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静岡の公的融資|返し始めるのは3年後から

被災直後の支出が続く時期に、返済が乗りません。

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静岡の公的融資

災害援護資金は、災害で世帯主が負傷したり、住居や家財に損害を受けた世帯に、市が貸し付ける制度です。上限は350万円で、利率は年3%以内の範囲で市の条例が定めます。保証人を立てれば無利子とする扱いもあります。据置期間は3年で、その間は返済が始まりません。同じ350万円を年15.0%の民間の借入で10年かけて返せば、利息はおよそ327万円です。無利子の公的な貸付との差は、被災後の家計にそのまま残ります。所得の要件があるので、まず窓口で対象かどうかを確かめてください。

災害援護資金の条件

災害弔慰金の支給等に関する法律にもとづき、市区町村が被災した世帯に貸し付ける制度です。

対象世帯主が1か月以上の療養を要する負傷をした場合、または住居や家財に一定以上の損害を受けた場合です。
限度額被害の種類と程度に応じて定められ、上限は350万円です。
利率年3%以内で市の条例が定めます。保証人を立てれば無利子とする扱いもあります。
所得の要件世帯の人数に応じた所得の上限があります。

対象になるのは、災害救助法が適用された災害など、一定の要件を満たす災害です。

申請にはり災証明書が要ります。被害の認定を受けるまでの流れは静岡でお金を借りるで扱いました。

無利子と民間の差を金額で見る

350万円を10年かけて返す場合に、利率でどれだけ変わるかを出します。

利率毎月の返済利息の合計
無利子約29,167円0円
年3.0%33,797円555,640円
年15.0%56,468円3,276,160円

350万円を毎月同額で120回に分けて返した場合の概算です。無利子の欄は据置期間を考えず単純に等分したものです。

年3.0%と年15.0%の差は272万円です。被災して収入が落ちている時期に、この差は決定的になります。

公的な貸付を先に当たる理由は、金額で見ればはっきりします。

据置期間の意味

災害援護資金には、借りてから返し始めるまでの猶予があります。

据置期間3年です。特別の事情がある場合は5年とされることがあります。
据置期間中返済は始まりません。
償還期間据置期間を含めて10年です。

被災した直後は、住まいの確保や家財の買い直しで支出が続きます。その時期に返済が乗らないことには大きな意味があります。

民間の借入にこうした猶予はありません。契約した翌月から、いきなり返済が始まります。

ほかの公的な貸付

災害援護資金のほかにも、被災後に使える貸付があります。

緊急小口資金社会福祉協議会が扱う少額の貸付です。上限10万円、無利子。
生活福祉資金の福祉費災害を受けたことによる臨時の費用に充てられます。
災害復興住宅融資住宅金融支援機構が、住宅の建設や補修の資金を貸し付けます。
母子父子寡婦福祉資金ひとり親世帯が対象の貸付です。

それぞれ窓口も要件も違います。どれに当たるかは、区役所か社会福祉協議会の相談で整理できます。

制度の全体は生活福祉資金の解説にまとめました。

返さなくてよい支援と組み合わせる

借りる前に、返さなくてよいお金を数え切ってください。

被災者生活再建支援金住宅の被害の程度に応じて支給されます。
災害弔慰金・災害障害見舞金家族を亡くした場合や、重い障害が残った場合に支給されます。
義援金集まった額に応じて配分されます。
市の見舞金自治体が独自に支給することがあります。

これらを引いた差額が、借りるべき額です。順番は静岡でお金を借りる方法に置きました。

交付までの日数

公的な貸付は、申請から交付まで時間がかかります。

り災証明書の交付、申請、審査、決定、振込という順に進みます。災害の直後は申請が集中するため、通常よりさらに日数がかかることがあります。

その間の当座の資金は、緊急小口資金や預金の払戻しで手当てすることになります。

被災直後に使える手段は静岡の少額融資にまとめました。

返せなくなった場合

公的な貸付でも、返済の義務は残ります。据置期間が明けてから返せなくなることもあります。

災害援護資金には、支払を猶予する仕組みや、やむを得ない事情がある場合に免除する定めが設けられています。返せないまま放置せず、市の担当課に相談してください。

民間の借入を含めて全体が立ちゆかないなら、自然災害債務整理ガイドラインの対象になることがあります。

ガイドラインの使い方は静岡の銀行カードローンに書きました。

静岡で申し込む場合

災害援護資金の窓口は市です。市内3区の区役所が受け付けます。

緊急小口資金と生活福祉資金は、静岡市の社会福祉協議会が扱います。

大きな災害の後には、複数の制度をまとめて案内する臨時の窓口が設けられることがあります。どの制度に当たるか分からないときは、そこで相談してください。

住宅の再建の融資は、住宅金融支援機構と提携する金融機関でも相談できます。

よくある質問

災害援護資金はいくらまで借りられますか?
被害の種類と程度に応じて定められ、上限は350万円です。世帯主が1か月以上の療養を要する負傷をした場合や、住居と家財に一定以上の損害を受けた場合が対象です。
利率はどれくらいですか?
年3%以内で市の条例が定め、保証人を立てれば無利子とする扱いもあります。350万円を10年で返す場合、年3.0%なら利息555,640円、年15.0%なら3,276,160円です。
すぐに返済が始まりますか?
据置期間は3年で、その間は返済が始まりません。特別の事情があれば5年とされることがあります。償還期間は据置期間を含めて10年です。
ほかに公的な貸付はありますか?
緊急小口資金、生活福祉資金の福祉費、住宅金融支援機構の災害復興住宅融資、ひとり親世帯向けの母子父子寡婦福祉資金があります。窓口も要件も制度ごとに違います。
すぐに振り込まれますか?
り災証明書の交付から申請、審査、決定を経るため時間がかかります。災害の直後は申請が集中し、さらに日数がかかることがあります。
返せなくなったらどうなりますか?
支払を猶予する仕組みや、やむを得ない事情がある場合の免除の定めがあります。放置せず市の担当課に相談してください。
本ページの試算は350万円を毎月同額で120回に分けて返済した場合の概算です。災害援護資金の限度額、利率、据置期間と償還期間、所得の要件は、法令と市の条例により、災害ごとに異なることがあります。

静岡市の地図

市内は葵区・駿河区・清水区の3区に分かれています。り災証明書の申請は住宅のある区の窓口が受け付けます。

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