フリーローンは追加で借りられません。50万円を年12.0%・60回で借りて、2年後に30万円足りなくなったらどうするか。組み直すと利息は合計314,263円、別に借りれば241,719円。差は72,544円で、組み直すほうが高くつきます。金利は組み直しのほうが低いのに、です。
足りなくなったときの3つの道
50万円を年12.0%・60回で借りると、毎月11,122円、総支払額は667,333円になります。2年返した時点で残高は334,862円です。
ここで30万円が新たに必要になったとき、取れる道は3つあります。
| 最初から多めに | そもそも80万円を借りておく形です。 |
|---|---|
| 組み直す | 残高334,862円に30万円を足し、634,862円を新たに60回で組みます。 |
| 別に借りる | 50万円はそのまま返し、30万円を別枠で借ります。 |
どれも最終的に使う額は80万円です。違うのは、その80万円をどう組むかだけです。
利息を並べる
3つの案で、支払う利息の合計を出します。
| 案 | 条件 | 利息の合計 |
|---|---|---|
| 別に借りる | 50万円を年12.0%で継続+30万円を年15.0%・36回 | 241,719円 |
| 最初から多めに | 80万円を年12.0%・60回 | 267,733円 |
| 組み直す | 634,862円を年12.0%・60回 | 314,263円 |
元利均等での概算です。組み直しの利息には、最初の2年間に払った分を含めています。
最も安いのは、金利が最も高い「別に借りる」案です。年15.0%を含んでいるのに、年12.0%だけで組み直すより72,544円安く済みます。
組み直しが高くなる理由
期間が伸びるからです。金利より期間のほうが効いています。
2年返して残高は334,862円まで減っています。ここで組み直すと、この334,862円が再び60回に引き伸ばされます。あと36回で終わるはずだった分が、60回に戻るということです。
完済までの通算は、最初の24か月と新しい60か月で84か月。7年かかります。別に借りる案なら60か月、5年で終わります。
組み直しには手数料がかかる場合もあります。既存の契約を完済する扱いになるため、繰上返済の手数料が発生することがあるためです。
3案の順位は、金利と期間の組み合わせで入れ替わります。別枠で借りる側の金利がもっと高ければ、組み直しのほうが安くなる場面も出てきます。自分の条件で並べ直したい場合は、それぞれの案を回数と金利で入れて総額を出してみてください。
月々の負担と完済時期
利息だけで決めると、資金繰りを見落とします。3案を月々の額でも並べます。
| 案 | 毎月の額 | 完済まで |
|---|---|---|
| 別に借りる | 25か月目以降は21,522円 | 60か月 |
| 最初から多めに | 17,796円 | 60か月 |
| 組み直す | 25か月目以降は14,122円 | 84か月 |
最も安い案が、月々では最も重くなります。21,522円を払えるかどうかが選択の前提です。払えないなら、組み直しが現実的な選択になります。
安い案を選べるかどうかは、月々に回せる額で決まります。その見積もり方は福岡でお金を借りるに置きました。
3案のどれを選ぶにしても、先に確かめておくのは繰上返済の扱いです。手数料がかからず随時返済ができる商品なら、月々の負担が軽い案を選んでおいて、余裕が出た月に上乗せするという組み方ができます。手数料がかかる商品では、この柔軟さが失われます。
最初から多めに借りる場合
3案のうち中間に位置するのが、最初から80万円を借りる形です。
利息は267,733円。組み直しより46,530円安く、別に借りる案より26,014円高くなります。月々は17,796円で、5年で終わります。
ただし、これは80万円を最初から使う前提です。30万円を2年後まで使わないのであれば、その2年分の利息を無駄に払うことになります。使う予定がはっきりしていない額を先に借りるのは、この点で不利です。
必要額を先に固める手順は福岡の少額融資に書いてあります。
カードローンとの違い
この「組み直すしかない」という制約が、フリーローンの性格を決めています。
| フリーローン | 一度きりの借入です。追加できない代わりに、金利が低く設定されます。 |
|---|---|
| カードローン | 枠の範囲で繰り返し借りられます。その分、金利は高くなります。 |
追加できないことは制約ですが、残高が増えていかないという保証でもあります。完済までの道筋が最初から決まっている点が、カードローンとの最大の違いです。
残高が動く商品での元本の減り方は福岡のカードローンで計算しました。
契約時に総額が決まる
元本、金利、回数がすべて確定するため、契約書に総支払額が記載されます。
50万円を年12.0%・60回なら667,333円。この数字が最初から分かっている商品は、そう多くありません。カードローンでは、使い方によって総額が変わるため確定しません。
返済計画を立てるうえで、この確定性は大きな利点です。5年間の家計に、毎月11,122円という固定の項目が入ると分かった状態で始められます。
一方で、途中で返済額を下げることもできません。柔軟さと引き換えの確定性です。
使途を示す書類
使途自由と言っても、申込の際には目的を聞かれます。
金額の根拠として、見積書や請求書の提出を求められる場合があります。目的が具体的であるほど、金額の妥当性を説明しやすくなります。
| 求められることがある書類 | 見積書、請求書、契約書の写し。 |
|---|---|
| ほぼ必ず要るもの | 本人確認書類、収入を示す書類。 |
事業の資金には使えないのが一般的です。個人の使途に限られる商品として設計されています。
審査では、既存の借入も含めて返済の見込みが見られます。すでにカードローンの残高があるなら、その返済額も月々の負担として数えられます。何が見られるかは審査基準に整理してあります。
福岡でフリーローンを使う
福岡では、銀行と信用金庫がこの種の商品を扱っています。
| 地方銀行 | 県内に営業基盤があります。目的別に金利を分けている商品もあります。 |
|---|---|
| 信用金庫 | 営業地区に住むか勤めていることが条件です。 |
| 都市銀行 | 全国共通の商品を扱います。オンラインで申込が完結します。 |
審査には1週間から2週間かかります。急ぎの資金には向きませんが、その分カードローンより低い金利が設定されます。
待つことの損得を日数で見る方法は福岡の銀行ローンにあります。
目的別に金利を分けている商品もあります。教育、医療、住宅の修繕といった用途では、使途自由の商品より低い金利が設定されることがあります。使い道が特定できるなら、そちらを先に確かめてください。
よくある質問
途中で足りなくなったらどうしますか?
金利が低い組み直しがなぜ高くなるのですか?
最初から多めに借りておくべきですか?
月々の負担はどれが軽いですか?
カードローンとどちらがよいですか?
総支払額は契約前に分かりますか?
福岡市の地図
社会福祉協議会は市内7区のすべてにあります。担当は住民登録のある区で、通勤先の場所は問われません。