審査で見られる収入の性質だけを取り出せば、年金は最も安定した部類に入ります。景気で増減せず、勤務先が傾いても止まらず、二か月ごとに同じ額が確実に入るからです。給与よりも変動が小さいと言えます。にもかかわらず、年金を受け取る人ほど申し込める商品は少なくなります。安定しているのに候補が減るという、逆を向いた扱いです。理由は収入の中身ではなく、年齢という別の条件にあります。二つを分けて考えると、対処も見えてきます。
年金は変動の小さい収入です
継続して同じ額が入るという点では、年金は給与より読みやすい収入です。返済能力を見るうえで、不利な材料ではありません。
| 給与 | 残業や賞与で月ごとに動きます。勤務先の状況にも左右されます。 |
|---|---|
| 年金 | 額が決まっており、二か月ごとに同じ額が入ります。 |
| 事業の所得 | 年によって大きく動きます。前年の実績で見られます。 |
真ん中がいちばん読みやすい形です。毎年の改定で多少は動きますが、幅は限られています。
だから収入の性質そのものを理由に断られることは、通常ありません。額が小さければ枠も小さくなりますが、それは計算の結果です。
それでも候補が減る理由
安定しているのに申し込める先が少ないのは、別の条件が働くためです。
年齢の上限は、収入とは関係なく置かれています。返し終わるまでの期間をどう見込むかという、貸す側の設計の問題です。
収入が十分にあっても、年齢で外れれば申し込めません。逆に、年齢の条件を満たしていれば、年金だけの収入でも枠は立ちます。
この二つは別々に判断されます。片方を理由にもう片方をあきらめる必要はありません。年齢の条件が商品ごとに違う点は北九州の融資会社の選び方にまとめました。
見られるのは四つです
審査で確かめられる項目を整理します。
| 収入 | 額と、継続して入るかどうか。年金は後者で強い材料になります。 |
|---|---|
| 他社の借入 | 残高と件数です。年収の3分の1という枠の計算にも入ります。 |
| 返済の履歴 | 過去に遅れがあるかどうか。5年のあいだ記録が残ります。 |
| 年齢 | 申込時と完済時の両方で見られます。 |
このうち自分で動かせるのは二つ目だけです。他社を完済すれば、残高も件数も同時に減ります。
三つ目は時間が解決します。四つ目は逆に、待つほど条件から遠ざかります。
他社の件数と残高
合計額が同じでも、何社と契約しているかで見え方が変わります。
50万円を1社から借りている場合と、5社から10万円ずつ借りている場合。枠の計算では同じですが、後者は必要になるたびに契約を増やしてきたと読まれます。
件数が多いなら、まとめるという選択もあります。ただし年齢の条件で借り換え先が見つからないこともあるので、そこは確かめてから考えてください。仕組みそのものはおまとめローンに置きました。
使っていない枠も、契約している以上は件数に入ります。残高が0円でも記録には残るので、使わないと決めているなら解約しておくほうが整理されます。
記録に何も残っていない場合
逆の状況もあります。これまで借入もカードの利用もなかった場合です。
信用情報に何も登録されていないと、返済の実績を示すものがありません。遅れがないことは確かですが、返した実績もないという状態になります。
不利になるわけではありませんが、判断の材料が少ないため慎重に見られることがあります。額が控えめに提示されるのは、そのためです。
これを理由に何かを準備する必要はありません。借りる予定がないのに記録を作る意味はないからです。少額から始めて返した実績を作る、という進み方はあります。
通らなかったときに直せるもの
結果が出たあとに手を打てる項目を分けます。
| すぐ直せる | 他社の残高と件数。完済すれば両方が減ります。 |
|---|---|
| 時間が要る | 申込の記録は6か月、返済の遅れは5年で消えます。 |
| 直せない | 年齢と、年金の額そのものです。 |
上の行から順に手をつけます。借りる額そのものを下げて出し直すことも、実質的にはここに入ります。
年齢が理由で外れているなら、待っても状況は良くなりません。条件の違う商品を探すか、公的な制度に切り替えるかになります。
理由の代わりに使えるもの
断られた理由は示されません。どの会社も同じ扱いで、聞いても総合的な判断という答えが返るだけです。
その代わりになるのが、自分の記録を自分で見ることです。指定信用情報機関には開示の仕組みがあり、登録されている内容を確かめられます。
| 分かること | 契約している先、残高、返済の状況、申込の履歴です。 |
|---|---|
| 費用 | 数百円から千円ほどの手数料がかかります。 |
| 機関の数 | 複数あり、扱う情報の範囲が異なります。 |
見て何もなければ、原因は年齢か、年金の額と借入額の関係のどちらかに絞られます。二つのうちどちらかと分かるだけで、次の動き方が決まります。
覚えのない申込や、忘れていた契約が残っていることもあります。その場合は、そこから片づけることになります。
額を先に決めておく
審査に通ることを目的にすると、順序が入れ替わります。
いくらまで借りられるかを先に知ろうとすると、提示された額をそのまま受け取ることになります。実際に必要な額より大きければ、余った分にも利息がかかります。
| 先に出すもの | 年金の額から住居費と生活費を引いて、返済に回せる残りがいくらか。 |
|---|---|
| 次に決めるもの | その額で返し切れる借入額。期間は年齢の条件から決まります。 |
| 最後に見るもの | 提示された枠。必要な額を超えていても、使う必要はありません。 |
枠が大きく出ることは、借りてよい額が大きいという意味ではありません。返せる額と、借りられる額は別々に決まります。
年金の二か月周期を踏まえた返済額の置き方は北九州の消費者金融に書きました。
北九州で申し込む場合
審査の考え方は全国共通で、市内7区による違いはありません。
県内で用意しておくものは、年金額改定通知書です。毎年6月ごろに届くもので、収入を示す書類として使えます。封を開けたら、そのまま決まった場所へ入れておく習慣にしておくと確実です。
紛失した場合は年金事務所で再交付を頼めます。市内にも窓口があるので、必要になる前に手配しておくと申込の段階で止まりません。振込通知書でも代えられることがあります。
提出が求められる境目と、使える書類の種類は収入証明書なしの借入にまとめました。
職業欄の書き方と年金の合算は北九州での借入手続きに、全体の枠と年齢の条件は北九州でお金を借りるにまとめました。
よくある質問
年金だと審査で不利ですか?
年齢と収入は別に見られますか?
何を見られるのですか?
これまで借りたことがないと不利ですか?
通らなかったら何を直しますか?
理由は聞けますか?
北九州市の地図
社会福祉協議会は市内7区のすべてに置かれています。担当になるのは住民登録のある区で、年金を受け取っている世帯の相談も同じ窓口です。