フリーローンは契約の時点で期間を確定させる商品です。だから完済時の年齢に上限がある場合、その制約が最初から効きます。70歳で借りて完済時75歳未満という条件なら、取れるのは5年までです。100万円を年6.0%で返すとして、5年なら毎月19,332円で利息159,920円、10年なら毎月11,102円で利息332,240円。期間を切られると毎月は8,230円重くなりますが、総額では172,320円安くなります。年齢の制約が響くのは、総額ではなく毎月のほうです。
期間を先に決める商品です
フリーローンは、借りる額と回数と金利を契約時に確定させ、そのとおりに返し終える形です。途中で借り足すことはできません。
カードローンのように枠を持ち続けるのではなく、一度きりの貸付として組まれます。返し終われば契約も終わり、枠も残りません。
期間が確定するということは、完済する年月も確定するということです。だから完済時の年齢に上限を置いている商品では、その条件がまっすぐに効きます。
申込の段階で、取れる期間の上限が決まってしまう。ここがカードローンとの大きな違いになります。あとから伸ばすこともできません。
月8,230円重く、総額172,320円安い
期間が切られた場合に何が起こるかを、金額で見ます。
| 期間 | 毎月の返済 | 利息 |
|---|---|---|
| 5年(60回) | 19,332円 | 159,920円 |
| 10年(120回) | 11,102円 | 332,240円 |
100万円を年6.0%で返した場合の概算で、元利均等によります。年6.0%は目安として置いた数字にすぎません。
毎月は8,230円重くなります。そのかわり、払う利息は172,320円少なくなります。
つまり年齢で期間を切られることは、費用の面では不利ではありません。長く借りられないことは、長く利息を払わずに済むということでもあるからです。
問題になるのは毎月の8,230円だけです。これを年金と生活費のあいだから出せるかどうかで、判断が決まります。自分の額に置き換えるなら返済シミュレーションに入れてみてください。
調整するのは借りる額のほうです
期間を動かせないなら、動かせるのは額です。
毎月出せる額を先に決めて、そこから逆算します。月に1万円までなら、5年で返せる元金はおよそ50万円台です。
| 先に決めるもの | 毎月いくらまでなら無理なく出せるか。 |
|---|---|
| 次に決まるもの | 期間。年齢の条件から自動的に上限が出ます。 |
| 最後に決まるもの | 借りられる額。上の二つの結果です。 |
順序を逆にすると、必要な額から期間を伸ばそうとして条件に当たります。あるいは無理な月額で組んで、途中で行き詰まります。どちらも申し込む前に避けられる形です。
必要な額が逆算した額に届かない場合は、そもそも別の手を考える場面です。無理に届かせるより、公的な制度で埋まる部分がないかを先に見てください。中身は北九州の公的融資にまとめました。
保証人を求められることがあります
年齢や収入の状況によって、保証の形が変わることがあります。
多くの商品は保証会社が保証する形をとっていて、その場合は保証人を立てる必要がありません。保証料は金利に含まれるか、別に払うかのどちらかです。
一方で、保証会社の保証が得られない場合に連帯保証人を求める商品もあります。頼む相手がいるかどうかが、そのまま条件になります。
連帯保証人は、借りた本人と同じ責任を負います。頼まれる側にとっては軽い話ではないので、額と期間をはっきり示したうえで相談してください。
家族に頼む場合でも、負う内容は変わりません。断られたとしても、それは当然の判断として受け止めてください。関係を損ねるくらいなら、額を下げるほうが先です。
使いみちを聞かれます
使途自由という名前ですが、何に使うかは記入します。
限定されないという意味であって、聞かれないという意味ではありません。医療費、住まいの修繕、冠婚葬祭。書く欄が用意されています。
商品によっては、見積書や請求書の提出を求められます。医療費なら明細、修繕なら業者の見積書です。
用途が決まっているなら、目的別の商品を見る手もあります。金利が低く設定されていることが多いので、当てはまるなら先に確かめてください。医療費や住まいの修繕には、専用の商品が用意されています。
繰上返済で期間を縮める
契約したあとに余裕ができたときの扱いです。
| 期間を短くする型 | 毎月の額はそのままで、完済が早まります。利息は大きく減ります。 |
|---|---|
| 毎月を軽くする型 | 完済の時期は変わらず、月々の額が下がります。 |
| 手数料 | かかる商品とかからない商品があります。契約の前に確かめてください。 |
完済時の年齢が気になる場合は、上を選ぶ意味があります。早く終われば、その分だけ条件の内側に確実に収まります。
ただし年金で暮らしている場合、まとまった余裕が出る場面は限られます。無理に繰り上げて手元を薄くするより、毎月を確実に続けるほうが安全です。手元の現金は、いざというときの備えでもあります。
カードローンとの向き不向き
どちらを選ぶかの目安を並べます。
| フリーローンが向く | 必要な額が確定していて、返し終える時期をはっきりさせたい場合。 |
|---|---|
| カードローンが向く | いくら要るか読めない、あるいは少額を短く使う場合。 |
年金で暮らしている場合、上のほうが管理しやすいという面があります。借り足せないので、残高が知らないうちに戻ることがありません。
一方で、契約したあとに追加が必要になれば、また最初から申し込むことになります。そのときに年齢の条件を満たしているかは、また別の話になります。数年後には外れている可能性もあります。
残高が相続の対象になる点は、どちらも同じです。扱いは北九州のカードローンにまとめました。
北九州で申し込む場合
商品の仕組みも年齢の条件も全国共通で、市内7区による違いはありません。
県内には福岡に本店を置く金融機関と、地域の信用金庫があります。市内にも店舗があるので、窓口で条件を確かめながら進めたい場合はこちらが候補になります。
来店を求める商品もあります。平日の日中に出向けるかどうかは、選べる商品の範囲に関わります。市域が広いので、最寄りの店舗までの移動時間も含めて考えてください。
手段ごとの費用と日数は借入先の違いを比較に、返済額の置き方は北九州の消費者金融に置きました。
よくある質問
年齢で期間が短くなると損ですか?
毎月はどれくらい変わりますか?
借りる額はどう決めますか?
保証人は必要ですか?
使いみちは自由ですか?
途中で追加できますか?
北九州市の地図
社会福祉協議会は市内7区のすべてに置かれています。担当になるのは住民登録のある区で、年金を受け取っている世帯の相談も同じ窓口です。