21,000円が足りないとき、1万円単位でしか借りられない会社では30,000円を借りることになります。30日分の利息は444円。ところが実際に必要だったのは21,000円なので、必要額に対する負担は年25.7%にあたります。表示されている年18.0%との差は7.7ポイント。金利ではなく、借入の単位が作っている差です。
借入の単位が実効年率を動かす
多くの会社は1万円単位で貸します。必要額がその単位に収まらないと、差額まで借りることになります。
| 本当に必要な額 | 借りる額 | 30日の利息 | 必要額に対する年率 |
|---|---|---|---|
| 21,000円 | 30,000円 | 444円 | 25.7% |
| 23,000円 | 30,000円 | 444円 | 23.5% |
| 25,000円 | 30,000円 | 444円 | 21.6% |
| 27,000円 | 30,000円 | 444円 | 20.0% |
| 29,000円 | 30,000円 | 444円 | 18.6% |
| 30,000円 | 30,000円 | 444円 | 18.0% |
いずれも実質年率18.0%、30日で一括返済した場合の概算です。
同じ会社、同じ金利でも、必要額の位置しだいで負担は18.0%から25.7%まで動きます。金利の表示だけを見ていると、この差は見えません。
単位の直後がいちばん高い
不利になるのは、必要額が単位をわずかに超えたときです。
21,000円という額は、2万円をたった1,000円超えています。それだけで借入額は3万円に切り上がり、9,000円ぶん余計に借りることになる。この9,000円は使わないまま利息だけを負担します。
逆に29,000円であれば、切り上がるのは1,000円だけ。負担は年18.6%にとどまります。単位を超えた直後がもっとも不利で、次の単位に近づくほど差が縮む構造です。
必要額を先に正確に出しておくと、自分がどの位置にいるかが分かります。出し方は給料日から逆算する手順に置きました。
1,000円単位なら差は消える
より細かい単位で貸す会社を選べば、この上乗せは発生しません。
21,000円をそのまま借りられれば、30日の利息は311円。必要額に対する年率は表示どおりの18.0%です。3万円を借りた場合の444円と比べて133円安く、率では7.7ポイント低くなります。
| 1万円単位 | 21,000円必要なら30,000円。利息444円、実効25.7%です。 |
|---|---|
| 1,000円単位 | 21,000円を21,000円で。利息311円、実効18.0%です。 |
1回あたりの差は133円と小さく見えますが、率としては金利を4割ほど押し上げているのと同じ働きをします。少額を繰り返し使う見込みがあるなら、単位の細かさは金利と同じ重さで見る項目になります。
単位は商品説明に書かれていますが、目立つ場所にはありません。金利や限度額の下に、貸付の方法や返済方式と並んで小さく載っているのが普通です。申込の前に一度だけ確認しておけば足りる項目でもあります。
端数を先に返してしまう
1万円単位でしか借りられなくても、返す側は任意の額を入れられる場合があります。
3万円を借りた当日か翌日に、余った9,000円をそのまま随時返済で入れる。こうすれば残高は21,000円になり、以後の利息は21,000円に対してかかります。切り上げの不利を、ほぼ打ち消せます。
ただし、入金の扱いを確かめてください。元金へ充当されなければ残高は減りません。次回以降の返済に充てる形で処理されると、利息は減らないままです。
入金の指定と時期による効き目の差は繰上返済の効き方で数字にしました。
切り上げた分を使わない
すぐに返せない場合でも、使わずに置いておくという手はあります。
余分な9,000円を口座に残しておけば、返済のときにそのまま充てられます。利息は発生し続けますが、使ってしまえば返す原資が9,000円減り、次の月に持ち越すことになります。
手元にあるお金を使わずに置いておくのは、実際にはむずかしい部分です。だからこそ、当日中に返してしまうほうが確実になります。
| 最も有利 | 1,000円単位の会社で必要額だけ借りる。 |
|---|---|
| 次に有利 | 切り上げて借り、余りをその日のうちに元金へ入れる。 |
| 不利 | 切り上げた額をそのまま使ってしまう。 |
少額帯は上限金利も高い
単位の問題に加えて、少額そのものが高い帯に入ります。
| 元本 | 利息制限法の上限 |
|---|---|
| 10万円未満 | 年20.0% |
| 10万円以上100万円未満 | 年18.0% |
| 100万円以上 | 年15.0% |
3万円は最も高い帯にあり、年20.0%まで設定できます。その場合の30日の利息は493円。必要額21,000円に対する年率は28.6%に上がります。
単位による切り上げと、帯による高さ。少額ではこの2つが同時に働きます。
返済の側にも単位がある
毎月の約定返済額も、残高の区分ごとに決まっているのが一般的です。
この額は自分では選べません。残高が区分の上端にあるほど、返済額に対して利息の取り分が大きくなり、元本の減りが鈍ります。
随時返済であれば任意の額を入れられるため、区分をひとつ下げるところまで残高を落とすという使い方ができます。区分の刻みがどう効くかは元本に届く割合で計算しました。
借りるときの単位と返すときの区分。どちらも金額の表示には出てきませんが、負担には効いてきます。
毎月同じことが起きている場合
切り上げの話が毎月出てくるなら、問題は単位ではありません。
月の収支が2万円前後不足している状態が続いているということです。借入で埋めているかぎり翌月も同じ額が足りず、利息の分だけ穴は少しずつ広がります。
この場合に要るのは、単位の細かい会社ではなく収支の見直しです。固定費の中に使っていない契約が残っていないかを先に確かめてください。
見直しても届かないなら、公的な制度が次の候補になります。世帯の状況で使える資金が変わるため、対象は公的融資の区分で確認できます。
神戸で少額を借りる
神戸で少額を借りる場合、単位と手数料の両方を見て選ぶことになります。
| オンライン完結 | 来店が不要です。振込で受け取れば手数料もかかりません。 |
|---|---|
| 提携ATM | 市内に多くあります。取引ごとに手数料が発生します。 |
| 自動契約機 | 三宮や元町の周辺に集まっています。その場でカードを受け取れます。 |
数万円のために往復するなら、時間の分だけ不利になります。振込で受け取り、返済も口座振替かインターネット返済にすれば、単位以外の上乗せは避けられます。
神戸で使える手段の並びは神戸でお金を借りるにあります。
よくある質問
借入の単位で負担は変わりますか?
どんなときに最も不利になりますか?
1,000円単位の会社ならどうなりますか?
切り上げた分はどうすればよいですか?
金額が小さければ金利も低くなりますか?
神戸ではどこで借りるのが有利ですか?
神戸市の地図
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