借入先を選ぶ基準を、借りるときの条件ではなく、返せなかったときの扱いに置くと順序が変わります。遅延損害金の上限は年20.0%です。残高30万円で60日遅れた場合、通常の年18.0%なら8,876円、遅延損害金なら9,863円。差は987円しかありません。金額としては小さいのです。実際に効いてくるのは、3か月以上の遅れが信用情報に登録され、5年のあいだ残るという点のほうです。だから比べる項目は、率ではなく相談に応じる仕組みがあるかどうかになります。
返せなかったときの扱いで選びます
条件がよく見える相手ほど、うまくいかなかったときにどうなるかは書かれていません。そこを先に見ておくと、選び方が変わります。
比べる項目として並ぶのは、金利、限度額、所要時間、無利息の有無。どれも順調に返せる前提で作られています。
ところが借りる人が本当に困るのは、予定どおりに返せなくなった局面です。その局面での扱いは、商品説明の後ろのほうに小さく置かれています。
順調なら差は数千円です。つまずいたときの差は、それより大きくなることがあります。しかも順調かどうかは、借りる時点では決められません。
遅延損害金の差は987円です
まず、金額としての差を出しておきます。
| 区分 | 率 | 60日ぶん |
|---|---|---|
| 通常の利息 | 年18.0% | 8,876円 |
| 遅延損害金 | 年20.0% | 9,863円 |
残高30万円を日割りで計算した概算です。遅延損害金の率は各社の定めによります。
差は987円です。遅れると急に膨らむという印象があるかもしれませんが、率そのものの差はこの程度です。
営業的な貸付では、遅延損害金の上限が年20.0%と定められています。これを超える設定はできません。数字の面では、想像より抑えられているということです。上限そのものが法律で決まっている以上、各社の差もその範囲に収まります。
だから遅延損害金の率だけを見て選ぶ意味は薄くなります。見るべきは別のところにあります。
効いてくるのは記録のほうです
金額よりも重いのが、信用情報への登録です。
| 1か月程度の遅れ | 社内の記録には残りますが、登録の扱いは各社の運用によります。 |
|---|---|
| 3か月以上の遅れ | 延滞として登録されます。5年のあいだ保有されます。 |
登録されると、その期間は新しい契約が難しくなります。カードの更新や住宅の契約にも影響が及ぶことがあります。金額に直せない不利益なので、比べるときには抜け落ちがちです。
987円との比較で言えば、こちらが本体です。遅れそうだと分かった時点で連絡を入れれば、この登録を避けられることがあります。
実際に遅れてしまった場合にできることは返済が遅れた場合にまとめました。
返済額を下げられるかを聞きます
収入が減ったとき、毎月の返済額を一時的に下げられるかどうかは会社によって違います。
応じる会社は、期間を区切って利息だけの返済に変える、返済額を減らして期間を延ばすといった形で調整します。応じない会社は、契約どおりの額を求めます。
この違いは申し込む前には見えません。問い合わせて聞くか、返済に困った場合の案内が用意されているかを見るしかありません。
案内のページを持っている会社は、少なくともその局面を想定しています。ないなら、そこから先は個別の交渉になります。手段ごとの違いは借入先の違いを比較に置きました。
連絡の経路を決めておきます
遅れたときに、どこへどう連絡が来るかは契約の時点で決まっています。
| 本人の携帯 | 最初はここにかかります。出られる時間帯を伝えておくと話が早く進みます。 |
|---|---|
| 自宅 | 携帯につながらない場合に使われます。 |
| 勤務先 | 他の経路で連絡が取れない場合に限られるのが通例です。 |
都内へ通勤していると、日中の電話に出られないことがあります。出られないまま日が過ぎると、次の経路へ移ります。会社にいるあいだは気づかず、帰ってから着信に気づくという形になりがちです。
だから連絡先の欄は、実際につながる番号を書いてください。折り返せる時間帯を伝えておけば、それだけで経路が下へ移るのを防げます。
分割で返す権利を失う条項
遅れが続くと、毎月に分けて返すという取り決めそのものが外れます。
契約の条項には、一定の回数や期間を超えて遅れた場合に残高の全額を一度に請求できると書かれています。分割で返せるのは契約が守られているあいだだけ、という組み立てです。
| 遅れが短いうち | 遅延損害金がつきますが、分割の取り決めは残ります。 |
|---|---|
| 条項に当たると | 残高の全額と、それまでの遅延損害金を一度に求められます。 |
30万円を毎月1万円ずつ返していた人が、突然30万円を求められる形になります。毎月の額なら払えても、全額は払えないというのが普通です。
何回の遅れで当たるかは商品によって違います。契約書面に書かれているので、借りる前に読んでおいてください。回数が明記されていれば、そこまでに連絡すればよいと分かります。
相談に応じる仕組みがあるか
ここまでをまとめると、比べる項目は次の形になります。
| 返済に困った場合の案内 | 用意されているか。どこに置かれているか。 |
|---|---|
| 相談の受付 | 電話だけか、会員サイトからも出せるか。 |
| 受付の時間帯 | 平日の日中だけか、夜や土日も受けているか。 |
| 遅延損害金の率 | 年20.0%を超えていないか。 |
いちばん下は確認のためです。超えていれば、そもそも比べる相手ではありません。正規の登録がある業者なら、この線を越えることはありません。
上の三つは、順調なうちには使わない項目です。それでも、使う場面が来たときには金利差より大きく効きます。
借りる前の段階で何を見られるかは審査基準のほうにまとめてあります。順調なうちの話と、つまずいたあとの話は別々に置きました。
さいたまで選ぶ場合
遅延損害金の上限も登録の期間も全国共通で、市内10区による違いはありません。
県内で効いてくるのは、相談の受付時間です。平日の日中しか受けていない会社だと、都内から帰ってからでは連絡できません。夜や土日に受付がある会社を選んでおくと、いざというときに動けます。
会員サイトから相談を出せる形なら、時間帯そのものが問題になりません。電話だけの会社より、この点では扱いやすくなります。
条件そのものの比べ方はさいたまの消費者金融に、手段全体の並びはさいたまでお金を借りるに置きました。
よくある質問
遅れると利息はどれくらい増えますか?
遅延損害金に上限はありますか?
本当に重いのは何ですか?
返済額は下げられますか?
勤務先に連絡が行きますか?
比べるとき何を見ればよいですか?
さいたま市の地図
社会福祉協議会は市内10区のすべてに置かれています。担当になるのは住民登録のある区で、勤務先が都内であっても変わりません。