申し込む銀行 | 保証会社 | 独立した判断 | 残る申込記録 |
|---|---|---|---|
| 3行 | 3社 | 3回 | 3件 |
| 3行 | 2社 | 2回 | 3件 |
| 3行 | 1社 | 1回 | 3件 |
同じ保証会社が同時期に同じ人を別々に判断した場合、結果が変わることは想定しにくいという前提です。
記録の数は必ず3件ですが、判断の数は1回から3回まで動きます。払う代償は同じで、得られるものだけが変わります。
1件あたりの値打ちが下がる
記録1件でどれだけの判断を得られたかという割合にすると、差がはっきりします。
保証会社が3社なら1件につき1回。2社なら0.67回、1社なら0.33回です。重なりが多いほど、同じ記録を払って得られる判断が減ります。
申込の記録は6か月保持されます。この間、他社が照会すればいつどこに申し込んだかが見え、短期間に件数が並んでいれば資金繰りが厳しいと読まれます。無駄になった1件も、同じ重さで数えられます。
社数を増やしたときに通る見込みがどう伸びるかは申込社数の上積みで計算しました。銀行の場合は、そこに保証会社の重なりという要素が加わります。
申し込む順番も考えどころです。条件のよい順に1行ずつ出し、結果を待ってから次へ進めば、記録は必要な分しか増えません。まとめて出すより時間はかかりますが、6か月残る件数を抑えられます。
保証会社はどこに書いてあるか
商品説明のなかに必ず記載があります。目立つ位置ではありません。
金利や限度額の下、返済方式や遅延損害金と並ぶあたりに「保証会社」という項目があります。会社名がそのまま書かれているので、複数行の説明を並べれば重なりはすぐ分かります。
申込前にこれを見比べるだけで、無駄な1件を出さずに済みます。作業としては数分です。
| 見る場所 | 商品説明の「保証会社」の欄。 |
|---|---|
| 見るもの | 会社名。複数行で同じ名前が並んでいないか。 |
| 分かること | 実質的に何回の判断を受けられるか。 |
保証会社を分散させることが目的になってしまうと、条件の悪い商品まで候補に入れることになります。重なりを避けるのは、あくまで同じ記録でより多くの判断を得るための工夫です。金利や回数が見合わない商品まで並べる理由にはなりません。
なぜ保証会社が判断するのか
銀行のカードローンには担保も保証人も要りません。その役目を保証会社が引き受けています。
返済が止まったとき、保証会社が銀行へ残額を立て替えます。以後の請求は保証会社から来ます。貸し倒れの損失を負うのが保証会社である以上、貸すかどうかを実質的に決めるのもそちら側になります。
この保証会社は、消費者金融やクレジットカード会社が務めていることが多い部分です。銀行の窓口で申し込んでいても、判断しているのは別の業態の会社ということになります。
審査の中身が銀行だから違う、という前提は成り立ちません。金利が低いぶん慎重に見られる傾向はありますが、それは判断の主体が違うからではなく、負えるリスクの幅が狭いためです。
同じ保証会社に再び当たると
過去にその会社と取引があった場合、影響はそのまま持ち込まれます。
延滞の記録が残っていれば、銀行の看板であっても結果は変わりません。逆に良好な取引履歴があれば、それも同じように材料になります。銀行を変えて出し直すという発想が効かないのはこのためです。
自分がどの会社と取引してきたかを思い出せない場合、信用情報の開示請求で確かめられます。契約中のものも、終わったものも記録に残っています。
記録の種類と保持期間は返済が遅れたときに整理してあります。
保証会社の名前が分かれば、その会社の商品を直接使うという選択も見えてきます。銀行を経由するぶん金利は低く抑えられますが、審査の主体が同じなら通るかどうかの見込みは近くなります。速さを取るか金利を取るかという整理に置き換えられる場面です。
当日融資ができない別の理由
保証会社の審査とは別に、もう1つ工程が入ります。
2018年1月以降、銀行はカードローンの審査で警察庁のデータベースへ照会を行っています。反社会的勢力との関係を確かめる手続きで、回答が返るまで契約に進めません。最低でも1営業日を要します。
これは業界として揃えた仕組みなので、対応の速い銀行を探しても解決しません。今日中に必要なら、この一点で銀行は候補から外れます。
急がない場合の損得は待つ日数の損益分岐で日数にしました。
金利の下限と上限の見方
広告に出る幅は、下限に目が行くようにできています。
下限が適用されるのは限度額が大きい場合です。初回の契約では上限に近い側になりやすく、下限どうしを比べても実際の負担の比較になりません。上限側の数字に揃えたうえで並べるのが確実です。
| 下限の金利 | 限度額が大きい場合の数字です。初回では届きにくい部分です。 |
|---|---|
| 上限の金利 | 初回の契約で適用されやすい側です。ここで比べます。 |
限度額と金利が連動する仕組みそのものは元本に届く割合で扱っています。
口座の有無で日数が変わる
手続きの速さで差が出るのは、その銀行に口座を持っているかどうかです。
口座がなければ開設から始めることになり、審査とは別に日数が加わります。すでに給与の振込先にしている銀行があるなら、そこを最初の候補にすると工程が1つ減ります。
口座があれば返済も口座振替で完結します。ATMからの入金は1回110円から220円かかるため、毎月続けば年に数千円の差になります。
返済日は給料日から数日おいたところに置いてください。月初は固定費の引落しが集中し、月末は次の給与を待つ状態になります。
神戸で銀行から借りる
神戸で選べる先は3つに分かれます。
| 都市銀行 | 全国共通の商品です。オンラインで申込が完結します。 |
|---|---|
| 地方銀行 | 兵庫県内に営業基盤があります。地域向けの商品を扱います。 |
| 信用金庫 | 営業地区に住むか勤めていることが条件です。会員になる形をとります。 |
いずれも保証会社が付きます。地域の金融機関だから別の枠組みで判断される、ということはありません。商品説明で保証会社名を確かめる手順は同じです。
神戸で選べる手段を横に並べたものは神戸でお金を借りるに置いてあります。
兵庫県内には地域に根ざした信用金庫が複数あり、営業地区もそれぞれ違います。住んでいる区や勤務先の場所によって使える金庫が変わるため、候補に入れる前に営業地区を確かめてください。条件を比べる項目の立て方は条件ごとの効き目に置きました。
よくある質問
複数の銀行に申し込む意味はありますか?
保証会社はどこで確認できますか?
なぜ銀行ではなく保証会社が判断するのですか?
過去の取引は関係しますか?
銀行は当日中に借りられますか?
神戸の地方銀行や信用金庫でも同じですか?
神戸市の地図
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