100万円を60回で借りるとして、使途自由のフリーローンが年12.0%なら利息は334,667円。同じ額を目的別のローンで年4.0%で組めば104,991円です。差は229,676円。見積書や請求書を1枚出して使い道を示すだけで、これだけ動きます。1ポイントあたり28,709円という換算になり、書類を出すかどうかが金利8ポイント分の判断になります。
使途を示すと利息が23万円下がる
100万円、60回、元利均等という条件で金利だけを動かします。
| 金利 | 毎月 | 総支払額 | 利息 |
|---|---|---|---|
| 年12.0%(使途自由) | 22,244円 | 1,334,667円 | 334,667円 |
| 年8.0% | 20,276円 | 1,216,584円 | 216,584円 |
| 年4.0%(目的別) | 18,417円 | 1,104,991円 | 104,991円 |
| 年2.0% | 17,528円 | 1,051,666円 | 51,666円 |
各商品で見かける水準に金利を置いた概算です。実際に適用される率は審査で決まります。
年12.0%と年4.0%で、利息の差は229,676円になります。毎月でも3,827円違います。
1ポイントの値打ちは28,709円
8ポイントの差で229,676円なので、1ポイントあたり28,709円という計算になります。
使途を示す書類を1枚出す手間と、この額を並べてみてください。見積書を取り寄せるのに数日かかるとしても、費用としては釣り合いません。
逆に言えば、書類を出せない事情があるなら、その事情に229,676円の値段が付いているということでもあります。使い道を伝えたくないという理由で使途自由を選ぶ場合、その判断の重さは把握しておく価値があります。
条件ごとの効き目を同じ物差しに揃える方法は条件を金利換算するに置きました。
なぜ使途で金利が変わるのか
使い道が特定できると、貸す側から見た不確かさが減るためです。
教育費やリフォームのように、支出の内容と時期がはっきりしている借入は、返済の見通しも立てやすくなります。見積書があれば金額の根拠も確かめられます。
使途自由の商品では、何に使われるかが分かりません。同じ人が同じ額を借りても、判断の材料が少ないぶん金利は高めに設定されます。
審査そのものが厳しくなるわけではなく、条件の付け方が変わるという理解が近いところです。
金利の幅も商品説明に出ています。目的別であっても下限と上限が示されており、初回の契約では上限側になりやすい点は使途自由と変わりません。比べるときは、どちらも上限で揃えてください。上限どうしで並べても差が残るなら、その差は実際に手に入ります。
目的別が用意されている用途
金融機関によって扱いは違いますが、よく見られる区分があります。
| 教育 | 入学金、授業料、下宿の費用など。在学証明や納付書が材料になります。 |
|---|---|
| 住宅の改修 | リフォームや修繕。工事の見積書を出します。 |
| 自動車 | 購入費用。売買契約書や見積書が要ります。 |
| 医療 | 治療費。診療明細や見積が材料になります。 |
自分の使い道がこの区分に当たるなら、使途自由の商品と並べて比べる価値があります。金利の水準がひと桁違うこともあります。
該当する区分がない場合でも、金融機関に聞けば近い商品を案内されることがあります。
求められる書類
目的別を選ぶと、通常の書類に加えて使途を示すものが必要になります。
見積書、請求書、契約書の写し、納付書。いずれも支出の相手方が発行するもので、金額と内容が記載されていることが条件です。手書きのメモや自分で作成した書類では足りません。
取り寄せに日数がかかる場合、その分だけ融資までの期間が延びます。急ぐ場面では、この日数が判断材料になります。
また、借りた資金が実際にその用途へ使われたかを、後から確認される場合もあります。領収書の提出を求められることがあるため、支払いの記録は残しておいてください。
同じ金融機関のなかでも、目的別と使途自由で審査の窓口が分かれていることがあります。相談の段階で使い道を伝えれば、該当する商品があるかどうかをその場で確かめられます。申込の前に一度聞いておくだけで、8ポイント分の選択肢が見つかることがあります。
使途自由が向く場面
目的別が使えない、あるいは使わないほうがよい場合もあります。
複数の用途にまたがる場合、目的別では収まりません。生活費の補填や、既存の返済に充てる場合も対象外になるのが一般的です。使い道が固まっていない段階でも、目的別は選べません。
急いでいる場合も同じです。書類を取り寄せる日数が加わるため、当日や翌日といった速さは望めません。
| 目的別が向く | 用途が1つに固まり、書類が出せて、日数に余裕がある。 |
|---|---|
| 使途自由が向く | 用途が複数、書類が出せない、または急いでいる。 |
証書貸付という契約の型
フリーローンも目的別も、契約の型は同じです。
契約時に決めた金額を一度で借り、決めた回数で返します。追加の借入はできません。完済すれば契約は終了し、また借りるには申込からやり直すことになります。
この型の利点は、総支払額が契約時に確定することです。元本、金利、回数がすべて決まるため、契約書に総額が記載されます。5年間の家計に固定の項目が1つ入ると分かった状態で始められます。
不足が出たときの選び方は組み直しと別枠の比較に置きました。
用途が固まっていない段階なら、固めてから申し込むという順序もあります。見積書を取れば金額の根拠が手に入り、必要額そのものも正確になります。金額が確定していれば、借りすぎも避けられます。必要額の出し方は神戸の少額融資に置きました。
繰上返済の扱い
証書貸付では、繰上返済に手数料がかかる商品があります。
一部を繰り上げる場合で数千円、全額を繰り上げる場合は数千円から1万円台という設定が見られます。何度も入れる前提なら、この手数料が積み上がります。
手数料が無料の商品であれば、余裕の出た月に上乗せして期間を縮められます。契約前に、繰上返済の可否と手数料を確かめておいてください。
入れる時期による効き目の差は繰上返済の効き方で計算しました。
神戸でフリーローンを使う
神戸では、銀行と信用金庫がこの種の商品を扱っています。
| 地方銀行 | 兵庫県内に営業基盤があります。目的別を細かく分けている商品もあります。 |
|---|---|
| 信用金庫 | 営業地区に住むか勤めていることが条件です。地域向けの設定が見られます。 |
| 都市銀行 | 全国共通の商品です。オンラインで申込が完結します。 |
結論が出るまで1週間から2週間を見ておく必要があります。すぐ要る資金には合いませんが、そのかわり金利はカードローンより低く抑えられます。1ポイントで28,709円動く世界なので、待てる場合の差は大きくなります。
神戸で選べる経路をまとめたものは神戸でお金を借りるに置いてあります。
よくある質問
使途を示すとどれだけ安くなりますか?
書類1枚の値打ちはいくらですか?
なぜ使途で金利が変わるのですか?
どんな書類が必要ですか?
使途自由を選んだほうがよい場合は?
神戸ではどこで扱っていますか?
神戸市の地図
社会福祉協議会は市内9区のすべてに置かれています。相談の段階では費用は発生しません。