学生が在学中に借りるとき、誰も計算していない項目があります。返し終わるのが卒業の前か後かです。25万円を年18.0%・24回で借りると毎月12,481円、返済総額は299,544円で利息は49,544円。2年生の春に借りれば卒業前に終わりますが、4年生の春なら就職して1年目まで持ち越します。働き始めた年は住民税も引かれ始める年でもあります。借りる学年で、返済が当たる時期がまるで変わります。
返し終わるのが卒業の前か後か
借りる学年によって、返済が学生生活の中で終わるか社会人になってからかが決まります。金額でも金利でもなく、時期の問題です。
| 借りた時期 | 24回で返し終わる時期 |
|---|---|
| 2年生の春 | 4年生の春。卒業前に終わります。 |
| 4年生の春 | 就職して1年目の春。持ち越します。 |
25万円を年18.0%・元利均等・24回で返済した場合の例です。毎月の返済は12,481円、総額は299,544円になります。
前者なら、返済の原資はアルバイト収入です。シフトを増やせば調整できます。後者は給与になりますが、その給与には別の予定が入っています。
就職1年目に持ち越すと重なるもの
働き始めた年の手取りは、思っているより伸びません。同時にいくつかのことが起きるためです。
| 引かれ始めるもの | 社会保険料。1年目から給与から引かれます。 |
|---|---|
| 2年目から加わるもの | 住民税。前年の所得に対してかかるため、就職2年目から引かれ始めます。 |
| 出ていくもの | 転居費用、通勤の支度、場合によっては奨学金の返還開始。 |
奨学金を借りていれば、その返還も卒業後に始まります。学生時代の借入がここに重なると、働き始めた年に二本の返済を抱えることになります。
12,481円という額そのものは大きくありません。重なる相手が多い時期に当たることが問題です。借りる学年を選べるなら、早いほうが安全だということになります。
枠を決めるのはアルバイト収入だけです
貸金業者から借りられる額は、年収の3分の1が上限です。学生の場合、この年収に入るのは本人が働いて得た収入だけになります。
月8万円のアルバイトなら年収96万円で、計算上の枠は32万円です。ただしこれは法律が引いた天井で、実際に提示される額ではありません。学生への初回は10万円前後から始まるのが通例です。
| 計算上の上限 | 年収96万円なら約32万円。 |
|---|---|
| 初回に提示される枠 | 10万円前後が一般的です。 |
32万円を前提に計画を立てると足りません。当てにするなら、下のほうの数字にしてください。
初回が小さく出るのは、学生が信用されていないからではありません。返済の実績がまだ記録に何もない状態だからです。契約して何回か滞りなく返せば、その記録が積み上がります。増額を考えるのはそのあとです。
仕送りと奨学金は入りません
年収の欄に書けるのは、労働の対価として得たものだけです。
仕送りは親からの援助であって、働いて得た収入ではありません。奨学金も貸与か給付かにかかわらず、労働の対価ではないためこの計算には入りません。
したがって、仕送りだけで生活していてアルバイトをしていない学生には、貸金業者からの枠が出ません。年収がゼロなら、その3分の1もゼロになるという算術上の帰結です。
ここで家族の名義を使うことを考える人がいますが、それは名義貸しにあたります。契約者は名義を貸した側になり、記録もそちらに残ります。返せなくなったときに責任を負うのも名義人です。
在籍確認はアルバイト先に入ります
学生の場合、確認の電話は大学ではなくアルバイト先にかかります。
飲食店や小売店ではシフトで人が入れ替わるため、在籍を答えられる責任者がいない時間帯があります。その時間に電話が入れば、そこで止まります。
在籍を答えられる人が店にいる時間帯を、申込のときに伝えておいてください。あわせて給与明細で代えられるかも聞いておくと、シフト次第で止まる事態を避けられます。掛け持ちしている場合にどこへかかるかは京都の在籍確認に整理しました。
配偶者がいる場合の枠
本人に収入がない場合でも、配偶者がいれば別の仕組みがあります。
貸金業法施行規則の定める配偶者貸付で、夫婦の年収を合算し、その3分の1までを枠とするものです。合算600万円なら200万円が計算上の上限になります。
ただし取り扱っている会社は多くありません。配偶者の同意書、婚姻関係を証明する書類、配偶者の収入証明の三点が要り、うち二つは配偶者から受け取るものだからです。手続きの重さに対して貸せる額が見合わないため、商品として置いていない会社のほうが多くなっています。
署名をもらう必要がある以上、配偶者に伝えずに手続きを進めることはできません。家族に伏せておきたいという動機で調べているなら、この制度は最初から外れることになります。
借りる前に確かめる制度
学費や在学中の費用であれば、借入より先に見るべきものがあります。
| 学費の分納や延納 | 学校が定めています。申請の期限は納付期限より前に置かれているのが通例です。 |
|---|---|
| 緊急採用と応急採用 | 家計が急変した場合に、年度の途中から奨学金を申し込める仕組みです。 |
| 学校独自の緊急貸与 | 短期間で少額を貸す制度を持つ学校があります。利子のないものが中心です。 |
いずれも利息がかからないか、年18.0%より大幅に低い水準です。窓口は学生課や会計課で、相談に費用はかかりません。
順序としては、こちらを先に当たってから借入を考えることになります。25万円を借りて49,544円の利息を払う前に、同じ額を分納で納められないかを聞くだけです。断られたとしても失うものはなく、そこから借入に移ればよいだけの話です。
気をつけたいのは申請の時期です。学校の制度は年度や学期の区切りに合わせて設計されており、納付期限を過ぎてから相談しても次の区切りまで使えません。払えないと分かった時点で動くかどうかで、選べる手段の数が変わります。急ぎの度合いによる手段の絞り込みは京都で今すぐお金が必要に整理しました。
公的な制度と学校の制度の使い分けは京都の公的融資に分けました。
京都で申し込む場合
審査の基準も金利も全国で同じです。住んでいる区によって条件が動くことはありません。
市内は大学と専門学校が多く、学生の比率が高い土地です。アルバイトの求人も多い一方、試験期間や長期休暇でシフトが動くため、月ごとの収入に幅が出やすくなります。年収の欄には、その幅を含めた1年分の実績を書いてください。
住民票を実家に残したまま下宿している場合、課税証明書の発行元は実家のある自治体です。書類が要る額でなければ関係ありませんが、必要になったときに慌てないよう、住民票がどこにあるかは把握しておいてください。
学生や配偶者のいる方は、そもそも枠の立ち方が一般の場合と違います。一般的な手段の並びは京都でお金を借りるに、少額で足りる場合は京都の少額融資にまとめました。
よくある質問
学生が借りるとき何を先に考えますか?
就職してから返すほうが楽ではないですか?
いくらまで借りられますか?
仕送りや奨学金は年収に入りますか?
在籍確認は大学に来ますか?
収入のない専業主婦に枠は出ますか?
京都市の地図
社会福祉協議会は市内11区のすべてに置かれています。学費に関する相談は、まず在学先の窓口が入口になります。